ニュース
» 2018年08月27日 21時20分 公開

「動画ひどい」「税金の無駄遣い」と話題 環境省発の萌キャラ「君野イマ&ミライ」は本当に“無駄”なのか話を聞く(1/2 ページ)

YouTubeでの再生数は3桁のものも多数。しかしそれだけが全てというわけではないようで……?

[コンタケ,ねとらぼ]

 行政機関といえばサブカルチャーとは最も遠い所に存在しているイメージですが、2016年から環境省が“萌キャラ”を制作、推進しているのをご存じでしょうか。「君野イマ」「君野ミライ」という2人で、YouTubeに3DCGの動画も公開されています。


環境省 COOL CHOICE 君野イマ 君野ミライ 萌キャラ 「君野イマ」と「君野ミライ」(画像はイマとミライ公式サイトから)

 しかし現在、この2人の動画が「クオリティーが低いのでは」「知名度ゼロ」「税金の無駄遣い」など散々ないわれようとなっているのです。果たして、そんなにダメな子たちなのか。環境省に直接話を聞いてみました。


プロローグ編。果たしてあなたの意見は

環境省が“萌キャラ”に挑む

 そもそも「君野イマ」と「君野ミライ」とは、一体何者なのでしょうか。まずは簡単にご紹介いたしましょう。

 この2人は、環境省が推進する「COOL CHOICE」というプロジェクトから生まれました。「COOL CHOICE」は地球温暖化の抑止のため皆に危機意識を持ってもらうことを目的としており、省エネ家電への買い替えや、エコホームの建築、クールビズといった「賢い選択」をするよう訴求しています。



 そんななか、同プロジェクトは知名度向上を目的に、思い切った策を打ち出します。それが、萌えキャラクターコンセプト&キャラデザイン公募コンテスト。採用者には賞金も出ました。

 そして2017年3月29日、コンセプトとデザインが一般公募から決定。ぐうたらで不摂生な女子高生「君野イマ」が、鏡映しの並行世界「クールワールド」からやってきたしっかり者な自分自身「君野ミライ」から世界の人々にCoolなChoiceを伝える伝道師になってもらうべくエコな生活をたたき込まれる、というものになりました。デザインも、大変かわいらしい感じに。


環境省 COOL CHOICE 君野イマ 君野ミライ 萌キャラ環境省 COOL CHOICE 君野イマ 君野ミライ 萌キャラ 季節服バージョンなども作られています


環境省 COOL CHOICE 君野イマ 君野ミライ 萌キャラ 設定もしっかり作られています

 現在は「COOL CHOICE」公式サイトトップに、2人の特設ページが作られています。また、公式アプリにナビ役として登場したり、YouTubeに3DCGモデルで動く動画が多数投稿されたりと、積極的に活動中。動画内では、上白石萌歌さんが2人の声を当てています。


環境省 COOL CHOICE 君野イマ 君野ミライ 萌キャラ 公式アプリにも登場

「動画のクオリティーが低いのでは?」

 しかし2018年8月20日になり、2人の活動に思わぬ物言いが入ります。ネットメディアが、「3DCG動画のクオリティーが低い」「動画再生数が3桁」「知名度ゼロ」「声優が棒読み」「莫大な税金の無駄遣い」など散々な評価を下した記事を公開したのです。

 この記事はかなり拡散され、YouTubeの動画のコメントにも厳し目のコメントが多数投稿されてしまうことに。某有名同人ゲームの二次創作と比較するコメントが多いのが印象的です。

 実際3DCGのモデリングはレトロ感漂うというか、ノスタルジーを感じるというか、もうちょっとモダンに仕上げられなかったのかなというところがあるのは事実です。また、上白石萌歌さんの演技も、未熟なところが目立つのも否定できません。


