考察系バーチャルバンド「都まんじゅう」を巡る"謎解きミステリー”が本格スタート リアルタイムで展開される「一度きり」の物語(1/2 ページ)

先日一部で話題になった「佐久間ヒカリ」さんの死もこの物語の一部でした。

» 2020年12月01日 20時45分 公開
[ねとらぼ]

 Team Project:;COLDは12月1日、インターネットを使って展開される、不可逆性ミステリー「Project:;COLD」を開始したと発表しました。先日一部で話題になった、バーチャルバンド「都まんじゅう」のメンバー・佐久間ヒカリさんの死も、この物語の一部でした。


都まんじゅう

都まんじゅう

 「Project:;COLD」は、6人のバーチャルキャラクターを中心として、過去に起こったとされる“血の人形事件”と、その呪いの謎に迫っていく謎解き&ミステリー企画。6人のキャラクターたちはそれぞれ実際にYouTubeやTwitterで活動しており、参加者(=ネットユーザー)はリアルタイムで進行する彼女たちの物語に介入し、彼女たちを呪いから救わなければなりません。



 事件の舞台となるのは神奈川県平塚市、6人のキャラクターたちはは同じ高校に通う学生という設定で、文化祭に向けてガールズバンドを結成するという名目で、それぞれ11月上旬ごろから順次活動を開始していました。ところが去る11月27日、6人のリーダーだった佐久間ヒカリさんのアカウントで突然、ヒカリさんが亡くなったとの報告がなされ、事件は一気に動き出します。なお、この段階ではまだ「Project:;COLD」については明かされておらず、普通にフォローしていた人もいたため、一部では突然の展開にざわつく声もみられました。


佐久間ヒカリの母です
ヒカリが27日永眠いたしました

生前は仲良くしてくださり
本当にありがとうございました


 その後、残った5人は翌28日にYouTubeに動画を投稿。ヒカリさんが亡くなったことと、それが“死の呪い”によるものであること、自分たちもまた“呪い”の危険にさらされており、呪いを解くためには多くの人の協力が必要――といったことが明かされます。彼女たちを呪いから救うための謎解きはまだ始まったばかりで、今もリアルタイムで進行中。今後、彼女たちが生き残れるかどうかは、参加するネットユーザーたちの謎解きにかかっています。



都まんじゅう 最初の動画で提示された謎。これはもう解決済み

 YouTubeやTwitterだけでなく、ネット上には彼女たちが通う高校のサイトや、「血の人形事件」について考察しているサイトなど、いくつかの手掛かりも用意されています。また、主題歌は音楽バンド「ずっと真夜中でいいのに。」が担当しているほか、キャラクターデザインには新進気鋭のイラストレーター「望月けい」さんを起用。他にも登場人物のキャスティング・プランニングに杉田智和さん、映像・ビジュアル担当の「川サキケンジ」さんなど、参加クリエイターの豪華さも大きな特徴。ただ、クリエイターのうち「総監督・脚本」のみ「???」となっており、いまだ謎も多いこの企画の“仕掛け人”が誰なのかはまだ明かされていません。


都まんじゅう 主題歌は「ずっと真夜中でいいのに。」の書き下ろし


 参加するのに特別な条件や方法はなく、常時インターネット上で進行している物語を見る、あるいは謎解きに参加するだけ。現在までの物語については、公式サイトでまとめを読むことも可能です

 この企画がどれくらいの期間をかけて行われるのかはまだ不明ですが、プレスリリースには「この物語は、参加者の皆さんと共に紡いでいく一度限りの物語であり、今この時を逃すと、当事者としての参加ができなくなる特別な作品です」とあり、一度きりのイベントであることが示唆されています。気になる人は、まずは彼女たちのTwitterをフォローするか、考察用ハッシュタグ「#みやまん考察」をチェックしてみるといいでしょう。

【12月2日追記】当初、都まんじゅうやそのメンバーについて「バーチャルYouTuber」という書き方をしていましたが、公式の記載にならい「バーチャルキャラクター」およびそれに沿った書き方に修正いたしました


