「皆、これ見て元気出してくれ！」 佐野岳、「仮面ライダー鎧武」キャストが次々登場する動画で世界を勇気付ける（1/2 ページ）

キャストの中には、キャラクター再現のためメイクを施す人も。

[羽野源一郎，ねとらぼ]

　特撮ドラマ「仮面ライダー鎧武」で主人公の葛葉紘汰を演じた佐野岳さんが4月9日にTwitterとInstagramを更新。新型コロナウイルス感染拡大を受けて普段通りの生活が難しくなった人たちを励ますため、小林豊さん、高杉真宙さんら鎧武のキャストが次々と出演してエールを送る動画を公開しました。これは熱い！

鎧武キャストが集結した動画（画像は佐野岳Instagramから）

　「仮面ライダー鎧武」は2013年から2014年にかけて放送された平成仮面ライダーシリーズ第15作。果物や木の実の意匠を有する装備を身につけたアーマードライダー（仮面ライダー）へと変身する者たちが、時に対立し、時に協力しながら、地球に迫る脅威と戦う作品です。

　佐野さんの動画は、俳優の中村優一さんが4月7日に「#ヒーローが子供達を元気にする」というハッシュタグを添えて、SNSを通して子どもたちを励ます取り組みの一環として公開されたもの。佐野さんの投稿には、「#ヒーローは大人達も元気にする」と、紘汰の決めぜりふに絡めた「#ここからは俺たちのステージだ」のハッシュタグが追加されています。

　動画はキャストごとに撮影されたもので、「俺の仲間からメッセージを預かってきたから、皆、これ見て元気出してくれ！」と、紘汰として語る佐野さんの映像からスタート。駆紋戒斗を演じた小林さんは、独特な励ましの言葉をかけて、仮面ライダーバロンに変身しようとするも、変身アイテムのロックシードとバナナのおもちゃを間違えてしまうユーモラスな光景を披露してしまいます。

　続いて登場した呉島光実役の高杉さんは、うがい、手洗いを忘れないよう忠告し、「ここからは皆さんのステージです」とファンを激励。呉島貴虎役の久保田悠来さんは、自身が変身する仮面ライダー斬月と絡めて、メロン商品を次々と取り出すシュールな姿をみせています。なお、久保田さんのInstagramでは動画のロングバージョンが公開されています。

久保田さんのInstagramにはロングバージョンの動画も（画像は久保田悠来Instagramから）

　さらに、高司舞役の志田友美さん、ザック役の松田岳さん、ペコ役の百瀬朔さん、初瀬亮二役の白又敦さん、城乃内秀保役の松田凌さん、凰蓮・ピエール・アルフォンゾ役の吉田メタルさん、湊耀子役の佃井皆美さん、シド役の波岡一喜さんが登場。各キャストがかつて演じたキャラクターとなって、エールを送っています。

　鎧武キャスト陣からのメッセージを受けて、ファンからは「これの凄い事は鎧武はライダー数が多いのにほぼ全ライダーが揃っている所」「当時の衣装着てくれたり、メロン商品を用意してくれたり、メイクしてくれたり、ロックシード用意してくれるの本当にうれしい」と、感激の声が多数寄せられています。