怖い上司が「保護犬を飼うの」 好感度とテンションが爆上がりする犬好きの漫画が共感を呼ぶ
ひとの愛犬を見たい気持ちわかる……!
「保護犬! 雑種! サイコウ…!!」――漫画家・衿沢世衣子(@knutknut)さんによる「犬を飼う人」の漫画が犬好きから共感を集めています。
ちょっと怖くて苦手な会社の先輩・小林さんの口から「犬飼うの」という言葉が出て、耳を傾ける犬好きの田中くん。心の中で「どんな犬飼うのかな」と気にしていると、「保護犬なの。雑種の中型犬だよ」と話す声が聞こえて、小林さんに対する“犬好き好感度メーター”が急上昇します。それは「(小林さんに)苦手意識持ってたオレのバカ!!」と悔いるほど。
一方で小林さんは、保護犬のことをよく知らない会話の相手に、捨て犬や迷い犬を保護して飼いたい人とマッチングしてくれる団体があることを説明。「そのままだと殺処分されちゃう犬がまだたくさんいるって前にテレビで見てから、飼うならそういう犬がいいなーって」と話します。少し不安だった2週間のトライアル期間もうまくいき、正式に家族として迎えることになったとうれしそうです。
そんな話を聞いた田中くんはいてもたってもいられず、先に上がろうとしていた小林さんを追いかけて呼び止めます。そして次の週、小林さんが「先週見せられなかったうちの犬」と会社仲間に見せた写真には、ニコニコと幸せそうな顔をした田中くんがワンコと一緒に写っていたのでした。愛犬の話を聞いたら、どんなワンコか見たくなる気持ちわかる!
投稿に対しTwitterには、犬好きから「田中くんと同じ気持ちになりながら読んだ」「わかる犬の話してたら話聞きに行く」と共感する声や「犬も田中くんもかわいい」とほっこりする声、また「犬を飼ってない人にも読んで欲しい」といった声が寄せられています。
ちなみに同ショート漫画は、衿沢さんの漫画『ツヅキくんと犬部のこと』の電子書籍発売を機に、女性漫画雑誌『フォアミセス 12月号』に掲載された作品。こちらは片野ゆかさんのノンフィクション書籍『北里大学獣医学部 犬部!』をコミカライズしたもので、犬猫の里親探しをする大学サークルの活動を描いた動物漫画です。コミックスは上下2巻が販売中。
漫画『ツヅキくんと犬部のこと』からの1コマ
画像提供:衿沢世衣子(@knutknut)さん
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