クリスマスにぴったりだね！ ニコニコ生放送、アニメ「ぼくらの」を聖夜に一挙配信してしまう

開けちゃいけないプレゼント。

[深戸進路，ねとらぼ]

　ニコニコ生放送がクリスマスを迎える12月24日〜25日にかけて、テレビアニメ「ぼくらの」全24話の一挙配信を発表しました。クリスマスってハッピーな日じゃなかったっけ……。

「ぼくらの」全24話を一挙配信

　クリスマスイブの12月24日18時から聖夜をまたいで25日早朝まで、“シングルベル”をより憂鬱に過ごしたいプロ向け（？）のスケジュールで行われる一挙配信。「ユーザー様へのクリスマスプレゼントとして、ニコ生初配信となる作品を聖夜にお届け！　お楽しみに！」とあたかもハッピーな作品を配信するかのように告知していますが、「ぼくらの」がチョイスされている時点でサンタの仮面を被った悪魔のささやきにしか聞こえません。

　鬼頭莫宏さんの同名コミックを2007年にアニメ化した同作。ロボット「ジアース」に搭乗する少年少女たちの悲劇的な運命を描いた作品で、多くの死を目の当たりすることから“鬱作品”と評される一方で、真に迫った人間ドラマには目を見張るものがあり、現在でも多くのファンに愛されています。とはいえクリスマスに見るものではないだろ！

「ぼくらの」場面カット

「ぼくらの」場面カット

　SNSでは、「ええ…やるんですか…これを（トラウマ）」「あえてクリスマスに配信する鬼畜」「クリスマスにとんでもないもんぶち込んできたな」など案の定な反応が寄せられた他、「クリスマスにぴったりのほんわかアニメだね！　未見の人はぜひ！」「クリスマスにはとてもいいアニメ 心がほんわかして、子供達の頑張る姿をみんなで見よう！」などある意味“ノリがいい”ユーザーも多く見られました。

「ぼくらの」場面カット

(C)2007 鬼頭莫宏・小学館／ゴンゾ