「サントリー天然水」に第4の水源「北アルプス」が仲間入り! 南アルプス・奥大山・阿蘇とどう違うのか聞いてみました

2021年夏ごろに販売開始予定です。

» 2020年11月19日 11時30分 公開
[大原絵理香ねとらぼ]

 コンビニや自動販売機でよく見るサントリー天然水に、実は地域によって「南アルプス」「奥大山」「阿蘇」と3バージョンがあることはご存知でしたか?


北アルプス 「南アルプス」「奥大山」「阿蘇」を並べたもの

 ねとらぼでは以前にもご紹介した、この3種類の天然水。

 簡単にまとめると、水の味も「南アルプス」はキレがあり爽やかな味わいであったり、「奥大山の天然水」は口当たりも柔らかく甘めな味わいであったりと、さまざまな違いが。また、一見同じに見えるパッケージも、イラストの山、鳥、草花に違いがあるのです。

 パッケージの違いは、それぞれの水源ごとの特色を表しています。背景にはそれぞれの水源の山自体が、鳥と草花はその水源近くに実際に生息している生物が描かれているのです。ちなみに、南アルプスの天然水の鳥は「ルリビタキ」、花は「フクジュソウ」なんですよ。


北アルプス 南アルプスの天然水。鳥はルリビタキ、花はフクジュソウ


北アルプス 奥大山の天然水。鳥はオオルリで、花はダイセンキスミレ


北アルプス 阿蘇の天然水、鳥はオオルリで、花はユウスゲ

 そして、現在の「南アルプス」「阿蘇」「奥大山」の3バージョンに加え、2021年夏頃に第4の水源として「北アルプス」の仲間入りが決定しているのです。


北アルプス 第4の水源は「北アルプス」


北アルプス 「天然水 北アルプス」のラベルイメージ

 はたして、新顔の「北アルプス」のパッケージに描かれている生物はなんなのか? また、気になる味の違いについても、担当者に話を聞きました。

ーー今回のパッケージに描かれている、山、鳥、草花について教えてください。また、北アルプスはどういう場所なのでしょうか。

 「北アルプス」のパッケージには、象徴的な山である餓鬼岳を中心として鷹狩山から望む北アルプス連峰を描いています。また、生物は青い羽根色が特長のオオルリと、夏に黄色い花を咲かせるシナノキンバイを描いています。

 北アルプスは、長野県大町市にあり眺望の美しさで知られている場所で、豊かな自然に囲まれた、清冽なおいしさを価値とする「サントリー天然水」にとって理想的な場所になっています。

ーーまた、今回のパッケージは他のデザインと比べ、例えば水源が下に記載されるなど少し違いがあるようです。この理由は?

 ミネラルウォーター市場が伸長していくなか、平時はもちろんのこと、災害などの不測事態発生時においてもより安定した供給を目指して、11月上旬より商品の名称を「サントリー天然水」に統一しています。それに伴いラベルデザインを変更しており、水源を「天然水」の文字の下に記載することになりました。

 今回発表した「北アルプス」以外の商品についても、水源が下に記載されたデザインに順次切り替わっていきます。

ーー水源を増やすのには、なにか理由があるのでしょうか? 近い将来、増える可能性もあるのでしょうか?

 健康志向の高まりや、備蓄意識の高まりなどによってミネラルウォーター市場は伸長しており、さらなる安定供給体制を構築していくことが目的です。

 天然水事業を営む上で重要な良質な水と水量の確保など、多岐にわたる検証が必要です。そのため、今後の新たな水源について現状お話できることはありませんが、将来的には水源がさらに増える可能性もあります。

ーー「北アルプス」の天然水の販売地域はどのあたりになるのでしょうか?

 需給状況にもよりますが、長野県をはじめとした東日本を中心に出荷していくことを想定しています。

ーー「北アルプス」の天然水の味わいには、どのような特徴があるのですか?

 北アルプスの山々に磨かれた水は、適度なミネラル分を含み、クセがなく、すっきりとした飲み心地です。


 「北アルプス」の天然水は、長野県をはじめとした東日本を中心に出荷予定。来夏には、近所のコンビニなどで第4の水源「北アルプス」を見ることができるかもしれません。その際は、ぜひパッケージのイラストや味わいにも注目してみてくださいね。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2502/11/news009.jpg 鮮魚店で瀕死の“巨大ガニ”を購入→家に連れて帰り、お風呂場に放ってみると…… まさかの展開に「こわっww」と800万表示
  2. /nl/articles/2502/12/news018.jpg 雑草ボーボーの荒れ地に“牛3頭”を放牧→2週間後…… まさかの光景に「感動しました」「いい仕事してますねぇ〜!!」
  3. /nl/articles/2502/12/news033.jpg 5歳のときにトレーニングを始めた女の子→3年後…… 現在の姿が「ハハハすごすぎる」「めちゃくちゃ尊敬」と250万再生【海外】
  4. /nl/articles/2502/12/news022.jpg 古いタオルを手で裂いていくだけで→「すごい…」「意外!」便利アイテムに! 生活の質“爆上がり”アイデアが話題
  5. /nl/articles/2502/12/news007.jpg 「夢見たディスプレイ」空中浮遊するガンダムのプラモデル、その仕組みは…… “122時間”かけて作った超大作が40万再生「マジで感激」
  6. /nl/articles/2502/12/news013.jpg 海外で暮らすパパとビデオ通話中、1歳娘がとったけなげな“行動” 大反響から約1年後……家族の現在を聞いた
  7. /nl/articles/2502/11/news025.jpg ←夫に出すやつ 自分で食べるやつ→ 目を疑うレベルの“落差”に爆笑「わ〜おw」「なんかとんでもないのいた」
  8. /nl/articles/2502/11/news033.jpg 妻「“157センチ、43キロが理想”と言う夫に、かわいいと言われたい」→プロに依頼したら…… 「エグッ!」「黒木瞳さんかと」
  9. /nl/articles/2502/12/news028.jpg 伸び放題になった実家の庭木→50代女性が2日間どんどん切ったら…… “見違える光景”に「さすがですね!」「明日は我が身」
  10. /nl/articles/2502/11/news012.jpg 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
  2. 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
  3. 14歳のとき、親友の兄と付き合うことになった女性→13年後…… “まさかの結末”に「韓国ドラマみたい」【海外】
  4. リンゴを1年間、水の中で放置→顕微鏡で見てみたら…… 衝撃の実験結果に「これはすごい」「息をのみました」【海外】
  5. 海釣り中、黒猫に「ちょっと来い」と呼び出された釣り人 → 付いて行くと…… 運命のような保護から2年、飼い主に話を聞いた
  6. “駐車場2台分”の土地に、建築家の夫が家を建てたら…… “とんでもない空間”に驚き「すごい。流行る」
  7. 「なんだこの暗号は……」 マクドナルドの“大人だけが読めるメッセージ”が410万表示「懐かしい〜」「読める人同世代w」
  8. 着陸する戦闘機を撮ったはずが…… タイミングが絶妙すぎる1枚に「一部の専門家には貴重な一枚」 投稿者に話を聞いた
  9. ズボラ母が5人分サンドイッチを爆速で作ったら…… 目からウロコの時短テクと美しい仕上がりに「信じられない」
  10. 【今日の計算】「7−2×0+9」を計算せよ
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議