「Project:;COLD」キャラクター


都まんじゅう都まんじゅう 佐久間ヒカリ(@hikari_miyaman)/青島玲子(@aoshima_rokusen

都まんじゅう都まんじゅう 岩永静(@iwanaga_sizu)/星野理也(@riya_hoshino

都まんじゅう都まんじゅう 森いちご(@strawberry_fore)/綾城奈々乃(@kirakira_nanano

【タイトル概要】

タイトル名:Project:;COLD

リリース日:2020年12月1日展開

場所:YouTube、Twitterなど

ジャンル:現実(リアル)と仮想(ヴァーチャル)が交錯する不可逆性SNSミステリー

価格:全て無料でお楽しみいただけます

公式サイト:https://www.project-cold.net/

権利表記:(C)Project:;COLD


クリエイター

総監督・脚本:???

キャラクターデザイン:望月けい

映像監督:川サキケンジ

キャスティング・プランニング:AGRS / 杉田智和

音響監督:菊田浩巳

体験ギミック:きださおり

謎解き:眞形隆之

バックグラウンドデザイン:絵を描くPETER

ロゴデザイン:内古閑智之

<主題歌>

アーティスト:ずっと真夜中でいいのに。

楽曲名:勘ぐれい

MV制作:こむぎこ2000

<キャスト>

佐久間ヒカリ:天海由梨奈

岩永静:角倉英里子

青島玲子:陶山恵実里

綾城奈々乃:桑原由気

森いちご:天野心愛

星野理也:松嶌杏実

???:悠木碧



       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2409/15/news052.jpg 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  2. /nl/articles/2409/14/news009.jpg そうはならんやろ “バラの絵”を芸術的に描いたら……“まさかの結果”が200万再生 「予想を超えてきた」【海外】
  3. /nl/articles/2409/16/news020.jpg 「猛犬注意! 触らないでください」と貼られたフェンスをのぞいたら…… 吹き出し注意の光景に「ちょっと!www」「休憩中?」
  4. /nl/articles/2409/16/news032.jpg 100均の紙粘土でこのクオリティーを!? 『ファイブスター物語』のモーターヘッドを制作、野生の原型師に称賛
  5. /nl/articles/2409/16/news010.jpg 100均のクッションゴム、まさかの使い方に目からウロコ 家中の“プチストレス解消法”に「思いつかなかった!」「これはすごい」
  6. /nl/articles/2409/16/news037.jpg 「とんでもなく遠い」 空港に向かうドライバーを絶望させる“衝撃の標識”が話題 「なぜそこに」「飛行機が必要そうな距離」
  7. /nl/articles/2409/11/news120.jpg 「やば絵文字」見つけた―― LINEで送られてきた“見たこともない絵文字”の正体が予想外 「え、ほしい」「どうやって使うんや」
  8. /nl/articles/2409/16/news018.jpg 88歳女性「誰もしてないようなメッシュにしたい」→驚がくの大変身が850万再生 「どぅえええええ?!」「カッコ良すぎて憧れます」
  9. /nl/articles/2409/16/news034.jpg フーセンガムの「あたり」を磨き続けたら…… “とんでもない発想”が斜め上すぎる 「もうええやろw」「今までで一番理解できない」
  10. /nl/articles/2409/16/news031.jpg 仙猫カリン様そっくりだった子猫、3年後には…… 「本物だ」「想像以上にカリン様」と反響を呼ぶ成長っぷりが10万いいね
先週の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  3. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  4. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声
  5. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  6. 猛毒ガエルをしゃぶった30分後、口がとんでもないことに…… 直視できない異常症状に「死なないで」「この人が苦しむってよっぽど」
  7. 33歳の「西郷どん」二神光さん、バイク転倒事故での急逝に衝撃 1年前の共演者は“願い”明かし「叶わないなんて」
  8. 「コレ入れると草が生えない」 外構工事のプロがやっている“究極の雑草対策”に注目
  9. 「へー知らんかった」 わずか7年で“消えた駅” 東京メトロが明かす“知れば納得の歴史” 「だからあんなに……」
  10. 秋葉原のトレカ店が“買い占め被害” 近隣店とその常連客が共謀し“全口購入の人員確保” 「大変遺憾で残念な限り」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」