ニュース
» 2020年07月30日 19時00分 公開

昔はこんなガチなマシンが結構安く買えた メーカー直系のぶっ飛びコンプリートカー5選(2/2 ページ)

[志田原真俊,ねとらぼ]
前のページへ 1|2       

「タイプR」を無限がさらにチューンしたらこうなった! 「シビック MUGEN RR」

 ホンダの「タイプR」もクルマ好きを振り向かせる力を持つ魅惑の文字列です。シビック、インテグラ、NSX……。この文字列が付いただけでいわばホンダのチューニング済みコンプリートカーと言えます。

スポーツカー コンプリートカー 限定車 シビック MUGEN RR(画像:ホンダ)

 しかし、もっとすごいタイプRが存在しました。2007年から2010年まで販売された4ドアセダンのシビック タイプR(FD2)には、タイプRをホンダ系チューナーの無限がさらにチューンした「シビック MUGEN RR」というコンプリートカーがあったのです。限定300台をわずか10分で完売したという逸話が残っています。

 仕様も期待通りの本気ぶり。タイプRのアイデンティティーでもある高回転型NAエンジンをさらにカリッとチューンアップして、プラス15馬力の240馬力にアップ。ボンネットにはアルミ、バンパーにはカーボンを使い、約15キロの軽量化も果たしました。給排気系やブレーキ、足回りにも当然手が入り、もともとサーキット志向の強かったFD2型をさらにスパルタンに仕上げました。

スポーツカー コンプリートカー 限定車 (参考)人気だったインテグラ タイプR(DC2型)
スポーツカー コンプリートカー 限定車 ホンダの純正アクセサリーを手掛けるホンダオートアクセスが「現代風」をテーマにチューンしたEK9型シビック タイプRベースのコンセプトカー「CIVIC CYBER NIGHT JAPAN CRUISER 2020」(東京オートサロン2020出展車)

 これだけ手を掛けてあればさすがに良いお値段に、となりそうです。当時の価格は477万7500円。4ドアシビックなのに、たった15馬力アップ/15キロ減なのに、と思うか、いやいやこれだけ手をかけているのに安い、とるかは人それぞれ。あれ、そういえば、今のシビック タイプR(関連記事)と同じぐらいの価格ですかね。実はお得だった……?

スバルSシリーズの先祖、伝説の限定車「インプレッサ 22B STiバージョン」

 世界ラリー選手権(WRC)、近年ではニュル24時間レースなどでの活躍で、モータースポーツシーンでも印象の強いスバル。

 そのワークスレース活動を支えるメーカー直系部門のSTI(スバルテクニカインターナショナル)は、インプレッサやWRX STIなどをベースにしたコンプリートカー「Sシリーズ」を2000年から台数限定で市販しています。

スポーツカー コンプリートカー 限定車 インプレッサ 22B STiバージョン(画像:SUBARU)

 その原点といえるのが、1998年に発売されたSTiチューンの限定車「インプレッサ 22B STiバージョン」です。2.2リッターに強化されたボクサーエンジン、専用のブリスターフェンダーや足回り。当時のWRCで活躍していたラリーカーをモデルにした市販仕様ということもあって、400台が即完売。今なおスバルファンの間で語り継がれる伝説の限定車です。

 なおスバルのチューニング済みコンプリート車である「Sシリーズ」は、S207やS208(関連記事)、2018年に発売された軽量モデルのTYPE RA-R(関連記事)など、登場するたびに限定数の数百台が即完売してしまうほどの激しい争奪戦が、今なお毎回繰り広げられています。

スポーツカー コンプリートカー 限定車 東京モーターショー2017で披露した「S208」。世界450台限定で、カーボンリアウイング付きの「NBR(ニュルブルクリンク)パッケージ」で710万6400円だった

知る人ぞ知る、入魂のスポーツセダン「マツダスピードファミリア」

 マツダにはかつて、ル・マン24時間レース優勝などの華々しい成績を収めたモータースポーツ部門「マツダスピード」がありました。

 そのマツダスピードが2001年に作った、知る人ぞ知るスポーツセダンが「マツダスピードファミリア」です。

スポーツカー コンプリートカー 限定車 マツダスピードファミリア(右)。左は同時に発売されたNBロードスターのチューニング版「マツダスピード ロードスター」こちらもレア車(画像:マツダ)

 ファミリーカーのファミリア(関連記事)なのに、青の専用カラーに金色のホイールが映える底知れぬ迫力。9代目ファミリアセダンをベースに175馬力までチューンした2リッター直4エンジンを搭載し、吸排気系、大径ブレーキや専用開発のサスペンションも装備した、まさに“羊の皮を被った狼”的なマシンでした。当時の価格は199万8000円(東京・名古屋・大阪・広島地区)でした

 マツダスピードによるコンプリートカーといえば「マツダスピード アクセラ(2006年)」はそこそこの知名度がありますが、ファミリアにも“マツスピチューン”があったのですね。ファミリアの車名は残念ながらなくなって久しいですが、その設計思想はデミオ→MAZDA2(関連記事)へと受け継がれています。

