米オーディション番組で、出場者がジャッジ講評中に失神 顔から転倒する映像に「肝が冷えた」「番組史上No.1の衝撃映像」（1/2 ページ）

脱水が原因とのこと。

[小西菜穂，ねとらぼ]

　米オーディション番組「アメリカン・アイドル」3月22日放送分で、出場者が審査員の講評中に気絶する事故が発生。出演者やスタッフが騒然とする様子が放送され「肝が冷えた」「これってフェイクじゃないよね？」「番組史上No.1の衝撃映像」と視聴者に動揺を与えています。

ステージで失神する出場者（画像はYouTubeから）

「アメリカン・アイドル」シーズン19、3月22日放送分

　ジャッジや放送局を変えて2018年にリスタートした同番組は、2月からシーズン19を放送中。22日放送の第7回では、ハリウッドで開催される本選への出場をかけて、各出場者がデュエットで競いました。ロンダ・フェルトンとフンケ・ラゴケイ組は息の合ったパフォーマンスを披露しましたが、ケイティ・ペリー、ルーク・ブライアン、ライオネル・リッチーら審査員3人の評価は割れる結果に。相談が終わり、フィードバックを伝えようとしたときに事故が起きました。

　ライオネルがロンダへ厳しい評価を下したあと、フンケへの批評として「問題は……」と切り出すとステージ上の彼女は前のめりに転倒。パートナーのロンダや、2人のジャッジやスタッフがステージへ駆け付け会場が騒然とする様が放送されました。動画には救急スタッフの問いかけにもうろうとしたまま答える姿や、「アゴを打ったみたいだ」と息をのむ周囲の様子が収められています。

心配そうに見守るジャッジのケイティ・ペリー（画像はYouTubeから）

　フンケは救急搬送されるも、脱水が原因で治療を受けた後に帰宅したと番組は発表。「何より彼女が無事か心配で仕方なかった」と号泣するパートナーのロンダへ、中断されていたジャッジの結果が合格で、次のステップへ進めると知らされました。フンケ自身もSNSを更新しており“転倒よりも私自身を見て”という意味で「#IamMoreThanMyFall」というハッシュタグを使ってステージでの写真などをInstagramに投稿しています。

フンケが投稿した画像（画像はフンケ・ラゴケイInstagramから）

　番組がこの日の放送分をYouTubeに公開すると「テレビを見ていてこんなに衝撃を受けたことはない」「手すらつかずにバッタリ倒れるなんて、ヤラセじゃないってことだよね」「ホラー映画より怖かった」と視聴者からのコメントが殺到。「彼女が無事でよかった」「気の毒に。オーディション番組だし疲労やストレスがたまっていたんだろうね」と倒れたフンケを気遣っています。またオーディション結果よりフンケの無事を願っていたロンダの姿勢に「優しい子だね」「2人にこの先もいい結果が訪れますように」と感激した視聴者も多かったようです。