有田駅・有田テラス「有田焼チーズケーキ(Sサイズ・ねこ)」(1980円)〜「有田焼」だから美味しさが増すスイーツ!

» 2020年09月19日 09時00分 公開
[ニッポン放送(1242.com)]
ニッポン放送

【ライター望月の駅弁膝栗毛】(初出:2020年5月22日)

駅弁 787系電車・特急「みどり」、佐世保線・武雄温泉駅(2013年撮影)

佐世保線・武雄温泉駅付近の高架線を行く、黒い車体の「みどり」号。

この787系電車は、平成4(1992)年、門司港・博多〜西鹿児島間の特急「つばめ」としてデビューし、新幹線開業後は九州各地の特急として活躍しています。

今年(2020年)秋には、この車両を使用した新たな観光列車「36ぷらす3」も運行予定。

また、2022年度には、武雄温泉〜長崎間を結ぶ新幹線の開業も予定されています。

(参考)JR九州ホームページ、長崎県ホームページほか

駅弁 有田テラス・ウェブサイト

現在、武雄温泉〜有田間は、特急「みどり」で約15分。

「やきもの」のまちの玄関・JR有田駅には、平成19(2007)年に誕生した名物駅弁「有田焼カレー」があり、駅や店での販売はもちろん、遠隔地の通信販売にも対応しています。

この焼カレーを手掛ける「有田テラス」には、もう1つの名物で同じく有田焼の器を使ったスイーツ、「有田焼チーズケーキ」があります。

駅弁 有田焼チーズケーキ(Sサイズ・ねこ)

“幸せのチーズケーキ”という愛称を持つ、「有田焼チーズケーキ」。

今回は、「有田焼チーズケーキ(Sサイズ・ねこ)」(1980円)を買い求めました。

「有田テラス」によると、平成8(1996)年にカフェ&レストランとして始まった際、焼カレーの前身“カレードリアン”のデザートとして開発されたのが、このチーズケーキだったそう。

冷凍で届いた際は、2時間ほどかけて自然解凍し、いただくのがお薦めです。

駅弁 有田焼チーズケーキ(Sサイズ・ねこ)
駅弁 有田焼チーズケーキ(Sサイズ・ねこ)

掛け紙を外して、赤い箱を開けると、甘い香りと共に、焼カレーの小サイズと同じ大きさの有田焼の器に入った、まぶしいくらいのチーズケーキが顔をのぞかせました。

こだわりぬいたクリームチーズや国産バター、卵を使って作られたという生地にスプーンをスッと入れると、これがもう、ホントにふわっふわ!

さらに口のなかでとろけていく食感は、甘いもの好きの方なら、ほぼリピーター確定です。

駅弁 有田焼チーズケーキ

JRの駅長さんと有田の町おこしプロジェクトから生まれた焼カレー駅弁&チーズケーキ。

「有田テラス」によると、カレーもケーキも美味しく焼きあがる背景には、やはり「有田焼」の遠赤外線効果があるとのこと。

なるほど!「有田焼カレー」も「有田焼チーズケーキ」も、単に有田焼の器に入った駄洒落駅弁ではなく、「やきもののまち」ならではの美味しさが詰まった駅弁だったんですね。

駅弁 松浦鉄道MR-600形気動車・普通列車、西九州線・有田駅(2009年撮影)