 ともあれ、手が込んでいる割に100台(+100台ほど)しか生産されていない希少車なので見かける機会は当時からほぼなく、2020年現在はなおさらレアですが、1.5リッタークラスの古い小型ファミリーカーじゃないかなどとナめてかかるとぶっちぎられてしまうことでしょう……。

【訂正 2020年7月31日12時】初出時、マツダスピードファミリアの生産台数に誤記がありました。お詫びして訂正いたします。お知らせいただいたオーナーの方、ありがとうございます

スポーツカー コンプリートカー 限定車 マツダスピードアクセラ
スポーツカー コンプリートカー 限定車 (参考)ファミリアといえばこのカタチという人も多そうな5代目ファミリア
スポーツカー コンプリートカー 限定車 カーセンサーで探したところ、日本にもまだ2台あった!(2020年7月30日時点/カーセンサーより)

 皆さんはどんなコンプリートカーに思い出がありますか?



フォトギャラリー

photo スポーツカー コンプリートカー 限定車 スポーツカー コンプリートカー 限定車 スポーツカー コンプリートカー 限定車 スポーツカー コンプリートカー 限定車 スポーツカー コンプリートカー 限定車 スポーツカー コンプリートカー 限定車 スポーツカー コンプリートカー 限定車 スポーツカー コンプリートカー 限定車 スポーツカー コンプリートカー 限定車 スポーツカー コンプリートカー 限定車 スポーツカー コンプリートカー 限定車 スポーツカー コンプリートカー 限定車 スポーツカー コンプリートカー 限定車 スポーツカー コンプリートカー 限定車 スポーツカー コンプリートカー 限定車 スポーツカー コンプリートカー 限定車


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

先週の総合アクセスTOP10

  1. ダルビッシュ有&聖子、14歳息子のピッチングがすでに大物 「球速も相当出てる」「アスリート遺伝子スゴい」
  2. 大家に「何でもしていい」と言われた結果 → 台所が隠れ家バー風に! DIYでリフォームした部屋の変化に驚きの声
  3. 中谷美紀、外国人夫の連れ子や元妻と楽しい団らん 国籍や目の色など何もかも違えど「これでも家族」
  4. デヴィ夫人、15歳の愛孫・キランさんが社交界デビュー 「山高帽にモーニング」華麗なる正装姿が超ハンサム
  5. 法隆寺がクラファンを開始 わずか1日で目標金額2000万円を達成「予想もしていなかった早さ」
  6. 元保護子猫に、ずっと欲しがっていたぬいぐるみをあげたら…… 予想外の反応に「人間の子供みたい!」の声
  7. 7歳息子が初おつかいに行ったときのレシート、よく見ると…… ママへの愛がつまったエピソードに「泣ける」の声
  8. 才賀紀左衛門、“親密な女性”の初顔出しショット公開 パッチリした目にスッキリした鼻筋で「想像通り美しい」「綺麗な方!」
  9. 愛犬に「子猫が大変です!!」と呼び出された飼い主、ついて行くと…… まさかの“無免許運転”発覚に「かわいすぎるw」
  10. 見事な「赤富士」を捉えた山中湖のライブカメラ映像に驚きと感動の声 葛飾北斎「凱風快晴」のような絶景……!

先月の総合アクセスTOP10

  1. この写真の中に1人の自衛隊員が隠れています 自衛隊が出したクイズが難問すぎる……「答え見ても分からない」と人気
  2. フワちゃん、指原莉乃同乗のクルマで事故 瞬間を伝える動画が「予想の10倍ぶつけてる」「笑い事ではない」と物議
  3. 人気動画ジャンル「ゆっくり茶番劇」を第三者が商標登録し年10万円のライセンス契約を求める ZUNさん「法律に詳しい方に確認します」
  4. この写真の中に2人の狙撃手が隠れています 陸自が出したクイズが難しすぎて人気 まじで分からん!
  5. 華原朋美、“隠し子”巡る夫の虚言癖に怒り「私はだまされて結婚」 家を飛び出した親に2歳息子も「もうパパとはいわなくなりました」
  6. 誰にもバレずに20年 別荘を解体中にバスルームから“とんでもないモノ”が見つかる 「わけがわからない」と困惑
  7. 名倉潤、妻・渡辺満里奈との結婚17周年に“NY新婚旅行”ショット 「妻には感謝しかありません」と愛のメッセージも
  8. 植毛手術のいしだ壱成、イメチェンした“さっぱり短髪”が好評 「凄く似合ってます」「短い方が絶対いい」
  9. 「ビビるくらい目が覚める」「生活クオリティ上がった」 品薄続く「ヤクルト1000」なぜ、いつから人気に? 「悪夢を見る」ウワサについても聞いてみた
  10. 渡辺裕之、66歳バースデーで息子と2ショット 合同誕生日会に「すごいお料理とケーキ」「イケメン息子さん」