4月2日、Google+終了。月間ユーザー5億人、大統領やAKBも活用した「巨大SNS」の夢はなぜ破れたのか?(1/2 ページ)
Google+が失ったものと、残したもの。
2019年4月2日、この日をもってSNS「Google+」の一般ユーザー向けサービスが終了します。
Google+は、Googleが2011年6月28日(現地時間)からはじめた総合的なソーシャルサービス。一時期は月間ユーザー5億4000万人、アクティブユーザーが3億人、毎週15億枚以上の写真がアップロードされていた巨大SNSでした(Google発表)。
Google+とはどんなサービスだったのでしょうか? そしてなぜ終わってしまうのでしょうか。Google+の盛衰の歴史を振り返ります。
最初は大人気だった
Google+は鳴り物入りで登場した、独自機能が満載のSNSでした。
- 連絡先をグループ分けする「サークル機能」
- 10人までが同時に参加できるビデオチャットルーム「ハングアウト」
- 興味のあるテーマを登録すると、Web上の関連コンテンツがテーマごとに表示される「Sparks」
などが搭載。さらにGoogleが初めて文化系統の社会学や社会心理学に強いスタッフを集めて、コミュニティの仕組みを研究して作られた意欲的なSNSでした。
最初は招待制で行われており、「早く利用したい」と人気が殺到した末に利用登録を一時中断することも。人気のあまり、招待メールに装ってバイアグラ販売のサイトへ誘導する迷惑メールまで登場しました。(関連記事)
2011年7月当時、投稿を見せる「共有」機能は毎日10億回使われ、Facebookのいいねに近い働きの「+1」ボタンは毎日23億回クリックされ、ユーザーは毎日100万人ずつ増えて好調でした。(『Google+完全活用術』/田口和裕, 花岡貴子 アスキー・メディアワークスより)
しかし同時に、Google+はアカウント名に実名を使うことを強制し、従わない場合はアカウントを削除するなどの強硬策に打って出たのです。これはユーザーの猛反発に合い、それを受けていくぶん緩和されましたが、これがGoogle+の最初のつまずきだったともいわれます。
オバマ大統領が対話集会に使った
同年9月21日には試験運用を終了し、全てのユーザーが登録可能になりました。世界で登録者が殺到し、解禁した週は1500万人近い登録者が集まったほど。
2011年10月にはダライ・ラマ14世がGoogle+のハングアウトオンエアを使い一般ユーザーとビデオチャットを行い、2012年1月には当時のオバマ大統領も対話集会を行いました。
しかし競合他社も、この人気を指をくわえて見ていたわけではありません。Facebookはサークル機能の導入、文字数制限の大きな緩和、タグ機能の改善、ビデオチャットの導入など、Google+のメリットであった部分を次々と実装していきます(関連記事)。これによりGoogle+はアドバンテージを少しずつ削られていきました。
“ぐぐたす”の象徴、AKB48登場
2011年12月にはAKB48と提携。AKB48だけでなく、姉妹グループを合わせた全メンバー(当時約260人)がGoogle+にページを持ち、Google翻訳を使って英語、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語の5カ国語で展開し、世界のファンに向けて情報を発信しました。(関連記事)
2012年3月には、Google+から生まれたユニット「ぐぐたす選抜」が結成。Google+での活動から見出された松村香織らが抜てきされ、彼女たちのブレイクのきっかけになりました。
その後もGoogle+はAKBグループの交流の場として使われ、その独特のコミュニティ感を愛するファンも少なくなかったようです。
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