ベンツが地下鉄を走る! 小さくても豪快パワーな作業用自動車がかっこいい(1/2 ページ)
うちのベンツ、電車引っ張るけど乗っていく?
ベンツが地下鉄を走る! 機動力とパワーを兼ね備えた作業用自動車「ウニモグ」の公式プロモーション動画がゴーカイで、思わず見入ってしまいます。
Mercedes-Benz Unimogチャンネルが、メルセデス・ベンツの多目的自動車「ウニモグ」が鉄道作業の現場で活躍する姿を紹介しています。
ウニモグは用途によって実にさまざまな仕様がありますが、ここで登場するのは鉄道用の車輪を装備した「軌陸車」タイプです。いつものタイヤから、線路の上では「車輪」に切り替えて線路上を走れます。
動画の舞台はオランダ・アムステルダムの車両基地。ウニモグが道路を走ってやってきて、車輪を降ろして鉄道車両にモードチェンジします。さらにウニモグがもう1台登場し、連結します。
連結した2両のウニモグは車両基地内を移動し、今度は地下鉄の車両と連結! 6両編成の地下鉄車両を2台のウニモグがけん引して出発します。鉄道車両をグイグイけん引してしまうウニモグ、すげーパワーですね!
地下鉄車両を引っぱりながらウニモグは地下区間へ向かいます。トンネルの向こうからやって来るシーン、吹き抜けが新鮮な真新しいホームを通過するシーン……。クルマが先頭車であることを忘れてしまうかっこよさです。
ちなみに、複数台のウニモグを“重連”することで重量2000トンもの鉄道車両をけん引できるパワーがあるようです。日本で最も重い貨物列車が1300トンなので、これもOKですね。
動画には「クルマなのにパワーがある」といったウニモグの豪快な性能に驚く声のほかに、「駐車違反した電車を持っていってしまったようだ」のようなコメントも寄せられています。また、他の国でも見たことがあるというコメントもあるように、どうやら世界各国の鉄道で軌陸車タイプのウニモグを見かけることがあるようです。
もちろん日本でも軌陸車タイプのウニモグが複数の鉄道会社で活躍しています。車両工場の隅を観察すると、ベンツのエンブレムがついた軌陸車を見つけることができるかもしれません。
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