“あやしい”植物や菌類96種を記載した図鑑。くわしい解説や生息地のマップもついています。
ヤギがたくさん登っている不思議な樹木、べったり血まみれになっているように見えるキノコなど、変わった植物やキノコを紹介する書籍『誰かに話したくなる あやしい植物図鑑』が7月11日にダイヤモンド社から発売されます。四六判・192ページで、価格は1000円(税込)です。

同書では、“あやしい”植物や菌類96種を紹介し、あやしさの理由や生態についてそれぞれ解説。巻末には「世界あやしい植物MAP」を添付しています。

例えばモロッコの南部にいくと、アルガンツリ―という木にヤギがわらわらと登っているのを見かけることがあります。その土地は気温が摂氏50度を超えるうえ、雨がほとんど降らないため、ヤギたちはその実を食べることでのどを潤わせようとしているのだとか。

北米や欧州にあるブリーディングトゥースというキノコは、別名「出血キノコ」とも呼ばれています。だらだらと赤い液体が吹きでていますが、それは血ではなく抗菌作用のある粘液です。

北米や南欧に生息しているキンギョソウは、花が枯れると種を包んでいる「さや」の部分が残ります。そのさやは、一見すると骸骨のようで、そのせいか古代文明では神秘的な力があるとされていたようです。


監修の菅原久夫さんは、中学や高校、短大で教師をする傍ら、世界各地をめぐって植物の生態調査を行っていました。同書は、植物の面白さを知ってもらいたいという菅原さんの思いが詰まった一冊であり、読めば思わず誰かに話したくなってしまうかもしれません。
