プリウスに勝ちそう!? アメリカのSLが高速道路のど真ん中を快走「ひぇぇ何これ」「しかも、速ぇ!」(1/2 ページ)
追い抜きを仕掛けてきたのは……SLだった。速ぇ!
高速道路を走っていると……真横にズォォォンとSLが! 高速道路のど真ん中を「普通」にSLが快走しています。しかも、速ぇ!
ここは米国カリフォルニア州、ロサンゼルスと郊外のサンバーナーディーノを結ぶ通勤路線。鉄道路線はメトロリンクのサンバーナーディーノ線です。世界の珍しい映像を紹介するYouTubeチャンネル、Wonder Worldが公開しました。
動画は高速道路を走る乗用車(プリウス)の車窓からはじまります。壁の向こうから横に並んできたのは……巨大な蒸気機関車「サンタフェ3751号」! クルマとほぼ同じ速度で走行しています。こんなデカいのが突然横に並んできたら絶対びっくりする!
サンタフェ3751号は1927年に登場した古い蒸気機関車です。現役当時には時速166キロで走った記録も残っています。1957年に引退しましたが1991年に復活し、イベント時に運行しているようです。
登場する列車もイベント運行のもの。サンタフェ3751号に連結している客車もバラエティ豊かで、屋根上にドームが付いた車両や後方展望車などで編成されていました。
動画には「こんな間近に……迫力すごい」「このシーン体験してみたい!」「SLがプリウスに勝ちそうだぞ!」など、米国ならではの豪快な様子に驚きの声が多数上がっていました。
ちなみに日本にも、Osaka Metro御堂筋線や北大阪急行で自動車専用道路の間に線路が敷かれている区間があります。一般道路のすぐとなりに線路があり、SLと並走できる区間のある大井川鐵道もよく知られています。
しかし、それほど厳重に遮られておらず、クルマ社会の国ならではの広い道路とそこそこ都会っぽさも垣間見える風景の中にある、真横に間近に「普通」にある巨大な物体の違和感が……何とも言えません。さすがアメリカ〜と感心してしまう迫力ですね。
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