「子ども最低3人産んで」桜田前五輪相の発言に批判 ネットの声は「まず子育てできる環境と経済状況を」「今の日本は産んでも育てにくい」
産める社会になってほしい。
» 2019年05月30日 19時30分 公開
[ねとらぼ調査隊,ねとらぼ]
「結婚しなくていいという女の人が増えている」「お子さん、お孫さんには子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」――自民党の桜田義孝前オリンピック・パラリンピック担当大臣が5月29日夜自民党議員のパーティーで発言した内容に賛否が寄せられています。ネットの反響をまとめました。
調査概要
株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供する、SNS(ブログ・Twitter)やアンケートをテキストマイニングにより分析するSaaS型ツール「見える化エンジン」を利用して調査をおこないました。
調査期間 | 2019年5月29,30日 |
---|---|
調査対象 | |
調査件数 | 5,450件 |
調査キーワード | 子ども 3人 産んで |
調査方法 | 対象期間の直近5,450件分のTweetを対象としテキストマイニングにより分析 |
調査結果
29日の23時に890ツイートと大きく盛り上がりをみせる
Twitter上で盛り上がりは20代後半〜30代が中心
「子ども最低3人産んで発言」を話題にしていた年代のボリュームゾーンは20代後半〜30代が中心として、幅広い年代で話題になっていることがわかりました。
批判的なツイートが多く 85.8% がネガティブの結果に
批判的なツイートが85.8%と非常に厳しい意見が多いです。
「女性軽視発言だ」批判的なツイートが圧倒的多数
「子ども最低3人産んで発言」への意見を個別に見てみると、「女性軽視発言を繰り返す」や、「女性が失職する」など、厳しい意見が続出しています。桜田氏は4月10日に自民党の高橋比奈子議員のパーティーで「復興以上に大事なのが高橋さん」などと発言したことが批判され、大臣を辞任しています。さらに失言を繰り返す点にあきれる声もありました。
No. | 3項間係り受け | 件数 | 割合 |
---|---|---|---|
1 | 女性軽視 - 発言 - 繰り返す | 1,020 | 18.7% |
2 | 社会 - 形 - 作る | 579 | 10.6% |
3 | 政治家 - 失言 - 考え(否) | 244 | 4.5% |
4 | 子供 - 数 - 口出しする(否) | 175 | 3.2% |
5 | 自民党 - 本音 - 表す | 100 | 1.8% |
6 | 政党 - 本音 - 表す | 100 | 1.8% |
7 | 桜田義孝 - 前五輪相 - 願う | 46 | 0.8% |
8 | 子供 - 3人 - 産む | 45 | 0.8% |
9 | 従来 - 批判 - 留まる(否) | 43 | 0.8% |
10 | ノーワークノーペイ - 女性 - 失職する | 38 | 0.7% |
発言への怒り(1,161/5,450 件)
1 | なぜ結婚・出産ができない社会になりつつあるのか。 |
---|---|
2 | 脳みそついてないの? |
3 | 『「子ども最低3人産んで」桜田前五輪相、パーティーで発言 』昭和の発言かな? |
政治家への要望(1,009/5,450 件)
1 | 政治家が言うべきは「子供3人産んでも、普通に生活できる国を作ります!」 |
---|---|
2 | 是非、子ども3人産める環境を! |
3 | じゃーさ、3人産んで安心して子育てできる環境と経済状況作ってから言いなよ。 |
育てる環境への疑問(26/5,450 件)
1 | 産み育てにくい社会を作っている当事者が、またなんか言ってる。 |
---|---|
2 | 産んでも育てにくいなら誰も産まない。 |
3 | 今の日本、住みにくいよ生きにくいよ。 |
報道とともに大きく盛り上がりを見せたツイート。20代後半〜30代の子育て世代や子育てを考える世代を中心に、幅広い年代でツイートされています。
発言に対して批判的なツイートがほとんどで、「子ども3人を育てる社会環境が必要」など、環境を整えてほしいといった意見が多い結果に。一方で、「(少子化の現状を踏まえると)これは正論ではないか」といった声も見られました。
advertisement
関連記事
- 親「保育園増やして!」→国「子連れ出勤を支援します」 希望と政策のすれ違いを嘆く風刺漫画が話題に
う〜ん……。 - 職場には子どもが過ごせる環境がない 親の意識調査から見る「子連れ出勤」の壁
子連れの通勤電車はとても大変。 - 通勤ラッシュに“子育て応援車両”を―― 「満員電車にベビーカーで乗車」問題で市民団体が小池都知事に要望
子どもにとって安全とは言いがたい満員電車。どう変えていくべきなのか? - 「子連れ出勤推奨」どう思う? ネットは「保育園を増やすのが先」「まず議員からやれ」の声
89.1%がネガティブな意見。 - 「おれはTwitterで育児をわかった気になっていた……」出産した友人に言われて初めて気付いたこと
大事なのは「人それぞれ」という、すごく当たり前のこと。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
-
母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
-
高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
-
白髪の混ざったロングヘアの女性、黒く染めるのかと思いきや…… 見事な“新手法”が「めっちゃ綺麗」と1580万再生【イタリア】
-
散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
-
新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
-
父「好きなアイス1つ買っていいよ」→“1つ”の概念が問われそうな選択に870万表示「こんなのあるんだ」「“1つ”には違いない」
-
市川團十郎、亡妻・小林麻央さんが着用していた服を長女が着られるようになったと報告「よく似てる」 そっくりな姿を投稿
-
「初めて見た」 真美子さんとNBA観戦の大谷翔平→よく見ると…… 貴重な姿に「つけてますね」
-
「1万円超で高額転売」も発生 “セーラームーンの明治のチョコ”に異常事態 “発売前に完売”の店舗も
-
その発想はなかった! 手に描いた“孫悟空” → 広げたら…… “まさかの変化”にテンション上がる「センスだね」
先週の総合アクセスTOP10
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
- 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
- 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
- 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
- パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
- アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
- 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
- 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
- PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」