実はノストラダムスの大予言は的中していた? 「創刊40周年記念 ムー展」で名物編集長を取材 NMR ねとらぼミステリー調査班(1/3 ページ)

ムー編集長に最強の超能力者は誰なのか聞きました。

» 2018年10月13日 09時30分 公開
[Kikkaねとらぼ]

 学研プラスが10月12日から開催中の「創刊40周年記念 ムー展」。そのメディア内覧会に一足はやく潜入してきました。ユリ・ゲラー氏が曲げたスプーンやサイババ氏の奇跡の「ビィブーティ(聖灰)」など激アツの展示物が並ぶ中、名物編集長の三上丈晴氏が語った平成最大のムー事件簿とは……!


ムー ムー展 UFO 10月12日から開催中の「創刊40周年記念 ムー展」

ムー ムー展 UFO メディア向け内覧会に潜入! 途中で色が変わる「魔女のパワーストーンドリンク」が振る舞われました。おいしい!

 やってきたのは池袋パルコのPARCO MUSEUM(本館7階)。1979年10月9日に創刊された『ムー』のこれまでの歴史や世界観を堪能できる展覧会です。入り口で来場者を待ち構えるのは、「創刊40週年記念 特別号外」と題された「ムー“編集長”新聞」の特大パネル。パネルには三上編集長による「『ムー』は大胆な仮説を楽しむ雑誌だと思っている」という見解や、来場者への謝辞がつづられていて、なぜオカルト情報誌である月刊『ムー』が長年に渡り愛されてきたのかが伝わってきます。


ムー ムー展 UFO パルコのエレベーターにもムー展の告知。ワクワク

ムー ムー展 UFO 「ムー“編集長”新聞」の特大パネル

ムー ムー展 UFO 『ムー』といえば名物編集長の三上丈晴氏

 第1エリアには、これまで発行された全ての『ムー』の表紙が並ぶパネルが置かれています。ムー編集部によると、「古い表紙はスキャンし直したりしました」とのことで、実は今回の展示で一番手間がかかっているのはこのパネルとのこと。「パルコさんの歴代展示物の中でもこんなに文字数が多いものは初めてだと思うので、しっかりとご覧いただけるとうれしいです!」と自信を持って勧めていました。


ムー ムー展 UFO 創刊号から最新号までの表紙がズラリ

 また同エリアには、幻の「創刊準備号」や生頼範義さんによる「カバーアートの原画」の他、「ニホンオオカミのミイラとされるもの」「ビッグフットの足型」「UFO事件調査に使用されたガイガーカウンター」などを展示。各アイテムにまつわる記事を添えて、取材内容や見解などを示すなど、学術誌としての側面もしっかりと見せてくれます。


ムー ムー展 UFOムー ムー展 UFO 生頼範義さんによる「カバーアートの原画」

ムー ムー展 UFO 「ビッグフットの足型」

ムー ムー展 UFO 「UFO事件調査に使用されたガイガーカウンター」

 ねとらぼ編集部が注目したのは、「UFO事件調査に使用されたガイガーカウンター」。UFOや宇宙人が飛来したとみられる土地の砂などを付属のスコップですくい、それにガイガーカウンターを近づけて放射線量を測るのが一般的。もし放射線量が高ければ、宇宙からの訪問者の足跡かもしれないとされています。


ムー ムー展 UFO

ムー ムー展 UFO

ムー ムー展 UFO

ムー ムー展 UFO

 近年はポケットサイズになっているガイガーカウンターですが、1986年当時はショルダータイプで、単一電池3本が原動力だったようです。科学の進歩を感じる。


ムー ムー展 UFO

 第2エリアは『ムー』のバックナンバーをためし読みできるスペースが中心。「1998大予言―動き始めた破局(第201号)」の隣に「聖書大預言1999年に破局は来ない!!(第207号)」が並ぶなどシュールな本棚の一角で発見したのは……サティヤ・サイババ氏の「ビィブーティ」が入った小瓶!!! え、こんな無造作に置いてあるの? というところにありました。しかも周りの人が全然気づいてない。なぜだ……!!!


ムー ムー展 UFO

ムー ムー展 UFO

ムー ムー展 UFO

ムー ムー展 UFO どっちなの……!?

 サイババ氏とは日本でも話題になったインドの聖人で、「ビィブーティ」と呼ばれる聖灰や貴金属などを空中から出現させることで人気を博しました。「2020年まで生きる」と自ら予言していましたが、2011年に惜しまれつつ死去。『ムー』では、サイババ氏が「すでに霊的な形で転生しているともいわれている」と紹介しています。


ムー ムー展 UFOムー ムー展 UFO サティヤ・サイババ氏の「ビィブーティ」が入った小瓶

ムー ムー展 UFO 過去に誌面に付属していたことがあるツチノコのペーパークラフト。なつかしすぎる……

ムー ムー展 UFO

 さらに今回の展示の目玉である、ユリ・ゲラー氏が実際に曲げたスプーンも第3エリアに展示。超能力ブームの火付け役ともいわれるユリ・ゲラー氏は、『ムー』読者にとってもおなじみの存在で、今回展示されているものは同氏をインタビューした際に、曲げてもらったものとのこと。


ムー ムー展 UFO ユリ・ゲラー氏が曲げたスプーン

 同インタビューに同行したムー編集部員は「もともとあのスプーンは私の自宅にあったものなのですが、インタビューの際に持っていって『曲げてもらえませんか』と頼んだんです。最初は断られたのですが、インタビューを撮り終わった瞬間に急に『曲げるから』といわれて。ものの20秒ぐらいでスプーンがグニャリと曲がりました」と当時の様子を語ってくれました。曲がったスプーンには同氏のサインが書かれており、「スプーンを曲げてからサインをして記念撮影に応じるまでものの30秒程度。こんなに早く曲げられるんだとびっくりしました」と振り返っていました。