環境省 COOL CHOICE 君野イマ 君野ミライ 萌キャラ レトロ感漂うモデリング


環境省 COOL CHOICE 君野イマ 君野ミライ 萌キャラ 今見ると厳しいところがあるのは事実


厳しいコメントが寄せられている動画


こちらもコメントが多くついています

 また、この記事が公開されたことにより注目を浴び、一部の動画の再生数が急上昇。現在は3万回弱再生されているものもあります。

 しかし、果たして本当にそこまで「無駄」だったのか。「失敗」判定を、下してしまっても良いものなのか。生みの親である環境省に話を聞きました。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2107/30/news137.jpg 水谷隼スタッフが一部マスコミの“行き過ぎた取材”に警告 住民を脅かすアポなし行為に「しかるべき措置を検討」
  2. /nl/articles/2107/29/news111.jpg おにぎりパッケージに四苦八苦していた五輪レポーター「日本の素晴らしい人々に感謝」 大量アドバイスで見事攻略
  3. /nl/articles/2107/29/news086.jpg 小5娘「ランドセル壊れちゃった!!」→メーカーに修理に出すと…… 子どもの気持ちに寄りそう「神対応」を描いた漫画に心が温まる
  4. /nl/articles/2107/30/news022.jpg 中年の「何しにこの部屋来たんだっけ?」発生条件を突き止めた漫画にあるあるの声 “忘却”はこうして起きていた……?
  5. /nl/articles/2107/29/news013.jpg おばあちゃんと散歩するワンコ、よく見ると…… かしこ過ぎるイッヌに「どっちが散歩されてる?」「愛と信頼ですね」の声
  6. /nl/articles/2107/29/news044.jpg 3歳娘「カレーが食べたい」にこたえて作ったのに…… あまのじゃくな娘に“大人になること”を学ぶ漫画が考えさせられる
  7. /nl/articles/2107/29/news030.jpg 定価で買った商品が半額になってショック!→娘「ママは値段を理由にそれ買ったの?」 子どもの一言にハッとさせられる漫画
  8. /nl/articles/1902/18/news125.jpg 「誰も消防車を呼んでいないのである!」漫画の作者自ら“消防車が来ない話”としてTwitterに公開 「元ネタ初めて見た」
  9. /nl/articles/2107/28/news135.jpg 波田陽区、そっくりな卓球・水谷隼選手の金メダル獲得で仕事激増 「拙者、これで家賃払えそうですからー!」
  10. /nl/articles/2107/30/news007.jpg 【なんて読む?】今日の難読漢字「島嶼」

先週の総合アクセスTOP10

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「産んでくれた親に失礼」「ちょっと我慢できません」 上原浩治、容姿批判のコラム記事に不快感あらわ
  2. ホワイトタイガー「あっ、落としてもうた」 うっかり子どもを落とした母と、落ちてゆく子どもの表情がじわじわくる
  3. がん闘病の大島康徳、肝臓に続いて肺への転移を告白 息苦しさに悩まされるも「大して成長してない」
  4. 「目パッチリです」 宮迫博之、最高難度の美容整形を決行 クスリ疑惑もたれたクマやほうれい線の一掃で“別迫”に
  5. 石橋貴明の娘・穂乃香「お父さん大好き」 幼少期キスショット公開し「愛されてますね〜」「ステキな写真!」と反響
  6. 大島康徳、ステージ4のがん闘病でげっそり顔痩せ 相次ぐ通院に「正直かなりしんどかった」
  7. 山に捨てられていたワンコを保護→2年後…… “すっかり懐いたイッヌ”の表情に「爆笑した」「かっこよすぎ」の声
  8. 「ブス、死ね」 りゅうちぇる、心ない言葉への返答が感銘を呼ぶ 「心もイケメン」「りゅうちぇるのおかげで自己肯定感上がった」
  9. 『はらぺこあおむし』の版元、毎日新聞の風刺漫画を批判 「おそらく絵本を読んでいない」
  10. 小林礼奈、4歳娘を連れて夕食中に客とトラブル 痛烈コメント受けて「私たち親子を悪にしたい人がいる」