女の子のダボシャツは至高 お出かけからのお部屋訪問「宇崎ちゃんは遊びたい」4話(1/2 ページ)
イチャイチャ回です。
ウザくて、かわいくて、SUGOI DEKAI! 「宇崎ちゃんは遊びたい!」(原作/アニメ)は、マイペースで一人の時間が好きな桜井真一(さくらい・しんいち)と、彼にまとわりついてくるキュートだけどちょっとウザめの後輩宇崎花(うざき・はな)の、ニヤニヤな距離感を楽しめるキャンパスコメディーです。
4話は二人のお出かけ回。からのお部屋訪問回。付き合っているわけじゃない二人ですが、今回ばかりは「付き合ってるでしょ?」と言わざるを得ない様子が描かれます。……付き合ってるでしょ?
「バーカバーカ」の示すもの
宇崎「ゲームだけが友達の先輩と遊んであげようかなって思って来たんスよ。よかったッスね、先輩!」
得意技、親切の押し売りをこすりつけてくる宇崎ちゃん。あながち間違ってないので否定しづらい桜井。今回は彼女の言葉に乗り、GPSを利用した「ドラモンGO」なるゲームをやりに外に出ることになります。
ここから先、本人たちが何と言おうとデートにしか見えないルートに入ります。まずはスマホを見続けていたら目がつかれたので、眼鏡屋さんへ。
宇崎ちゃんが変な眼鏡を桜井に次々渡しては、ゲラゲラ笑い続ける、というウザターンへ。たまたま出会った桜井のバイト先の娘さん亜実も宇崎ちゃんに加勢して、変な眼鏡を桜井につけさせて大はしゃぎ。
その後桜井と宇崎ちゃんはキレて罵倒合戦をはじめます。この罵倒の幼さたるや。「バーカバーカ!」くらいしか言っていません。語彙(ごい)力ゼロ。
一応怒っているらしいけれども、じゃれ合いにしか見えない。宇崎×桜井カップル厨の亜実にはこれ以上のごちそうはありません。ホッコリ顔です。
宇崎ちゃんはなにも考えずそのまま思考を口に出しちゃう部分があるので、言葉が雑になっちゃうのは分からんでもないです。しかし桜井がここで「バーカバーカ」しか言えなくなっているのは注目したいところ。原作よりアニメの方が「バーカバーカ」の量が高いです。
普段一人でぼんやりしているのが好きな桜井、全力で怒ったり罵ったりできるのは、今の所宇崎ちゃんだけです。罵れるというのは「相手がこのくらいなら耐えられる」という信頼でもあります。実際宇崎ちゃんはこの程度じゃ負けませんし、仮に勝ったとしてもまた追いかけてくる前例ばかり。
人との距離感で考えると、桜井にとって彼女は既に非常に近いところまで来ている。宇崎ちゃんにだけ怒ってばかりで、全力で同等に言葉の殴り合いができるのは、心を許している証拠です。
電車の中で何に意識してる?
電車移動中、ラブコメなら欠かせない電車移動イベントが発生します。急に混み合って満員電車になった時、宇崎ちゃんと桜井は密着せざるを得なくなります。そうなると宇崎ちゃんのSUGOI DEKAIものが桜井の身体に押し当てられてしまうのは必然で不可避。この柔らかさに何も感じない男子なんてそうそういない。
桜井は精神が壊れる寸前のドキドキを味わっていますが、宇崎ちゃんは「なんか…壁ドンみたいッスね…」と冗談を言ってツッコミ待ちだったから大変。桜井は聞こえていなかったため、宇崎ちゃんが一人踏み込みすぎたような空回りを感じてしまい、フリーズ。宇崎ちゃんの方も意識しすぎてしまった。
今まではSUGOI DEKAIが桜井に当たっても、そこまで宇崎ちゃんは気にしていませんでした。しかし今回は、宇崎ちゃんは胸が当たっていることよりも顔が近いことに対して強く意識しているのが気になるポイントです。この他にも宇崎ちゃんは、身体そのもののスキンシップよりも「精神に来る部分」での接触に恥じる場面が多々あります。例えば2巻で、桜井がさらっと「(浴衣が)いいな 似合ってる」と言うシーンがあります。この一言で宇崎ちゃん、へにゃへにゃになります。その一方で、酔ってSUGOI DEKAIを桜井に押し付けまくってウザ絡みこともあります。
宇崎ちゃんが照れる瞬間を並べてみると、彼女の性格がより一層見えてくるはずです。ちゃんとスイッチのオンオフのポイントは明確にあるようです。
お部屋訪問と男シャツとお料理
ある雨の日。宇崎ちゃんが桜井の家にあそびに来ました。そのとき大雨が突然降ってきてびしゃびしゃになったが故に、なんと桜井の服とハーフパンツを宇崎ちゃんが着るという、ラブコメ最上級クラスのイベントが発生しました。
自分の家で女の子がお風呂。自分の家で女の子が自分の服をダボダボのまま着る。自分の家で女の子が料理を作る。
桜井はあまり気にしていないようですが、女の子ダボシャツは一部の男の子にはクリティカルヒットな凶器。ここでワイシャツやパーカーを選ばず、かつあえてハーフパンツを履かせるあたりの作者のさじ加減が実に素晴らしい。隠してちょっと見えるくらいが至高。
宇崎ちゃんのファッションは基本的にSUGOI DEKAIをあまり強調しない、ラフなものが多いです。今回桜井のオシャレとはいえない服を着たことで、より彼女のトランジスタグラマー感が増しました。衣装で隠すほど、身体的な魅力が際立つのが宇崎ちゃん。パンツ丸出しになったこと以外は、全体的に露出度低めです。そこが、いい。
意外なほど料理が上手な宇崎ちゃん。これは高得点。普段は雑ですが、実は彼女かなり家庭的。普段うるさい状態とのギャップが魅力的…なのですがこれはもしかして、桜井の前かどうかで変化するんでしょうか。今のところ謎です。
宇崎「さっきのその…次なんスけど…明日でもいいッスか?」
桜井「ああ、今日の続きか。いいよ、俺もどうせ暇してるし」
宇崎「やった! それじゃあ、先輩。また遊びましょうね!」
桜井「ああ」
桜井はあまり意識していないようですが、宇崎ちゃんは桜井のこういうところをものすごく気に入っているようです。目の敵のように宇崎ちゃんを攻撃することもあるけど、基本的に天然で優しい。
タイトルの「宇崎ちゃんは遊びたい!」は、それを受け止めてくれる、同じ目線で殴り合ってくれる桜井がいるからこその、宇崎ちゃんの心理を表した文言なのでしょう。
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