「不協和音を返して」 欅坂46ベストアルバム「過激な表現が含まれている」と一部ライブ映像が急遽収録見送りに、ファンからは悲鳴上がる(1/2 ページ)
一定の理解を示す声もある一方、「別の曲を入れる位の配慮があって然るべき」との意見も。
欅坂46のベストアルバム(TYPE-B)に収録予定だった一部ライブ映像が、「過激な表現が含まれている」として収録見送りとなることが発表されました。該当のライブ映像は「伝説のパフォーマンス」だと熱狂的な支持を集める2017年ツアーの「不協和音」で、ファンからはさまざまな声が上がっています。
10月に行うラストライブをもって5年間の歴史に幕を閉じ、改名することを発表している欅坂46。10月7日には、グループ初となるベストアルバム「永遠より長い一瞬 〜あの頃、確かに存在した私たち〜」がリリースされることが決定し、TYPE-AとTYPE-Bにはそれぞれ、これまでBlu-ray化されてこなかった至極のライブ映像が盛り込まれる予定でした。
突然の発表
事態が動いたのは9月11日のこと。公式サイト上で「Discord Short Act」と「不協和音」(ともに2017年8月30日 全国アリーナツアー「真っ白なものは汚したくなる」幕張メッセ)の2パフォーマンスについて、「過激な表現が含まれていることを改めて考査し、今回の商品への映像収録は見送らせて頂きます」との発表が行われました。
欅坂46の所属事務所は、「商品詳細発表後の変更となり、皆様にご迷惑をおかけし心よりお詫び申し上げます」と陳謝しつつ、「何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます」と理解を求めています。
収録見送りとなった「不協和音」とファンの反応
収録が見送られた「不協和音」のパフォーマンスは2017年のツアー千秋楽・ダブルアンコールで披露されたもの。“ドラマ仕立ての展開から楽曲へつなぐ”という趣向を凝らした演出が見どころで、メンバー同士が争うというストーリーには、灰、銃、血のりなどを使用するなど楽曲の世界観を本格的に表現したパフォーマンスでした。
根強い人気はファンだけではなく、雑誌『BRODY』(2019年4月号)のインタビューで「これまで120%やりきったと思えたパフォーマンスはありましたか?」との質問に「あの『不協和音』を超える『不協和音』はいまだにないと思うし、あれ以上のパフォーマンスはないと感じる」と答えるメンバーもいるほど、印象に残るものでした。
今回の収録見送り発表を受けてネットでは、「全力のパフォーマンスをした彼女たちの魂が否定されたような気がしてとても悲しく感じました」「お願いします!入れて下さい!見たいんだよ!」「不協和音を返して」とさまざまな声が上がり、一時Twitterでは「不協和音」がトレンド入り。
特に意見が多かったのは、同パフォーマンスがダイジェストではあるものの1度地上波で放送されていることで、「地上波で流せたレベルで削られるって、謎でしかない」「アルバムの特典Blu-rayなんてむちゃくちゃクローズドなんだから、不協和音っていう作品を守れないのか?」と物議を醸しています。
そのほかにも「上記品番のパッケージとDISC盤面には収録分数が74分と記載されておりますが、上記の変更に伴い収録分数は67分となります」と発表されたことに対して、「どうしても不協和音を削除するなら、別の曲を入れる位の配慮があって然るべき」「抜くことが出きるなら追加もできるんじゃないかな」と代替曲の挿入ができないかという声も上がっています。
ファンによる署名活動がスタート
Twitter上では、「このタイミングでの削除は運営も苦渋の決断だと思う。詳細が知りたい」「不協和音を残そうとしたスタッフにも熱い思いはあるはず。それを閉じ込めてもカットしなければならないその理由って何?」と、運営側の判断に一定の理解を示すファンがいる一方、納得できないファンも少なくなく、9月12日には有志により「Change.org」での署名活動「欅坂46ベストアルバムに2017幕張千秋楽不協和音の再収録を求めます」も開始されました。
署名活動を行うファンはねとらぼ編集部の取材に対し、「私たちが抱いている、あの不協和音パフォーマンスへの愛がきちんと伝わっていないなと、ぜひ何らかの数字で伝えたいと思いました」と活動を始めた理由を語る一方で、署名活動そのものに対する反対意見もあるとし、声を上げることの難しさを感じている様子でした。
欅坂46のベストアルバム「永遠より長い一瞬 〜あの頃、確かに存在した私たち〜」は10月7日に発売されます。
関連記事
- 「入院生活で出会った欅坂46に救われた」 楽曲やメンバーモチーフの和菓子を創作し続ける和菓子職人を取材
あきらめようと考えた職人の道、偶然出会ったMVが1人の和菓子職人を救った。 - 「私が好きな欅坂46」が詰まっていた 「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」1万字レポート
1記者として、1ファンとして、こんなに素晴らしいパフォーマンスを5年間披露し続けてくださったこと、感謝しています。 - 欅坂46・平手友梨奈とTAKAHIROが福島県の学生と「100人のサイレントマジョリティー」を完成させるまで 5時間密着、1万字レポート
【画像100枚&動画6本】残念ながら抽選に外れてしまった福島県の学生さん達に見てほしい。 - 岡田将生・志尊淳の背後から平手友梨奈が出現!? 映画「さんかく窓の外側は夜」、超激レアなポスタービジュアル解禁
「ヒウラエリカにだまされた」の謎とは……。 - 「僕たちの嘘と真実 DOCUMENTARY of 欅坂46」公開日が9月4日に決定! “いま”の心境語る追加撮影と新予告も
監督は「欅坂46が、いわゆる一般的なアイドル像には、当てはまらないグループだったので、この映画も、今までのアイドルドキュメンタリーとは違うものに、ならざるを得ませんでした」とコメント。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
-
60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
-
「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
-
皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
-
真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
-
71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
-
新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
-
家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」