ムー ムー展 UFOムー ムー展 UFO スプーンのサイン(左)とユリ・ゲラー氏(右)

 第3エリアには、著名人から寄せられた祝辞コーナーの他、『ムー』が厳選したUMAとの記念撮影ができるトリックアートブースを用意。祝辞コーナーには福山雅治さんや吉崎観音さんからのコメントなどもあり、胸熱でした。


ムー ムー展 UFO 祝辞コーナー。芸能界にも熱烈なファンが多い『ムー』

ムー ムー展 UFO トリックアートコーナー

ムー ムー展 UFO

ムー ムー展 UFO

ムー ムー展 UFO

ムー ムー展 UFO

ムー ムー展 UFO 超常現象研究家の秋山眞人さん(左)も内覧会にいらっしゃっていました。三上編集長と記念に1枚

 さらに同エリアには、三上編集長の編集デスクを再現した展示もあり、こちらも人気を博していました。まず目に入るのは神棚、時計、そして宇宙人の模型、そして机の上に広げられた原稿のゲラです。


ムー ムー展 UFO 三上編集長のデスクを再現したもの

ムー ムー展 UFO 三上編集長が座るとこのような感じ

 ゲラには赤ペンで細かく修正が入れられている他、ごみ箱には“ロシアで発見された漂着UMA”に関する原稿が捨てられており、興味を引きます。また抽斗(ひきだし)の上には、三上編集長のトレードマークであるサングラスのケースや原稿が入った封筒が大量に置かれており、封筒からはみ出た原稿の文字にまたドキドキ。これがムー編集部か〜うらやましい。


ムー ムー展 UFO

ムー ムー展 UFO

ムー ムー展 UFO

三上編集長に聞く、「月刊『ムー』最大の事件簿」

 ここからは今回の展覧会や昨今のオカルト事情まで、1991年から『ムー』に携わってきた三上編集長や編集部員さんにもお話を聞いていきます。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2403/17/news022.jpg 【追記あり】夫に「油買ってきて」と頼んだのに、手ぶらで帰宅した理由はまさかの…… とんでもないオチに「やめてww」「久しぶりに大爆笑」
  2. /nl/articles/2403/18/news022.jpg 1歳息子の“はじめての寝落ち”が140万再生 10歳兄のやさしい行動に「なにこの平和でかわいい世界」「最高に癒やされる」と絶賛の声
  3. /nl/articles/2403/17/news063.jpg 「予言者いた」「先見の明」 大谷翔平選手&真美子さんの結婚を2021年時点で予言(?)している投稿が発掘され話題に
  4. /nl/articles/2403/17/news047.jpg 北海道内の移動距離を本州と比較したら…… 感覚がバグるマップ画像に「これが北海道」「大きすぎる」
  5. /nl/articles/2403/18/news042.jpg 生後1カ月の赤ちゃん「ぼく泣かないもんねっ」 うるうるおめめとへの字口が「はぁ〜たまらん!」「ぐぁぁああああっっ」取り乱すほどかわいい
  6. /nl/articles/2403/15/news126.jpg 「一番イチャイチャしているように見える」 大谷選手が公開した写真でドジャース山本由伸選手の“手つなぎ”?が話題に 「そっちに目が行く」
  7. /nl/articles/2312/29/news019.jpg 「妻の服を勝手に着て脱げなくなったムキムキ夫とデカワンコ」に爆笑の嵐 シュールすぎる状況が500万表示突破
  8. /nl/articles/2403/18/news025.jpg “おしりが5日で変わる”トレーニング! 「明日からやるか」「1日1回だけなら続けられる」と累計3000万再生突破
  9. /nl/articles/2403/18/news056.jpg 大好きなボールを100個プレゼントされたときのワンコの表情に「放心ww」「引いてない?」 直視できない姿がSNSで話題
  10. /nl/articles/2403/18/news064.jpg 赤ちゃんが妙に静かだと思ったら…… 思わぬものへの“真剣モード”に笑顔になる人続出「たれたもちもちほっぺたまらん!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  2. 昭和時代に“無かった物”が写っている……? 細かすぎて伝わらない「未来から来たことがバレた写真」に6万いいね
  3. 「マジで汚い」「こんなもんです」 辻希美、“大散乱”のリビングと“新”キッチンの差を公開し共感の声集まる
  4. 双子の赤ちゃん、姉が全力でくしゃみして…… 被害にあった妹の反応に「生後3ヶ月でドリフのコントw」「めちゃどっちもカワイイ」と絶賛の声
  5. 「よくも病院に連れてきたな……」とにらむ猫、先生が来た瞬間 驚きの変貌に爆笑の声「これがほんとの猫かぶり」
  6. 急に片耳がたれたワンコ、慌てて病院にいった結果…… 「こんな可愛い診断結果初めて見たよw」「笑っちゃった」と反響
  7. 「何羽いる?」一見普通の“草むら”、よく見ると……? 思わず絶叫まちがいなしの1枚に「どっさりいるw」「まさに迷彩!」
  8. 店員に「この子は懐きませんよ」と言われたチンチラ、家に来て3日後…… 人を信じる姿に「愛が伝わったんですね」
  9. 元SDN48光上せあら、目を離した隙に……子どもが商品を触り“全買取” 「子連れママに厳しすぎないか?」
  10. 柴犬を子どものように育てた結果、人間みたいな行動をするようになった 何気ない幸せな日常に「完全に家族の一員」「全部が愛くるしい」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  2. パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
  3. “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
  4. 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
  5. 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
  6. 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
  7. 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
  8. “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
  9. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
  10. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」