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» 2020年02月28日 18時47分 公開

JASRAC対音楽教室の訴訟、一審判決はJASRACの主張を支持

音楽教室側は、「JASRACには音楽教室から楽曲使用料を徴収する権限はない」と主張していました。

[ねとらぼ]

 一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は2月28日、音楽教室から楽曲使用料をめぐって起こされていた訴訟で、同協会の主張が全面的に支持されたと発表しました。

JASRACの発表

 訴訟は2017年にヤマハ音楽振興会、河合楽器製作所などが結成した「音楽教育を守る会」が東京地方裁判所で起こしたもの。JASRACが音楽教室から楽曲使用料を徴収する方針であることに対し、音楽教室側は「音楽教室でのレッスンには著作権法に定める演奏権は及ばず、JASRACの徴収権限は無い」と主張していました。

 東京地裁は、音楽教室でJASRACの管理著作物を演奏利用する場合は、演奏利用の態様(教師が演奏するか、生徒が演奏するか、録音物を再生するか)にかかわらず、その演奏利用全般に対して著作権が及ぶと判断し、音楽教室側の主張を退けました。

 音楽教育を守る会は、「誠に遺憾ながら、原告団の主張は認められませんでした。これから、判決文の内容を弁護団とともに十分に確認し、控訴に向けて準備を進めて参ります」とコメントしています。

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