「大好きな師匠」「永遠のジャムおじさん」 声優・増岡弘の死に声優仲間から多くの悼む声(1/2 ページ)
さまざまな人が増岡さんとの思い出をつづっています。
アニメ「それいけ! アンパンマン」シリーズのジャムおじさん役などで親しまれた声優の増岡弘さんが、3月21日に直腸がんで逝去していたことが分かりました(関連記事)。これを受け、「アンパンマン」で共演している佐久間レイさんをはじめ、多くの声優仲間からSNSを通じて悼む声が寄せられています。
「アンパンマン」でバタコさんを演じ、収録時は長年にわたって増岡さんの隣の席だったという佐久間さんは、「『おいしくなぁれ』と想いを込めて声を合わせる楽しさ、忘れません」とコメント。続けて、自然の美しさに心を開き、人生を喜んで生きる事の大切さを教えてくれた増岡さんを「永遠のジャムおじさん」と呼び、感謝のメッセージを送っています。
また、メロンパンナ役のかないみかさんは、「いつも優しくて休憩時間のおしゃべりが楽しくて」と、収録の合間の思い出や梅酒の作り方について教わったことをつづると、「大好きな師匠」である増岡さんに向けて、「(梅酒の作り方)は教えのとおりにしていますよ。ずっとずっと大好き」とツイートしました。
増岡さんを“恩師”と仰ぐ関智一さんは、「特に厳しい方でした。愛も沢山感じました。優しい役柄の印象が強いですが、指導は激しく熱かった」と演技指導の中で受けた言葉を今も心に置いているとコメント。「陶芸や落語にも触れさせて貰いました」と増岡さんの自宅での交流も振り返りつつ、「先輩お疲れ様でした!」と労いの言葉をかけました。
「タッチ」では親子役として共演した日高のり子さん(「高」ははしごだか)は、「その後も何度もお会いしているのに、『タッチ』のスタジオを思い出しました」と、増岡さんの演じた浅倉俊夫が強く印象に残っていることを明かし、「長い間本当にお疲れ様でした。お父さん、ありがとう!」とツイートしています。
「マグネロボ ガ・キーン」や海外映画など多くの作品で共演した古川登志夫さんは、「早い内に自分の家を建てなさい」との増岡さんの言葉で、マイホーム購入を決断した若い時の思い出をつづり、“ガ・キーン”レギュラー陣の写真を添えて哀悼の意を表しました。
同じ事務所の佐竹海莉さんをはじめ、山田栄子さん、平松広和さん、水島裕さん、星野貴紀さん、山口勝平さんら多くの声優仲間に加え、増岡さんがナレーターを務めた特撮ドラマ「百獣戦隊ガオレンジャー」ではガオブラック/牛込草太郎を演じ、歌謡グループ「純烈」のリーダーでもある酒井一圭さんもSNSを通じて、増岡さんに向けてコメントを寄せています。
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