自分の右手と左手はどちらが強いのか? 自堕落な人が両手でモンスターを育てて戦わせてみた
活動データでデジモンを育てる「バイタルブレス」で右手と左手の戦いに決着をつけました。
ライフログというものがある。自分の生活のログのことで、歩数や心拍数を記録するというもの。1日でどれくらい歩いたのかなどを把握することで、自分の生活を可視化することができるわけだ。
ライフログはスマホで取ることもできるし、スマートウォッチでも記録することができる。そして、バンダイから発売された「バイタルブレス デジタルモンスター」でも。しかも、こちらは活動データでモンスターを育てることもできるのだ。
1日目:自堕落なモンスター
健康のためには運動は不可欠だと思うし、日々の自分の運動量を知り、改善する必要もあるだろう。最近はコロナの影響で家にいる人が増え、コロナ太りなんて言葉も聞く。健康のためには運動なのだ。
運動した方がいいなんて、百も承知だ。ランニングでも、ウォーキングでもいいだろう。でも、私はしていない。上記の写真のように私は家にいる。ずっと家にいる。朝寝て夜起きるなど、生活のリズムもバラバラ。自堕落なモンスターと言える。
そんな私にバンダイから「バイタルブレス デジタルモンスター」発売の知らせが届いた。これだと思った。スマートウォッチのようなもので、腕につけることで、心拍数や歩数などの活動データが記録され、それに応じてキャラクター(デジモン)が育つ。活動データがある意味、具現化するわけだ。それは運動したくなる気がする。
さらに街中にある「NFC機器」にタッチするとバトルをしてデジモンを鍛えることもできる。外に出る理由がそろっている。自堕落なモンスターから脱却できるのではないだろうか。
商品には「Dimカード」と「VSDimカード」と充電ケーブルが含まれている。バイタルブレスにDimカードを差すことで、デジモンがバイタルブレスにやってくるわけだ。
左手に黒いバイタルブレスを付け、そちらには同封のDimカードを差し「パルスモン」を育てる。右手には白いバイタルブレスを付け、別売りのDimカードを差して、「アグモン」を育てようと思う。左右の手でそれぞれデジモンを育てるのだ。
最初に生まれたのは「ドキモン」と「ボタモン」。小さくて愛らしい幼年期のデジモンだ。しっかり育ててやりたい、と早くも愛着が湧いてくるのだ。
2日目〜4日目の生活
今回は7日間、バイタルブレスを付けて生活する。1日目のうちにドキモンが「ビビモン」になり、2日目に「パルスモン」に進化。ボタモンは「コロモン」となり、「アグモン」となった。ここから先の進化は運動量次第。自堕落なモンスターである私は、どんなデジタルモンスターを育てることができるだろうか。
バイタルブレスによって劇的に運動をするようになるかもしれないので、体重と体脂肪率を測った。ちなみに私の身長は173センチ。特別太っている数字ではないと思うが、57キロ台にしたいと思っているので、若干太い。
同封の「VSDimカード」でデジモンを戦わせることができる。たとえば、左手のバイタルブレスにVSDimカードを差すと、私のパルスモンがVSDimカードに移動して、バイタルブレスからいなくなる。
この時点での左と右の強さがバトルによりわかる。アウェーとホームで2戦した結果、1勝ずつだった。つまり互角なのだ。私の右と左は互角と覚えていただきたい。ある意味、死角はないのだ。
基本的には右も左も同じように動かしている気がするけれど、7日間を通して、自宅にいる時は右手の方がよく動いている印象を受けた。利き手だから、左手より動くのだろう。外で活動した時は左手が多いこともあった。不思議だ。
バイタルブレスには私に運動をさせる工夫がある。ミッションなるものが存在し、「パンチ20秒」とか、「3000歩ウォークする」などがあるのだ。そのミッションをこなすことで、トロフィーがもらえ、デジモンが強くなる。強く育てたいから運動をしたくなるのだ。
左手のパルスモンが「エキサモン」に進化して、右手のアグモンが「オーガモン」に進化した。強そうではないか。NFC機器でのバトルをして、さらに強い進化を期待しようではないか。
バイタルブレスの面白いのは、夜になるとデジモンが寝ること。いつ寝ていつ起きるかはデジモンによるが、規則正しい生活をしている。寝ている間の活動データはデジモンに影響しないので、運動しても無駄。その結果、私は規則正しい生活をするようになった。デジモンと共に過ごすことで私の生活も改善されるのだ。
5日目:現状をチェック!
