ニュース
» 2018年08月06日 12時00分 公開

これは想像の上をいくセンス 謎過ぎる「シチリアの旗」のデザインはどうしてこうなった

妙に人気がある。

[ねとらぼ]

 サクッと読めて、会社や学校でちょっと知ったかぶりできる「今日の雑学」のお時間です。今回は「旗」に関わる雑学3つをご紹介します。


その1:シチリアの旗は「どうしてこうなった」感がすごい



 地中海に位置し、レモンの産地などとして有名なイタリア・シチリア島。この島が属するシチリア州の旗は、一度見たら忘れられない不思議なデザインをしています。



 膝を直角に曲げた足が3本、そしてその中央には何とも言えない表情の顔。日本の妖怪・輪入道をほうふつとさせる絵が描かれています。どうしてこのようなデザインになったのでしょうか?

 この3本足を持つ顔は「トリナクリア」というシチリアのシンボル。三角形の島の形を表しているとも、春夏秋の季節を表しているとも言われています。真ん中の顔はギリシャ神話の女神メデューサで、シチリアの肥沃な大地を司っているといいます。


 このような3本足の模様は「三脚巴」「トリスケル」と呼ばれ、世界一危険なバイクレース「マン島TTレース」の開催地として知られるイギリス・マン島の旗にも、よろいを装着した3本足が描かれています。


マン島の旗は人気があるのか、Amazonにはスマホカバー、マウスパッドなどのグッズも


その2:意外と知らない“海賊旗の豊富なデザイン”

 ゲームや漫画などのモチーフにもなっている、近代ヨーロッパの海賊。その船に掲げられている旗といえば、黒地に頭蓋骨と2本の骨をあしらったものが有名です。しかし、実際には、これとはデザインが大きく異なる旗も使われていたとか。


Edward Englandの旗のデザイン。ジョリー・ロジャーといえば、このイメージ(photo by WarX, edited by Manuel Strehl(CC BY-SA 3.0)
イギリスの海賊・John Quelch(photo by WarX, edited by Manuel Strehl(CC BY-SA 3.0)
海賊黄金時代に最も成功した海賊・Bartholomew Roberts(photo by Orem(CC BY-SA 3.0)
フランスの海賊・Jean Thomas Dulaienら(photo by Orem(CC BY-SA 3.0)
「紳士の海賊」と呼ばれたStede Bonnet
Christopher Moodyの赤い旗(photo by Orem(CC BY-SA 2.5

 アニメなどでもおなじみになっているあの海賊旗は、英語で「Jolly Roger(ジョリー・ロジャー)」と呼ばれています。名前の由来は定かではありませんが、17、18世紀にカリブ海などで活動した海賊たちは、このジョリー・ロジャーを好んで使用していたといいます。

 海賊船内にはさまざまな旗が用意されており、それらを使い分けることで他船舶への意思表示などを行っていたとか。ジョリー・ロジャーには脅しの意味合いがあり、死を連想させる頭蓋骨や武器、砂時計(危険が迫っていることを暗示)などが描かれていたそうです。

 実際の使用例としては「ジョリー・ロジャーを見せている段階で相手が降伏した場合は、命までは奪わないなどの救済措置。抵抗の構えを見せたときは、赤色の旗を掲げて容赦なく攻撃する」というものがよく知られています。「黒い旗」は海賊の代名詞になっていますが、本当に危険なのは、その後に使われる「赤い旗」というわけです。

※「どの海賊がどんな旗を使っていたのか」については明らかになっていない点も多いが、以下に、使用者といわれている人物名を、再現されたジョリー・ロジャーとともに記載。


その3:旗振りをする「緑のおばさん」の“めっちゃかわいい英語名”

 最後のネタは、旗は旗でも「旗振りのおばさん」に関するお話です。通学する子どもが、横断歩道を安全に渡れるようにする学童擁護員。日本では「緑のおばさん」などと呼ばれることがありますが、実は英語圏にも、ちょっと変わった愛称が使われています。

解説

 緑のおばさんの由来は、学童擁護員が緑色の制服などを着用していたこと。子どもにとっては正式な職業名よりも、一目で分かる外見を呼び名にする方が自然だったのかもしれません。

 同様に、英語には「lollipop lady/man(ロリポップレディー/マン)」という愛称が存在。交通整理の際に、丸い板(「STOP」などと書かれている)が付いた棒を使っており、それが棒付きキャンディー、英語で言うところの「ロリポップ」のように見えるのだとか


