「サントリー天然水」に第4の水源「北アルプス」が仲間入り! 南アルプス・奥大山・阿蘇とどう違うのか聞いてみました
2021年夏ごろに販売開始予定です。
コンビニや自動販売機でよく見るサントリー天然水に、実は地域によって「南アルプス」「奥大山」「阿蘇」と3バージョンがあることはご存知でしたか?
ねとらぼでは以前にもご紹介した、この3種類の天然水。
簡単にまとめると、水の味も「南アルプス」はキレがあり爽やかな味わいであったり、「奥大山の天然水」は口当たりも柔らかく甘めな味わいであったりと、さまざまな違いが。また、一見同じに見えるパッケージも、イラストの山、鳥、草花に違いがあるのです。
パッケージの違いは、それぞれの水源ごとの特色を表しています。背景にはそれぞれの水源の山自体が、鳥と草花はその水源近くに実際に生息している生物が描かれているのです。ちなみに、南アルプスの天然水の鳥は「ルリビタキ」、花は「フクジュソウ」なんですよ。
そして、現在の「南アルプス」「阿蘇」「奥大山」の3バージョンに加え、2021年夏頃に第4の水源として「北アルプス」の仲間入りが決定しているのです。
はたして、新顔の「北アルプス」のパッケージに描かれている生物はなんなのか? また、気になる味の違いについても、担当者に話を聞きました。
ーー今回のパッケージに描かれている、山、鳥、草花について教えてください。また、北アルプスはどういう場所なのでしょうか。
「北アルプス」のパッケージには、象徴的な山である餓鬼岳を中心として鷹狩山から望む北アルプス連峰を描いています。また、生物は青い羽根色が特長のオオルリと、夏に黄色い花を咲かせるシナノキンバイを描いています。
北アルプスは、長野県大町市にあり眺望の美しさで知られている場所で、豊かな自然に囲まれた、清冽なおいしさを価値とする「サントリー天然水」にとって理想的な場所になっています。
ーーまた、今回のパッケージは他のデザインと比べ、例えば水源が下に記載されるなど少し違いがあるようです。この理由は?
ミネラルウォーター市場が伸長していくなか、平時はもちろんのこと、災害などの不測事態発生時においてもより安定した供給を目指して、11月上旬より商品の名称を「サントリー天然水」に統一しています。それに伴いラベルデザインを変更しており、水源を「天然水」の文字の下に記載することになりました。
今回発表した「北アルプス」以外の商品についても、水源が下に記載されたデザインに順次切り替わっていきます。
ーー水源を増やすのには、なにか理由があるのでしょうか? 近い将来、増える可能性もあるのでしょうか?
健康志向の高まりや、備蓄意識の高まりなどによってミネラルウォーター市場は伸長しており、さらなる安定供給体制を構築していくことが目的です。
天然水事業を営む上で重要な良質な水と水量の確保など、多岐にわたる検証が必要です。そのため、今後の新たな水源について現状お話できることはありませんが、将来的には水源がさらに増える可能性もあります。
ーー「北アルプス」の天然水の販売地域はどのあたりになるのでしょうか?
需給状況にもよりますが、長野県をはじめとした東日本を中心に出荷していくことを想定しています。
ーー「北アルプス」の天然水の味わいには、どのような特徴があるのですか?
北アルプスの山々に磨かれた水は、適度なミネラル分を含み、クセがなく、すっきりとした飲み心地です。
「北アルプス」の天然水は、長野県をはじめとした東日本を中心に出荷予定。来夏には、近所のコンビニなどで第4の水源「北アルプス」を見ることができるかもしれません。その際は、ぜひパッケージのイラストや味わいにも注目してみてくださいね。
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