命がつながってよかった 殺処分寸前に保護された犬と猫の写真展 10月17日から大阪で開催

カレンダーやチャリティーグッズが販売されます。

» 2019年10月09日 21時15分 公開
[神奈川はなねとらぼ]

 殺処分寸前に保護されたワンちゃんや猫ちゃんの写真展「いのちつないだワンニャン写真・動画コンテスト2019 入賞作品展」が、10月17日〜19日に大阪本町ガーデンシティ(大阪市中央区)で開催されます。

ワンニャン写真・動画コンテスト 「いのちつないだワンニャン写真・動画コンテスト2019 入賞作品展」環境大臣賞

 コンテスト&写真展の主催は公益財団法人どうぶつ基金(兵庫県)。殺されていたかもしれない小さな命が救われ、共に生きることの尊さを多くの人に知ってもらうため、2010年にスタートしました。

 被写体になっているのは行政や動物愛護団体から譲渡された犬や猫、町で保護された犬や猫、地域猫など。悲惨な体験をした子もいますが、みんなけなげにたくましく生きています。

ワンニャン写真・動画コンテスト 大阪府知事賞 「十七年前の秋、我が家にもらわれてきたラン。庭に来た鳩を捕まえたこともあるほど元気だったけど、今では寝ている方が多くなって……互いに歳を取ったけど、のんびりすごそう日向ぼっこでもして」
ワンニャン写真・動画コンテスト 理事長賞 「我が家の仲良し8にゃんはみんにゃ保護猫。バラバラにやってきた子たちだけれど仲良しな大家族です。お外にいる、恵まれない環境にいるすべての子たちにあたたかいお家とおいしいごはん優しい家族ができる、、いつかそんな世の中が実現しますように」
ワンニャン写真・動画コンテスト 審査員特別賞 「千葉県の動物愛護センターに生まれて数カ月で兄弟犬と共に収容され、保護団体さんの手に無事にわたり、里親会でお兄ちゃんが抱っこして、この子がいい! と家族に。それから9年。パパさんやママさんとドックランでお友達とニコニコ」
ワンニャン写真・動画コンテスト どの子も一生懸命生きています
ワンニャン写真・動画コンテスト この作品は4メートルの超大型パネルで展示されます

 同基金は「この写真展の作品を見て、次に犬や猫を飼おうと思ったときに『買わずに飼う』という選択をしていただければ」と話します。

 会場では優秀作品を使ったカレンダーやチャリティーグッズを販売。収益金は全て基金の活動に使われます(カレンダーやグッズは通信販売でも購入できます)。

ワンニャン写真・動画コンテスト チャリティーカレンダー2020
ワンニャン写真・動画コンテスト 過去の開催の様子
ワンニャン写真・動画コンテスト 次にワンちゃんや猫ちゃんをお迎えしようと思った時には
ワンニャン写真・動画コンテスト 保護犬・保護猫のことを思い出して欲しいです

いのちつないだワンニャン写真・動画コンテスト2019 入賞作品展

会場:大阪本町ガーデンシティ(大阪市中央区本町3-6-4/セントレジスホテルが入っているビル)1Fロビー

会期:10月17日〜19日

時間:10時〜19時 最終日は17時まで

 どうぶつ基金は、地域猫の繁殖を防止することが殺処分の減少につながると考え、飼い主のいない猫を捕獲して(Trap)不妊去勢手術を行い(Neuter)元の場所に戻す(Return)「さくらねこTNR」を行っています(関連記事)。

※さくらねこという名称は手術済の目印として耳に付けられる桜の花びらのような切込みに由来したもの(目印がないと同じ猫ちゃんが再び捕獲・麻酔をされる可能性が高くなります)。目印をつけるのは全身麻酔中なので猫ちゃんが痛さを感じることはないそうです。

 「さくらねこTNR」には多くの資金が必要。全国から寄せられる無料不妊手術の依頼に応えるため、寄付を募集しています。寄付の詳細は同基金のサイトから。Yahoo!ネット募金では、Tポイントを利用した寄付も可能です。

ワンニャン写真・動画コンテスト 無料不妊手術の依頼は全国から
ワンニャン写真・動画コンテスト 資金不足は深刻な問題です

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