花粉飛散のサイン 関東各地で「花粉光環」みられる

18日の朝、関東地方などで「花粉光環(かふんこうかん)」が見られたとの情報が相次いだ。

» 2020年02月18日 13時03分 公開
[日本気象協会 tenki.jp(http://www.tenki.jp/)]
Tenki.jp

花粉大量飛散のしるし!?「花粉光環(かふんこうかん)」とは

花粉光環

 18日の関東地方はすっきりと晴れています。そんな中、各地で太陽の周りに丸い虹のような光の輪ができる現象「花粉光環(かふんこうかん)」が見られたとの報告が相次いでおり、SNSなどでも話題になっています。

 この花粉光環は、大気中に舞った花粉が太陽の光を曲げることで発生する現象で、花粉がたくさん飛んでいるときに見られます。一見すると幻想的な現象ではありますが、花粉症の方にとっては、とてもつらい現象でもあります。

※「花粉光環」を見る際は、太陽を直視しないようご注意ください。

花粉シーズンスタート ピークは例年より早い予想

花粉光環

 花粉光環の発生からも分かるように、2020年も西日本から東日本にかけては、既に花粉飛散シーズンに突入したわけですが、日本気象協会が発表した最新の花粉飛散予測によりますと、今年のスギ花粉飛散のピークは、全国的に例年より早まると予想しています。

花粉光環

主な都市のスギ花粉飛散ピークの見通し

  • 福岡 2月下旬から3月上旬
  • 大阪 2月下旬から3月中旬
  • 東京 2月下旬から3月下旬
  • 仙台 3月上旬から3月下旬

 例年よりも早め早めに対策をするようにしましょう。

つらい花粉症 どうすれば?

 新型ウイルスにより、マスクが大幅に不足していますが、つらい花粉症を少しでも和らげるために、マスクや薬以外の対策も心掛けましょう。


花粉症対策


  • メガネをかける

 通常のメガネでも、メガネを使用しない場合に比べて、目に入る花粉量を約40%抑えられるといわれています。

  • 化学繊維の服を選ぶ

 綿やポリエステルなどの化学繊維は、比較的花粉が付着しにくいといわれています。逆に最も花粉が付きやすいのはウールです。なるべく生地の表面がつるっとしていて、花粉が滑り落ちやすい服を選ぶとよいでしょう。

 帰宅時は、家に入る前に服に着いた花粉を落としてから入りましょう。

  • こまめにうがいをする

 うがいには、のどから鼻から入ってのどに流れた花粉を除去する効果があります。外から帰ったら必ずうがいをしましょう。

 ちなみに今日18日(毎月18日)は「頭髪の日」ですが、衣服と同じく、髪にも花粉は付きやすいため、注意しましょう。今夜、仕事で疲れて布団に直行……なんてことになると、布団やまくらカバーに花粉がついてしまう可能性もあります。シャワーや入浴でしっかり花粉を落としてから就寝するようにしましょう。

 なんといっても、花粉症対策のポイントは「外出から帰った際、付いてしまった花粉を、家やオフィスに入る前にしっかり落とすこと」。

 ご自身が花粉症でなくても、ご家族や職場に花粉症の方がいらっしゃる場合は、ぜひ、一緒にこれらの対策を心掛けてあげてくださいね。

参考:

花粉光環


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