「結婚指輪を、はずしました」「仕方のないこと」 悪性リンパ腫で闘病中の笠井信輔アナ、29年目の決断を報告
現在、抗がん剤治療のため入院中の笠井アナ。
悪性リンパ腫のため入院中のフリーアナウンサーである笠井信輔さんが1月15日、新婚以来、29年間外したことのなかった結婚指輪を外したことをブログで報告。抗がん剤治療のため手が浮腫んでしまい、「仕方のないことでした」と取らざるを得なくなったことを明かしています。
2019年12月19日から、「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」の治療のため入院中の笠井アナ。2020年1月14日からは2回目の抗がん剤投与を受けており、15日には「2日目になって一気に体が重くなってきました」と体調を伝えていました。
前回の抗がん剤治療で手が浮腫み、指輪で薬指がうっ血しかけたためにリングカットの危機を迎えていたという笠井さん。その際は浮腫をとる治療で「最悪の事態」を回避したそうですが、「今回もまた指が浮腫んでしまうかもしれない」との不安を抱いていたところ、「まるで知恵の輪のように薬指の第2関節からスッと指輪が抜けたんです」とこれまで外したことがなかった指輪が治療で体重が落ちたためか、外れたことを報告しています。
新婚時代に一度指輪を紛失してから、「はずしてはいけない、はずしたらなくす」と言い聞かせ、CTやMRIなどの治療でも外してこなかったという笠井さん。「いや、それじゃちょっとカッコよすぎるか。太ってしまって、はずせなくなったのです(笑)」と自虐していますが、「ある種の決断が必要でした」と思い切りが必要だったようで、指輪のない手元に「なんかちょっと違和感があります(笑)。指が軽いというか…」とソワソワした様子をつづっています。なお、外した指輪は無くさないよう、腕時計に貼り付けておくそうです。
笠井さんの2回目の抗がん剤治療はあと4日。1回目の経験から心に余裕はあるそうですが、「しんどいのは変わりません」「そこまでの辛抱、辛抱」と苦しい状況ながら前向きなコメントを残しています。
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