ドラえもん公式サイトで名作SF短編「ノスタル爺」が無料公開中 「きれいなジャイアン」で有名な「きこりの泉」も(1/2 ページ)

「抱けえっ!!」のコマが有名な作品ですが、最後まで読むと……。

» 2021年02月09日 17時40分 公開
[ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 ドラえもん公式サイト「ドラえもんチャンネル」で、2月9日から期間限定で「きこりの泉」(てんとう虫コミックス「ドラえもん」36巻収録)、「見た!パー子の正体」(てんとう虫コミックス「パーマン」7巻収録)、「ノスタル爺」(藤子・F・不二雄SF短編集Perfect版2巻収録)の3作品が無料公開されています。配信期間は2月13日10時まで。相変わらず強烈なところを持ってくる……!


ドラえもん ノスタル爺 (C)藤子プロ・小学館

 「きこりの泉」は「きれいなジャイアン」の登場回と言った方が通じやすいかもしれません。正直に答えると何でもいいものと取り代えてくれる「きこりの泉」に、欲張ったジャイアンがうっかり落ちてしまい……。アニメ版でも話題になった有名エピソードですが、原作は扉を含めても全7ページしかなく、今見てもオチの切れ味に感心させられます。

 また、SF短編から公開の「ノスタル爺」も名作と名高い作品の一つ。ある事情から、ダムの底に沈んだ故郷を30年ぶりに訪れた主人公ですが、親族に村を案内されるうち、ずっと心残りだった幼馴染との結婚のこと、そしてなぜか土蔵に閉じ込められていた謎の老人のことを思い出します――。格子戸の向こうから泣きながら「抱けえっ!!」「抱けっ!!」「抱けーっ!!」と叫ぶ老人のコマが有名ですが、最後まで読むと何ともいえない余韻とせつなさに胸を打たれる作品です。

 ネット上ではやはり「ノスタル爺」への反応が多く、「しれっとノスタル爺入れてるのふいた」「凄いな『ノスタル爺』たった28ページで映画一本観たくらいの満足感ある」「抱けぇってコラじゃなかったんだ」「藤子・F・不二雄SFは行き場のない切なさがどえらい」などさまざまな声が寄せられていました。



       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」