「ドラクエIII」の“何でもありRTA”がついに夢の5分台に突入 時代はホットプレートの向こう側へ(1/2 ページ)
「ドクターマリオ」「星のカービィ」「ファイナルファンタジー」の3神器を使った新チャートが注目。
ファミコン版「ドラゴンクエストIII」のRTA(リアルタイムアタック)で、またも新たなテクニックが開発され、走者たちによる激しい更新合戦が行われています。この記事を書いている4月7日時点での最速記録は「5分53秒」。世界って5分で救えたのか……!
「ドラクエIII」のRTAにはさまざまなレギュレーションがありますが、今話題になっているのは、バグあり、カセット差し替えあり、任意コード実行(後述)ありの「何でもあり」部門。2020年12月に行われたイベントで「ホットプレートでファミコン本体を温める」という謎のテクニックが話題になったのと同じ部門ですが、そのときのクリアタイムは“22分07秒”(関連記事)。あれからわずか3カ月ちょっとで一体どうやって16分以上もの大幅更新をなしとげたのか、ここまでの流れをまとめつつ、現在の記録保持者である“ひっしー”さん(@Hitsheegame)にもお話を聞きました。
更新のカギは「途中で別のゲームに挿し替える」テクニック
記録更新のカギになったのは、有名RTA走者の一人“ピロ彦”さん(@pirohiko)が考案した新チャート。従来の「電源ON/OFFバグ」に加えて、“途中で別のゲームに挿し替える”というテクニックを使っているのが特徴で(「ドクターマリオ」「星のカービィ 夢の泉の物語」「ファイナルファンタジー」の3本を使用)、去る3月27日に行われたRTAイベント「TAS好きの人たちがRTAでわいわいする3」の中ではじめて披露されたものでした。
このときピロ彦さんが出したタイムは、一発勝負で“13分53秒”。これでも十分にすさまじいタイムだったのですが、その後ピロ彦さんが詳しいチャートを公開すると、他のRTA走者たちも続々参戦し、たちまち激しい更新合戦が行われることに。4月4日には同じく有名RTA走者の“ばくぜろ”さん(@baku_zero)が7分10秒でクリア、さらに4月5日にはホットプレートでおなじみ“ひっしー”さんが6分47秒でクリアと、すさまじい勢いでクリアタイムが短縮されていきました。なお、冒頭でも書いた通り、現在はひっしーさんが4月6日に出した「5分53秒」が最速記録となっていますが、RTA走者の間ではさらなる新テクニックも発見されており、これもいつまで“最速”でいられるかは分かりません。
今回の新チャートのポイントについてもざっくり解説しておくと、やはり最も大きいのは「(電源を入れたまま)途中で他のカセットに挿し替える」という工程を挟んでいる点です。
古くは「スーパーマリオブラザーズ」のプレイ中、「テニス」に挿し替えて特定の操作を行い、また「スーパーマリオブラザーズ」に戻すことで幻の「9-1」面に進むことができる――という裏技がありましたが、原理的にはこれと同じもの。カセットを挿し替えても本体内に記憶されているメモリは残ることを利用し、別のカセットを使ってメモリを特定の値に操作、その後再び「ドラクエIII」に戻すことで、本来はできないことを実行してしまう……という仕組みです。こうしたテクニックを幾重にも積み重ね(※)、最終的にはゾーマを倒すことなく“エンディングに必要なフラグ”を立て、ラダトーム王に話しかけることでエンディングに突入してしまう……というのが今回のチャート。これを考えつくのも、現実に実行可能なチャートに落とし込むのもすごすぎる……。
※追記・補足:ドラクエIIIの最終的なエンディングフラグは本体メモリ上ではなくカートリッジ(セーブデータ)上で管理されているため、従来の「電源ON/OFFバグ」だけでは「いきなりエンディングフラグを立てる」ことは不可能でした。今回のチャートでは最終的に、任意コード実行によりセーブデータ上にエンディングフラグを強制的に立てていますが、任意コード実行に必要なバグアイテム生成のためにカートリッジ差し替えが必要でした
現在の記録保持者であるひっしーさんにもお話をうかがったところ、ピロ彦さんのチャートを見たときは「なんでこんな手順を見付けられたのか意味が分からない」「ホットプレートが不要になってしまった……」と驚いたそうです。また、これもピロ彦さん発案ですが、今の記録からさらに30秒は更新できる技術が既に編み出されており「現行チャートでも5分30秒くらいまではいける見込みです」とのことでした。
ひっしーさんはさらに、これから使用する予定の“最新環境”の写真も提供してくれました。写真には「ドクターマリオ」「カービィ」「FF」だけでなく、右上には謎のスイッチが取り付けられたむき出しのカートリッジが……。果たしてどこまで記録が短縮されるのか、今後の動きに注目が集まります。
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