第70回NHK紅白歌合戦:ジャニーズ撮影OK、午前2時から待機する報道陣、1日増えたリハーサル 記者が振り返るNHK紅白歌合戦2019取材 (1/3)
会社の垣根を越えて報道陣同士が協力する場面も。
2019年12月31日、令和最初のNHK紅白歌合戦(以下、紅白)が放送され、日本の大みそかを盛り上げました。今回が2回目の紅白取材になる記者が、印象に残った場面やリハーサルの裏側などを振り返ります。
紅白取材に向けて
2018年に続き、2度目となる「ねとらぼ」編集部の紅白リハーサル取材。まずはNHK広報部に向けてこれまでの取材実績などをまとめた取材依頼書を送付し、判断を仰ぎます。11月下旬には今回も取材を許可する旨の連絡をいただくことができました。
12月24日:プレスパス受け取り
2019年は、撮影・取材・執筆を担当する筆者(Kikka)と、取材担当のゴトー記者、助っ人・Ryo Tajimaカメラマン(29日のみ)の3人体勢と2018年よりも1日だけ1人増員。12月24日にNHK放送センターにてリハーサル取材用の“入館証”を受け取りました。
この日はリハーサル当日にはプレスパスと共に身分証と自社の腕章が必要なこと、取材できる範囲についての説明などがNHK広報担当者から行われましたが、特に報道陣を驚かせたのが、例年“3日間”とされるリハーサルが“4日間”に増えていたこと。「直前でスケジュールが変更になる可能性もある」ということで、暫定スケジュールをいただいて帰りました。
12月28日(音合わせ/担当:Kikka、ゴトー記者)
前日の夕方に確定スケジュールのFAXが届き、初日の12月28日には14時過ぎから18時頃まで音合わせ(リハーサル)が行われることとなりました。音合わせとは、アーティストとスタッフによる“リハーサルの前準備”のようなもので、立ち位置などを確認する“板踏み”、音響チェック、カメラチェックなどがメインです。この日の受付は13時半ごろからでしたが、11時50分ごろにNHKホールへ到着すると、すでにずらりと報道人による長蛇の列が。前方で並んでいた人は午前中のかなり早い時間から並び始めたと話すなど、紅白への期待感が伝わってきました。
リハーサルが行われたのは、AI美空ひばりをはじめ、中村倫也さんと木下晴香さん、DA PUMPなどの6アーティスト。特に印象的だったのが純烈の白川裕二郎さんの対応で、振り付けを考案し、一緒にパフォーマンスを行うDA PUMPへはもちろん、壇上のスタッフ、NHKの広報担当者など、目が合った人すべてにしっかりとおじぎをしてお礼を伝える姿は見ていてとても気持ちが良かったです。
また囲み取材では2度目の紅白出場に対して感謝の気持ちを述べたリーダー・酒井一圭さんが2019年1月にグループを脱退した友井雄亮さんについて触れ、「友井も友井のご家族も(紅白歌合戦にまた出場できるのか)心配していたと思います」と思いやるコメント。
「ファンの皆さんとスタッフ、メンバー、みんなで希望を消さずにやってきたからこそだと思っています。みんなでみんなを助け合えた特別な1年だったので、令和最初の僕らにとっても忘れられないものにできるようにめちゃくちゃハッピーに歌えたらと思います」と語り、「2019年を表す漢字は?」と聞かれると、小田井涼平さんが、「僕がもし言っていいのであれば……」と「謝」という字を挙げ、「“謝罪”から始まって“感謝”へつながった1年だった」と振り返りました。
またリハーサルは非公開だったものの、囲み取材に登場して報道陣を沸かせたのは氷川きよしさん。どんな質問にもていねいに回答しようとする姿や集まった報道陣にも握手をするなど、氷川さんがデビューから20年に渡って愛されてきた理由が垣間見えた気がしました。
12月29日(音合わせ/担当:Kikka、ゴトー記者、Ryo Tajimaカメラマン)
12月29日も引き続き音合わせを中心としたリハーサルが行われました。この日は30組ものアーティストの音合わせが行われることに加え、リハーサルと同時進行で囲み取材も行われることから、もっとも取材陣が力を入れる1日です。
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