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» 2020年02月27日 21時45分 公開

スミソニアン博物館が無料で使える画像280万件を公開 ライト兄弟の飛行機やモハメド・アリのヘッドギアなど

世界中の人々の創造性を後押しする取り組みです。

[関口雄太,ねとらぼ]

 米スミソニアン学術協会が、運営する博物館の所蔵品をスキャンした約280万件のデジタルデータを公開しました。商用・非商用を問わず誰でも無料で利用できます。


スミソニアンが無料で商用利用できる画像280万件を公開 自由に改変して利用可能です(画像はSmithsonianより)

 「スミソニアン・オープン・アクセス」で公開された画像は、あらゆる目的でのダウンロードや改変、共有できます。同博物館が2世紀近くかけて収集してきた所蔵品のなかには、ライト兄弟が開発した飛行機や、モハメド・アリのヘッドギア、アメリア・イアハートが女性として初めて大西洋単独横断飛行を達成した際に搭乗した「ロッキードベガ」などがあります。2Dデータだけでなく、3Dデータも取り扱っており、拡大・縮小や角度を変えて所蔵品を観察できます。


スミソニアンが無料で商用利用できる画像280万件を公開 ライト兄弟の飛行機(画像はSmithsonianより)

スミソニアンが無料で商用利用できる画像280万件を公開 モハメド・アリのヘッドギア(画像はSmithsonianより)


スミソニアンが無料で商用利用できる画像280万件を公開 アメリア・イアハートのロッキードベガ(画像はSmithsonianより)

スミソニアンが無料で商用利用できる画像280万件を公開 2Dだけでなく3Dのデータもある(画像はSmithsonianより)

スミソニアンが無料で商用利用できる画像280万件を公開 拡大や縮小、回転ができる(画像はSmithsonianより)

 データ形式は所蔵品ごとに異なりますが、高解像度TIFFファイルや高解像度JPEGファイル、スクリーンサイズ、サムネイルサイズなど用途に合わせてダウンロード可能です。

 大量のデジタルデータ公開について、スミソニアン博物館のロニー・バンチ氏は「オープンアクセスは、聴衆に手を伸ばし、教育し、刺激を与えるための取り組みにおけるマイルストーンです」と長期的な視野を持っていることを表明し、「この取り組みを通じて、世界中の人々に、われわれのコレクションを創造的な新しい方法で再利用することを奨励します」と意気込みを語りました。

 デジタルデータの追加は引き続き行い、2020年末には300万件の画像を公開する予定です。

 ちなみに、スミソニアン博物館は映画「ナイト ミュージアム2」の舞台としても知られています。


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