昔のクルマのドアってこうだったよね 「フラップタイプ」のドアハンドルが減ったのはなぜ?
高級車のイメージだった「グリップタイプ」が、今や普通に。
クルマのドアハンドルといえば、皆さんはどのようなカタチを思い浮かべるでしょうか。
昔からあったのは「フラップタイプ」です。手のひらを上に向けて、下側から手を入れて引っ張って開けるタイプです。一方で最近の人ならば、棒状の取っ手が付いた「グリップタイプ」を想像するかもしれません。
かつてはグリップタイプのドアハンドルが付いているのは高級車や外国車ぐらいでしたが、2019年現在は主流のコンパクトカーや軽自動車でもそう珍しくない装備です。なぜフラップタイプからグリップタイプに主流が移ったのでしょうか?

なぜドアハンドルは「グリップタイプ」が主流になったの?
カーデザインの流行り廃りなど理由はさまざまですが、その1つに非常時の安全性が挙げられます。グリップタイプの方が力を入れて握りやすい傾向にあり、ロープなどを通すこともできるので、速やかにドアを開けて救助できる可能性が高い──とされます。もちろん普段も、上からでも下からでも握れるグリップタイプの方が扱いやすいことでしょう。
また、フラップタイプだとボディーに爪が当たってしまって「爪が痛む(あるいは、ボディーが傷つく)」というユーザーの声も理由の1つとされます。グリップタイプもフラットタイプもどちらも一緒なのではと思えますが……下から差し入れるフラップタイプの方が、目視できない分ガリッとなってしまう率が高いのだと推定されます。
しかし、フラップタイプにも長所はあります。デザイン性です。ボディーから出っ張らないタイプならば、空気抵抗の観点でも有利ですし、何よりボディー造形を大きく崩しません。
こうして凝ったデザインのクルマが増える昨今は、このフラップタイプのこの強みも見直されています。例えばスズキの「スイフト」(関連記事)は、「運転席と助手席は操作性重視のグリップタイプ、後部座席はデザイン重視のフラップタイプ」というスタイルを採用しています。トヨタの「C-HR」(関連記事)もフラップタイプではありませんが似ています。ボディーと同色のパーツで一瞬どこにドアハンドルがあるかが分からないほど自然に隠れており、それによってクーペのようなカッコよさを演出しています。
もっとも、一部の高級車にはさらに少し先へ行った「自動収納タイプ」も増えています。例えばテスラ・モデル Xやモデル3(関連記事)のドアハンドルはグリップタイプですが、普段はボディーの内部に収納されています。触れるとシュィィンとハンドルが出てきます。ついでにモデルXのガルウイング風に開くリアドアは、キーリモコンで遠隔開閉操作も可能。カッコイイですね。
関連記事
ミニクーパーが壁に埋まってる!? クルマのドアを入口する暴挙 大阪のカレー店「シュートリアル」がヤバイ
万博に続く吹田の新たなランドマーク爆誕。働くクルマだいすき! イマドキのクルマを助ける驚愕マシン「レスキューロボ」がかっちょえぇぇ
「これはショベルカーのシャコタンっすか?」 いいえ、レッカー作業の革命だそうです。ついに登場、やはりカッコイイぞ!! 待望の小型スポーツ車「カローラ スポーツ」、想像以上に安い213万円から
「コネクテッド×クルマ本来の楽しさ」、次世代の“つながる”機能を標準搭載とした初代コネクテッドカー。【写真74枚】さすがスズキさん! オランダスズキ発「スイフトスポーツ・カタナ」が激シブすぎて困る
まさかの「刀」コラボ。【写真43枚】やっぱりMT! 走りを楽しむ「200万円そこそこで狙えるMT小型スポーティーカー」6選
探せばあるのでしょうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
万博の“着物ショー”に天皇陛下だけ許される「装束」登場で物議…… 「深くお詫び」主催者謝罪