おまけマンガ



この棒が巨大なキャンディーみたいだから「ロリポップの人」というわけです(photo by Lewis Clarke/CC BY-SA 2.0

主要参考文献


他にもある! こんな雑学

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2206/26/news054.jpg YOSHIKI、母親の四十九日で生まれ故郷へ 喪服姿で悲しみを吐露「I miss my mother」
  2. /nl/articles/2206/26/news010.jpg 大好きなおじいちゃんと留守番をするシェパード、良い子にしてたけど…… 飼い主帰宅ではしゃぐ姿に「やっぱりさみしかったんだね」
  3. /nl/articles/2206/26/news037.jpg 捨てられていた茶トラの子猫を保護、5年がたち…… 美しく幸せいっぱいに成長したビフォーアフターに祝福の声
  4. /nl/articles/2206/25/news079.jpg 「違法薬物が隠れている段ボールはどれ?」 税関が出題したクイズが難問 「常人には分かんねえよ」「難しすぎ」
  5. /nl/articles/2206/26/news058.jpg 「急に目が痛くなりすぎて開かなくなって」 川崎希、“やばい”と感じ旅行先の沖縄で病院へ
  6. /nl/articles/2206/25/news006.jpg 「柴犬の生首かと!」「笑いすぎておなか痛い」「神々しい……」 西日が生んだ奇跡のワンコに爆笑の声
  7. /nl/articles/2206/25/news005.jpg 散歩中の愛犬が用水路で立ち止まり…… 震えるチワワを発見→救助の展開に「賢いワンちゃん」「おうちに帰れてよかった」の声
  8. /nl/articles/2206/25/news064.jpg この画像の中に「ネズミ」が隠れています 猫に見つからないように必死! 分かるとスッキリする隠し絵クイズに挑戦しよう
  9. /nl/articles/2206/24/news185.jpg 「Steamサマーセール2022」が到来 おすすめの激安PCゲーム紹介でTwitterが大にぎわい
  10. /nl/articles/2206/22/news102.jpg 留守番中の愛猫を見たら……おっさんみたいにくつろいでた 振り返る姿に「貫禄がw」「可愛すぎてしんどい」の声

先週の総合アクセスTOP10

  1. ダルビッシュ有&聖子、14歳息子のピッチングがすでに大物 「球速も相当出てる」「アスリート遺伝子スゴい」
  2. 大家に「何でもしていい」と言われた結果 → 台所が隠れ家バー風に! DIYでリフォームした部屋の変化に驚きの声
  3. 中谷美紀、外国人夫の連れ子や元妻と楽しい団らん 国籍や目の色など何もかも違えど「これでも家族」
  4. デヴィ夫人、15歳の愛孫・キランさんが社交界デビュー 「山高帽にモーニング」華麗なる正装姿が超ハンサム
  5. 法隆寺がクラファンを開始 わずか1日で目標金額2000万円を達成「予想もしていなかった早さ」
  6. 元保護子猫に、ずっと欲しがっていたぬいぐるみをあげたら…… 予想外の反応に「人間の子供みたい!」の声
  7. 7歳息子が初おつかいに行ったときのレシート、よく見ると…… ママへの愛がつまったエピソードに「泣ける」の声
  8. 才賀紀左衛門、“親密な女性”の初顔出しショット公開 パッチリした目にスッキリした鼻筋で「想像通り美しい」「綺麗な方!」
  9. 愛犬に「子猫が大変です!!」と呼び出された飼い主、ついて行くと…… まさかの“無免許運転”発覚に「かわいすぎるw」
  10. 見事な「赤富士」を捉えた山中湖のライブカメラ映像に驚きと感動の声 葛飾北斎「凱風快晴」のような絶景……!

先月の総合アクセスTOP10

  1. この写真の中に1人の自衛隊員が隠れています 自衛隊が出したクイズが難問すぎる……「答え見ても分からない」と人気
  2. フワちゃん、指原莉乃同乗のクルマで事故 瞬間を伝える動画が「予想の10倍ぶつけてる」「笑い事ではない」と物議
  3. 人気動画ジャンル「ゆっくり茶番劇」を第三者が商標登録し年10万円のライセンス契約を求める ZUNさん「法律に詳しい方に確認します」
  4. この写真の中に2人の狙撃手が隠れています 陸自が出したクイズが難しすぎて人気 まじで分からん!
  5. 華原朋美、“隠し子”巡る夫の虚言癖に怒り「私はだまされて結婚」 家を飛び出した親に2歳息子も「もうパパとはいわなくなりました」
  6. 誰にもバレずに20年 別荘を解体中にバスルームから“とんでもないモノ”が見つかる 「わけがわからない」と困惑
  7. 名倉潤、妻・渡辺満里奈との結婚17周年に“NY新婚旅行”ショット 「妻には感謝しかありません」と愛のメッセージも
  8. 植毛手術のいしだ壱成、イメチェンした“さっぱり短髪”が好評 「凄く似合ってます」「短い方が絶対いい」
  9. 「ビビるくらい目が覚める」「生活クオリティ上がった」 品薄続く「ヤクルト1000」なぜ、いつから人気に? 「悪夢を見る」ウワサについても聞いてみた
  10. 渡辺裕之、66歳バースデーで息子と2ショット 合同誕生日会に「すごいお料理とケーキ」「イケメン息子さん」