俺たちがもっとも働きたくない日はいつだ!? 七曜日対抗「仕事したくない曜日」調査
本音を言えば、いつだって休みたいでござる。
――― 働きたくない!
この心の叫び、SNSなどでよく目にしませんか? というか、自分で書いた、話したことがある人も多いのでは?
「『今日は(も)仕事したくないなあ』と思いながら、仕事に行く」という体験は、おそらく“社会人あるある”の一つ。曜日や地域などに、傾向は見られるのでしょうか。Twitterの投稿から調査してみました。
調査条件
期間
- 2018/09/01 〜 2018/10/31の2カ月間
調査ワード
- 働きたくない
- 働きたくねー
- 働きたくありません
調査対象
「もっとも働きたくない」のは、何曜日?
ツイート数を曜日別に集計すると、約1万件の月曜日が最多。そこから徐々に減少していき、木〜日曜日にかけては7000〜8000件で落ち着いています。おそらく「土・日曜日が休日で、休み明けがキツい」という人が多いのでは?
反対に言えば「火曜日、水曜日と働き続ければ、そこまでキツくない」わけですが……それは救いになるのか、「働きたくない」という気持ちを助長するのか、難しそうなところです。
サザエさん症候群は、実在した……!?
日曜日の夕方から深夜に、「明日は通学/出勤か」と憂鬱(ゆううつ)になる現象は、TVアニメのタイトルを使った「サザエさん症候群」の俗称で知られています。これは、本当に起こるのでしょうか。
日曜日のツイート数を時間ごとに見てみると、確かに「働きたくない」という投稿は、「サザエさん」の放送が終了した19時から一気に増加。20時には約1.4倍まで跳ね上がっています。
先のグラフの通り、日曜日〜月曜日は「働きたくない」ツイートが一気に上昇する、いわば、天国と地獄の2日間。日曜日の19時は、その境界となる時間帯なのかもしれません。
まずは2カ月間全体のツイート数を可視化
曜日に着目してきましたが、日ごとの集計結果をグラフ化すると週の半ばに“山”、月曜日に“谷”ができていることも。イレギュラーになる原因として、祝日との関連性が挙げられそうです。
- 9月23日週(火曜日が「働きたくない」最多) → 月曜日が秋分の日の振替休日
- 10月7日週(水曜日が最多) → 月曜日が体育の日
ただ、これでは説明できないケースも多く、あくまでも「さまざまな要因があるなかでの一つ」と見た方が良さそう。「働きたくない」という気持ちはいわゆる“乙女心”と一緒で、ものすごーく繊細で複雑なんだと思います。
「最も働きたくない都道府県」はどこ?
都道府県別にまとめてみたところ、以下のような地域差が見られました。
- 西日本よりも、東日本の方が「働きたくない」
- 東北地方は全体的に「働きたくない」
- 反対に九州は、投稿数が少ない地域
もっとも「働きたくない」ツイートが多かったのは、山梨県。「寒い地域の方が、労働意欲が落ちやすい」という傾向があるのかもしれません。
「働きたくない」年齢は
年代別の割合は以下の通りで、20代が過半数という結果に。学校を卒業して、社会に出る人が多い年齢層のためかもしれません。
- 10代:14.9%
- 20代:53.4%
- 30代:23.9%
- 40代:5.9%
- 50代:1.6%
- 60代:0.3%
「働きたくない」の注目ツイート
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