アニメ「かくしごと」劇場編集版が7月9日公開 新規カット追加で描き切る“もうひとつのラスト”

主人公の娘目線でテレビアニメ版を編集。

[羽野源一郎，ねとらぼ]

※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

　久米田康治さんの漫画を原作とする「劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―」が7月9日に公開決定。公開されたティーザービジュアルと特報映像では、18歳になったメインキャラクター・後藤姫の姿が描かれています。

映画「劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―」特報｜2021年7月9日(金)公開

「劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―」ティーザービジュアル

　『かくしごと』は、2015年から2020年にかけて『月刊少年マガジン』（講談社）で連載された作品。漫画家の後藤可久士が、10歳になる一人娘・姫に自分の仕事がばれないよう奮闘する姿を描いたコメディー漫画で、2020年には原作の最終話までを含めテレビアニメ化されました。

　久米田さんの画業30周年記念作と位置付けられる「劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―」では、姫目線でテレビアニメ版を編集した上で新規カットを追加したもの。テレビアニメでは描写しきれなかった原作のシーンも描かれるとしています。

　“もうひとつのラスト”を描き切るとした同作の発表を受け、「本当に記憶を消してもう1回見たいアニメ」「かくしごとは映画が似合いそう」「劇場でまた会えるのが楽しみ！」とファンからは歓喜の声が続出。また、「もうひとつのラスト……めちゃくちゃ気になる」「原作を掘り下げる感じかな」など、劇場版の内容を予想する声も寄せられています。

(C)久米田康治・講談社／劇場編集版かくしごと製作委員会