小学生女子3人のお泊まり会、母が用意したのは…… 圧巻の朝ご飯が「こんな友達のお母さん羨ましい」と326万再生
唐沢寿明&山口智子、愛車・ポルシェに乗った“夫婦ドライブ”が絵になりすぎ 激レア共演に「めちゃくちゃ素敵」「すぐわかるオーラ」
ジブリパークで「シータだ、かわいい!」と言われまくった9歳娘→思わず納得の見た目に「久々ときめいた」「完璧」
娘が古い引き出しを開けたら、驚きの光景が…… 82歳母の“まさかの作品たち”に「これはすごい」「美し過ぎてため息」
「娘の目が大きいのは赤ちゃんだから」と思っていたママ、成長すると…… 驚きの姿に「ディズニープリンセスだ」【海外】
芸歴62年“ラジオ界のレジェンド”鈴木美智子さん、死去 「朗読劇中に脳出血で倒れ療養中だった」
「別格」「想像以上」 ワークマン“2500円新作”に絶賛続出
大人なら解けないと恥ずかしい? 「(1/8)−(1/8)」を計算せよ!【算数クイズ】
“日本人離れした容姿”に悩んでいた女性→20歳で「自分はハーフ」と気づき…… クセを生かした髪形に「お〜」「やばーい」
- 急性骨髄性白血病で闘病中だったVTuber、死去 「復帰を目指して闘病」 専門学校の講師としても活動
- 万博の“着物ショー”に天皇陛下だけ許される「装束」登場で物議…… 「深くお詫び」主催者謝罪
- 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」 投稿者に話を聞いた
- 大人なら解けないと恥ずかしい? 「(1/8)−(1/8)」を計算せよ!【算数クイズ】
- 「女の子みたいな顔だね」と言われ続けた男の子、20歳になったら→「神がかってる」姿に驚がく 「人体の不思議」「オーラが凄い」
- 使わなくなったカラーボックス→“ずぼらシンママ”が簡単DIYしたら…… 天才的な仕上がりに「かしこーい!!」「これ作ってみよう」
- クリスマスに出会ったギャルとギャル男が21年後…… 誰も予想できない現在に「素直に凄い」「人に歴史あり」と称賛の声
- カルディ全店で販売の生ハムから「サルモネラ属菌」検出…… 「心よりお詫び」7万個自主回収
- マクドナルド、次回ハッピーセットコラボに「待ってました!」 人気作の登場に混乱の懸念も「すぐ売り切れそう」「初週ヤバいぞ」
- お隣さんから丸見えの土地→巨大ウッドフェンスを7日かけてDIYしたら…… 雰囲気ガラリで「すごい大作ですね」「ワクワクした」
- 築53年家賃4万円・何てことない団地のドアを開けると…… まさかの空間出現に驚きの声「素敵」「ここまでお洒落に」
- 小学生時代「こんなプラモ誰が買うんだよw」→40年後…… “大人になった”を実感するエピソードに「分かる」「特大ブーメランw」
- 49歳病没の大宮エリーさん、生前開催の個展で「体調も万全でなかったので不安」 3カ月前には苦しげな姿も「声が出にくい」
- 自販機に“1000円”を入れたら……? 出てきた“とんでもないお釣り”にお口あんぐり「こんなん初めて見た」
- 自宅の犬小屋に住み着いた野良猫、1年後の姿に「泣いた」と大反響 それからどうなった?現在の様子を聞いた
- 100万円の“錦鯉”を自宅の池に入れたら…… 「おかしいでしょ」3日後、まさかの事態に「鯉は難しい…」「信用が大切ですね」
- パパに、保育園へ行く娘のヘアアレンジを任せたら…… ママがひっくり返った“仕上がり”が400万表示「重力どこ?」「頑張った感がいい!」
- 「成長したらそのうち襲ってくる」と言われたワニ、16年後……→ 280万回再生を突破した驚きの姿に「初めて見た」の声
- 人里離れた山にカメラを設置→1週間後…… 「なんで?」映っていた“意外すぎる住人”に「笑った」「実在していたのか!」
- 「神パンツきた」 ユニクロ新作“3990円パンツ”が品切れラッシュの大人気 「過去イチかも」「本当にこれは買い」