映画「プリキュア」完成披露、“キラやば”な盛り上がりに成瀬瑛美も興奮 梶裕貴「大きいお友達もこんにちはー！」

4人によるミニ座談会動画も！

[宮澤諒，ねとらぼ]

　映画「プリキュアミラクルユニバース」（3月16日公開）の完成披露舞台あいさつが3月11日、東京・新宿のバルト9で開催。テレビアニメ「スター☆トゥインクルプリキュア」の成瀬瑛美さん（星奈ひかる／キュアスター役）、小原好美さん（羽衣ララ／キュアミルキー役）、安野希世乃さん（天宮えれな／キュアソレイユ役）、小松未可子さん（香久矢まどか／キュアセレーネ）の他、ゲスト声優の「爆笑問題」田中裕二さん（大統領役）、梶裕貴さん（ヤンゴ役）、宇宙警備隊の隊員を演じるゴー☆ジャスさん、脳みそ夫さんが登壇しました。

左から、小松未可子さん、安野希世乃さん、小原好美さん、成瀬瑛美さん、田中裕二さん、梶裕貴さん、ゴー☆ジャスさん、脳みそ夫さん

　同作は、プリキュア史上初の宇宙を舞台にした物語。「HUGっと!プリキュア」「キラキラ☆プリキュアアラモード」のプリキュアたちも登場し、見習い職人のピトン（CV:小桜エツコさん）と一緒に、映画オリジナルの応援アイテム「ミラクルライト」の秘密に迫る大冒険が展開されます。

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　舞台あいさつ冒頭では、成瀬さんたちがそれぞれのキャラクターの声で決めぜりふを披露。会場に駆け付けたファンからは大きな歓声があがりました。

小原さんの声に合わせてポーズを取るキュアミルキー

　フクロウの大統領を演じる田中さんは、「プリキュアの声優の仕事が来たと言うことで、最初はキュア○○～！　って言わなきゃいけないのかなと思ったんですけど（笑）」と軽快なトークを展開。そんな大統領の側近であるヤンゴを演じる梶さんは「小さなお友達こんにちはー、大きいお友達もこんにちはー！」「声出てますねー！」と言って会場を沸かせると、「こうやって大勢のお客さんに来ていただいてニコニコが止まりません。最後まで、映画も含めて楽しんでいってもらえれば」と喜びを伝えました。

この日は、特別に大人たちもミラクルライトをもらえるとあって、出演者たちもふりふり

　宇宙海賊でありながら、劇中では宇宙警備隊を演じることになるゴー☆ジャスさんは、いつものあいさつで子どもたちのハートをキャッチすると、「うれしいな、うれしいな、ウクライナ！　それ……ここ！」と持ちネタも披露。同じく宇宙警備隊役の脳みそ夫さんは、「プリキュアに呼んでもらえてうれしいっす。お話もらったときはあの役だと思ったっす。ぷる～んすっ」と、「スター☆トゥインクルプリキュア」に登場する宇宙妖精・プルンスのものまねで笑いを誘いました。

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ゴー☆ジャスさんのネタに巻き込まれる梶さん

　映画タイトルと掛けて、MCから最近あったミラクルな出来事を聞かれると、成瀬さんは「映画の内容と私たちが実際に現場でアフレコしていたときの気持ちとがリンクしているところがあって、そこがミラクルでした」とコメント。続いて小原さんも「毎週、本編の収録もしていて、日に日にきずなが強くなっているなということは感じているんですけど、映画の収録では特にそれが強くて」と収録を通じてきずなが深まったと告白。

　4人で声を合わせる演技は映画が初めてだったそうで、「先輩方が一発OKで、最初私たちはバラバラだったんですけど、それがだんだんそろっていったときに、皆でやることの大切さ、仲間がいることの大切さというのをあらためて感じましたし、その現場を引っ張ってくださる成瀬さんの存在は、すごく大きくて、思い出すと、泣いてしまうくらい感動しました。それがミラクルでした」と、チームをまとめ上げた成瀬さんに感謝を伝えていました。

息の合った印象の4人。奥からのぞくキュアセレーネの瞳が優しい

　また小松さんによると、スタプリチーム内でグッズやお菓子を買うのがブームになっているようで「皆それぞれ街中で見つけたプリキュアのグッズとかお菓子を買ってきて、『あ、ミルキーでた！』『スターでたー！』とかいって交換し合ったりして（笑）。そういうプリキュア愛も映画でより高まったなって思いました」とのこと。また、安野さんによるとそれぞれのキャラクターのイメージカラーの服を着てくることが多いようで、「紫の服がすごく増えていったりしてね」（小松さん）、「分かる分かるー。黄色いっぱい買っちゃったし」（安野さん）、「私も緑色が多いです」（小原さん）、「ピンク着ちゃう！」（成瀬さん）と、スタプリチームの仲の良さが伝わるエピソードが次々に飛び出しました。

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プリキュアたちとやりとりするシーンも

　舞台あいさつの後半では、ゴー☆ジャスさんと脳みそ夫さんによる、プリキュアネタを披露するコーナーも。ゴー☆ジャスさんが「はーっ、大変だー！　地球が悪いやつらに征服されてるよー！」「大丈夫ー、プリキュアがいればまだ助かる……まだ助かる……マダガスカル！　それ……ここ!!!」とおなじみのネタをプリキュア風にアレンジしたネタで会場の爆笑を誘うと、脳みそ夫さんは、プリキュアVer.の「脳みそ夫体操」を披露。独特の空気で会場を包み込み、ある意味、この日一番の存在感を見せつけました。

娘のおもちゃを持参したゴー☆ジャスさん

田中さんから、ネタの終わりがよく分からないと突っ込まれるも、子どもたちの人気を勝ち取った脳みそ夫さん

　最後に、これから映画を見る人たちにとコメントを求められると、梶さんは「映画の内容もきっと感動していただけるものになっていると思いますし、ミラクルライトも、今日はチャンスですから、プリキュアたちを応援して一緒に楽しんでいってください」とアピール。田中さんも「このミラクルライト、お子さんもそうですけど、大人の皆さんも一緒に応援しないとなかなか物語は進んでいかないみたいですよ。ミラクルライト振って応援すれば、絶対にハッピーな結果になると思いますので、皆さん応援よろしくお願いします」と呼びかけました。

　そして、壇上でも常にキラキラしたオーラを放っていた成瀬さんは「私たち『スター☆トゥインクルプリキュア』チームとしては、初めての映画です。私たちの新人ぶりといいますか、フレッシュで頑張っている感じとか、先輩チームとのきずなや掛け合い、いろんな大事なことを教えてもらっている姿、そんな成長するプリキュアたちを見て、皆も一緒に人生を頑張っていってくれたらいいなと思います！　良い映画なっていますので、楽しんでくださいね～！　キラやば！」と、星奈ひかるのように元気を振りまいていました。

退場シーンでも子どもたちとの交流を欠かさない成瀬さんたち。皆が笑顔になる舞台あいさつでした

「スター☆トゥインクルプリキュア」の4人によるミニ座談会

(C)2019 映画プリキュアミラクルユニバース製作委員会