有田駅からは、第3セクターの「松浦鉄道」西九州線が、伊万里方面へ出ています。

例年、大型連休に多くの人を集めている有田陶器市も、今年(2020年)は、オンラインで「Web有田陶器市」として開催されました。

「有田テラス」の皆さんも、「通信販売」をやっていて、本当によかったと話します。

「やきもの」のまちを散策できる時期まで、通販で食とやきもの文化を守りたいものです。

連載情報

photo

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2504/16/news024.jpg 飲み終えた“コーヒーかす”→捨てずに石と混ぜると、1カ月後…… 「感動」目からウロコの裏ワザに「やってみよう」
  2. /nl/articles/2504/16/news023.jpg 「成長したらそのうち襲ってくる」と言われたワニ、16年後……→ 280万回再生を突破した驚きの姿に「初めて見た」の声
  3. /nl/articles/2504/16/news016.jpg たった1輪の“小さな小さなバラ”の刺しゅう→1年後…… 「うわー!」驚きの仕上がりに「根気に脱帽」「尊敬します」
  4. /nl/articles/2504/17/news044.jpg 「盛大に邪魔してきた」 撮影中のカメラマン、偶然とらえた“奇跡の一瞬”が310万表示 「決定的瞬間」「狙っても撮れないって!」
  5. /nl/articles/2504/17/news166.jpg 俳優の板垣瑞生さん死去 「東京都内にて遺体で発見」と家族が報告
  6. /nl/articles/2504/16/news113.jpg マクドナルド、次回ハッピーセットコラボに「争奪戦すごそう」 品切れや転売の懸念も「1個でいいから欲しい」「たくさん作って」
  7. /nl/articles/2504/16/news035.jpg 「ウソだ…」「言葉が出ない」 幼少期から絵を描き続けた少年→15年後…… 大人になって描いた絵が100万再生【海外】
  8. /nl/articles/2504/17/news023.jpg ダイソーのレース糸をまぁるく編んでいくと…… “ぷっくり”かわいい完成品に「挑戦してみます」「アフガン編みステキ」
  9. /nl/articles/2504/11/news157.jpg 47歳で一戸建てを建てた1人暮らし女性、“最高のズボラご飯”をのぞくと…… 「私もこう言う暮らししたいな〜」「憧れます」と340万再生
  10. /nl/articles/2504/17/news033.jpg 1児のママに突如違和感「足の裏が痛い」→敷物をめくったら…… “まさかの原因”に「怖っ」「なぜそこにw」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小学生時代「こんなプラモ誰が買うんだよw」→40年後…… “大人になった”を実感するエピソードに「分かる」「特大ブーメランw」
  2. パパに、保育園へ行く娘のヘアアレンジを任せたら…… ママがひっくり返った“仕上がり”が400万表示「重力どこ?」「頑張った感がいい!」
  3. 「神パンツきた」 ユニクロ新作“3990円パンツ”が品切れラッシュの大人気 「過去イチかも」「本当にこれは買い」
  4. なんとなく捨てにくい紙袋→2カ所切り込みを入れるだけで…… 目からウロコの“活用術”に「これすごくいい!」【海外】
  5. 「見習うことばかり」 80代おばあちゃんの春服&収納術がステキ! 上品かつオシャレで「憧れです」「尊敬します」
  6. ファスナーに直接毛糸を編み付けていくと…… 完成した“便利でかわいいアイテム”が100万再生「天才だ」「これ大好き」【海外】
  7. 「尊厳を踏みにじる行為」 八代亜紀さんの“物議のCD”は「流通会社がすでに流通を中止」 タワレコが回答
  8. 古くなったジーンズは捨てないで! 目からウロコの“アイデア”に大反響「なにこれかわいい!」「こんなの作れるんだ」【海外】
  9. 指先サイズの小さな器に木を植えて、育てたら…… 「芸術だ」「半端ない」鳥肌モノの“神盆栽”に反響
  10. 義母「ランドセル代を振り込みました」→銀行口座を見ると…… 2児ママ絶叫の“神対応”が1520万表示「凄すぎる!」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
  2. 「恩師ビックリするやろなぁ」 中学3年で付き合い始めた“同級生カップル”が10年後…… まさかの現在に反響
  3. 「本当に迷惑」 宅急便の「不在連絡票」と酷似のチラシが物議…… ヤマト運輸「配布中止申し入れ」
  4. 「うそでしょ!?」 東京ディズニーランド、“老舗”レストランの閉店を発表 「とうとう来てしまったか」「いやだああああ」と悲しみの声
  5. 雑草ボーボーの運動場に“180羽のニワトリ”を放ったら…… 次の日、まさかの光景に「感動しました」「すごい食欲」
  6. 40歳・女性YouTuber「18年間、脇毛を処理していない」→“処理しない理由”語る 「脇のみならず……」
  7. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  8. 息子の小学校卒業で腕を組んだ34歳母→中学校で反抗期を迎えて…… 6年後の姿に反響 「本当に素敵!」「お母さん、変わってない!?」
  9. Koki,、豪邸すぎる“木村家の一室”がウソみたいな広さ! 共演者も間違えてしまうほどの空間にスタジオビックリ「コレ自宅!?」「ちょっと見せて」
  10. 使わない靴下をザクザク切って組み合わせると…… 目からウロコの再利用法が2500万再生「とてもクリエイティブ」【海外】