スズキ、“変形”する小型スポーツPHEV「WAKUスポ」を世界初披露 東京モーターショーで展示【写真39枚】(1/2 ページ)
「ワクワクスイッチ」で変形・変身するそうです。ど、どういうこと?
スズキが、第46回東京モーターショー2019(2019年10月25日〜11月4日)の出展概要を告知。スズキならではの“小さなクルマ”で、「つくろう、あなたのワクワクで、みんなのワクワクを。」をテーマにブースを展開します。
個人用の小型PHEV「WAKUスポ」、モバイルルーム自動運転車「HANARE」、軽クロスオーバー「ハスラー コンセプト」などの世界初披露4輪コンセプトカーの参考出展、そして新開発の油冷エンジンを採用したスポーツバイク「ジクサー 250」シリーズの日本初披露などに注目です。
“変形”するパーソナルコンパクトPHEV「WAKUスポ」
WAKUスポは、「ワクワクをシェアリング」「世代を超えて、普段使いも趣味使いも」をテーマとしたAセグメントサイズの小さいプラグインハイブリッド電動車です。
パッと見の佇まいは、ホンダ・S800、トヨタスポーツ800あたりの時代の渋めなオールドスタイル小型軽量スポーツカー。昭和世代の人は思わず「おぉぉ! ちょっといいかも」となるスタイルです。最新のデジタルアウターミラー仕様と思われるカメラも「フェンダーミラー型」なのがカッコイイです。
さらに、「変身・変形」する機能を備えます。ここが「世代を超えて/日常でも趣味使いでも」を意図する部分のようです。「ワクワクスイッチ」を押すと、車体形状、フロントマスク、インテリア表示コンテンツが変わります。ワゴンモードにすると「リアキャノピー」がせり出てきて車内の容積が増えるワゴンスタイルになり、フロントマスク(の表示)と車内情報表示のデザインもスッと変わります。渋め小型スポーツ好みな昭和世代の人も、EVの経済性や先進性、趣味性を求める人も、ちょっと注目の1台ですね。
家の“離れ”の感覚を提供する自動運転車「HANARE」
近い将来の自動運転車の実現によって、自動車メーカー各社は物理的な移動時間をいかに「快適な移動空間にするか」の提案や開発に余念がありません。スズキは、自宅の「離れ」のような感覚で使えることを提案します。
自宅の利便性や安心感がありながらも、プライベートや趣味の時間や空間などを確保できる「離れ」。なかなか絶妙です。
「ハスラー」の追加デザイン/子育て支援仕様「エブリイどこでもベビールーム with コンビ」
二輪:新開発の油冷エンジンを搭載した新シリーズ「ジクサー 250」を日本初披露
二輪は、新開発の250cc油冷エンジンを採用した「ジクサー」シリーズ2車種、フルカウルモデルの「ジクサー SF 250」とネイキッドモデルの「ジクサー 250」を日本初披露します。
ジクサーシリーズは2015年の東京モーターショーで披露したコンセプトバイク「Feel Free Go!」に採用した油冷エンジンを搭載。いよいよ市販間近と目されます。
エンジン仕様は249ccの油冷4ストローク単気筒SOHCで、「力強い加速性能、優れた燃費性能を兼ね備える」と謳います。
展示ブースは東京ビッグサイト西展示棟1階の西1ホールです。
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