スマホにバイタルブレスのアプリをインストールした。自分のデジモンの現状や、過去の歩数、バトルの勝率などを見ることができる。私とデジモンのライフログ。いや、結晶と呼びたい。
データを見ると、まだまだという感じがする。今までは近所の散歩と、ミッションだけをこなしてきたけれど、これではダメだ。もっと自主的に動いて彼らに愛を注がなければ、強くならないのだ。
6日目:海を見せたい
彼らに海を見せたいと思った。晴れ渡る青い空と青い海を彼らに見せることで、もっと強くなると思うのだ。今までは基本的に近所しか彼らは知らない。大海を見せることで、強くなるはずなのだ。
約11時間休むことなく歩き続けた。途中で左手のエキサモンがカンストした。エキサモンは、バイタル5000、歩数5万でカンストするらしい。右手のオーガモンも歩数はカンストした。ただそれは問題ではない。青い海と青い空を彼らに見せたいだけだから。
東京狛江から神奈川横須賀まで歩いたら、すっかり陽が暮れて真っ暗。青い海も青い空も見せられなかった。しかも、寒い。さらっと書いたけど、56キロ歩くって大変だからね。途中で何度も、せめて自転車に乗りたいと思った。しかし、自転車には乗らず、歩いた結果が真っ暗だ。
7日目:帰宅とバトル
泥のように眠った。普段運動しない私に56キロのウォーキングはキツい。そして、横須賀まで来たということは、帰らねばならない。家に帰るまでがウォーキングなのだ。
途中で電車に乗った。13キロくらい歩いたところで、電車に乗った。自転車を買おうか悩んだけど、もう電車に乗った。爪が剥がれたので電車に乗った。私の頑張りは十分に彼らに伝わったと思う。強くなったはずだ。早速、バトルをしようと思う。2日で約70キロも歩いたのだから。
疲れているけれど、心の奥底から「おい!!!」と声が出た。右も左も負けやがった。その後もバトルを続けると、勝ったり、負けたり。初日は自転車の誘惑に負けずに歩いたし、2日目だって13キロは歩いたのだから、無双してほしかった。
また心の奥から声が出た。「おい!!!」と。進化はうれしいけれど、なぜ自転車に乗っているのよ。俺、歩いたんだよ。なのに、なんで君は自転車に乗っているの。歩け、歩け。デジモン図鑑によると、「ロードレーサーが使う訓練用プログラムにより進化した植物型デジモン」。歩け、歩け。
右手VS左手 最終決戦
1週間が経った。左のバイタルブレスは最終的にピストモンに進化し、右のバイタルブレスはオーガモン。それぞれまだ進化を残しているけれど、1週間育成した結果、左手と右手ではどちらが強いのかをバトルで決めたいと思う。
1週間前はホームとアウェイの2戦の結果、それぞれ1勝ずつだったけれど、1週間が経った今回は左(ピストモン)の2勝という結果になった。左手が強いのだ。ちなみに私は自分の左手と右手で戦うというある意味、寂しい戦いをしているけれど、4月下旬からはアプリを通して、全国のユーザーと戦うことができるようになる。1人で同時に2体も育てる必要はないのだ。
これ楽しい!
私は規則正しい生活に縁遠い日常を送っていた。運動もしない。それがバイタルブレスで変わった。朝起きて夜寝る生活になったし、暇ができると散歩に出かけ、56キロも歩いてしまった。バイタルブレスのおかげだ。そもそも私は子どもの頃にデジモンをやっていた。愛着があるのだ。父が買ってきたのだ。
初代は物理的に2台をくっつけると勝負ができたと記憶している。それから長い時間が経ち今ではバイタルブレス。生活習慣の改善にもいいし、なにより楽しいので、私は実家で一人暮らしをする父に新たにバイタルブレスを買って送った。父にバイタルブレスの話をしたら、「やりたい!」ということだったので。マジで健康にもいいと思うのよ。
「バイタルブレス デジタルモンスター」は好評販売中!
「バイタルブレス デジタルモンスター」は現在好評販売中。本体とインパルスシティDimカード(パルスモン)がセットになった「ホワイト」「ブラック」バージョンは各6380円(税込)です。
©本郷あきよし・東映アニメーション ©本郷あきよし・フジテレビ・東映アニメーション
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提供:株式会社バンダイ
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2021年3月31日