旧車・歴史的名車の祭典「オートモビルカウンシル 2021」が開幕(1/2 ページ)

幕張メッセで4月11日まで、旧車好きの人はぜひ〜。

» 2021年04月09日 17時00分 公開
[岩城俊介ねとらぼ]

 自動車文化と歴史を称える旧車・ヘリテージカーの祭典「オートモビルカウンシル 2021」が4月9日、千葉県・幕張メッセで開幕しました。4月11日まで開催します。

AUTOMOBILE COUNCIL オートモビルカウンシル 787B 32GT-R 2000GT 幕張メッセで開幕した「オートモビルカウンシル 2021」(2021年4月9日〜11日)

 オートモビルカウンシルは「自動車文化を後世に伝える」をテーマに掲げ、年に1度開催する展示イベント。日本のクルマ好きの誇り、マツダ 787Bの実車を愛でられる「マツダ、ルマン優勝への奇跡」、ランチア・フィアット・日産・スバルの歴代ラリーマシンが集結した「時代を進めたラリーカーの戦闘美」などの特別展示ブースのレースマシンから、日本各地のヘリテージカー販売専門店が持ち込んだ博物館級の旧車、歴史的名車がズラリと並びます。

 前回に続き、会場では念入りな感染拡大防止策を施します。関係者・来場者全員の体温測定、マスクまたはフェイスシールドの着用、会場内各所での手指消毒、万が一の事態に備えた来場者情報の登録を徹底しています。

AUTOMOBILE COUNCIL オートモビルカウンシル 787B 32GT-R 2000GT 日本メーカー初のル・マン優勝を成し遂げた超絶名車「マツダ 787B」。4ローターロータリーエンジンのエキゾーストノートは泣けるほどの超快音とされます。会場ではエンジン掛けられないでしょうが……。さらにグループCマシン「マツダ 737C(1985年)」やル・マン初完走を果たしたもう1つの伝説マシン「RX-7 254(1984年)」も集結。この3台が集まるのは初だそうだ
AUTOMOBILE COUNCIL オートモビルカウンシル 787B 32GT-R 2000GT うぉぉぉ、お値段何と1億円!! 日本の名車オブ名車「トヨタ 2000GT」のエンジンオーバーホール済み超絶良好コンディション車。神々しいオーラを放っていた

 展示車の多くは“売り物”。目玉が飛び出る値が付けられた車両だらけですが、買う気があれば「その場で商談→買う」こともできてしまうのが本イベントの面白いところです。出展者は旧車・ヘリテージカー販売のプロ。旧車を手に入れたい人、旧車趣味の人にとって、車両の生い立ちや価値、値動き、整備・レストア状況、パーツ入手性といった知識が豊富な担当者と、好きモノ同士「旧車の話」ができるだけでも大きな価値があります。

 ターゲットとする大人な旧車趣味層、エンスージアストな来場者に向け、今回は上質アパレルや装飾品分野のプレミアムライフスタイル商材ブースも拡充。また、雑貨・書籍・工具・ミニカーなどの雑貨専門店によるビンテージ物販ブースも見逃せません。「この物販ブースが目的」という人も多いようです。

AUTOMOBILE COUNCIL オートモビルカウンシル 787B 32GT-R 2000GT 「時代を進めたラリーカーの戦闘美」
AUTOMOBILE COUNCIL オートモビルカウンシル 787B 32GT-R 2000GT これが楽しみ! という人も多そう ミニカーやビンテージ・こだわり雑貨物販ブース

 併せて、オンラインで会場の様子を楽しみつつ、会場の販売店と専用電話回線で直接商談ができる特典も用意するオンライン版「AUTOMOBILE COUNCIL 2021 Virtual Mall」も販売。“ミスター ル・マン”こと元マツダワークスドライバー寺田陽二郎氏を招いた「マツダ、ルマン優勝への奇跡」のトークイベント、小山薫堂氏と元日産チーフデザイナーの中村史郎氏によるキーノートセッションなどを配信します。

 オートモビル カウンシル 2021は2021年4月9日〜11日、千葉県・幕張メッセ/ホール10・11で開催。パブリックデーとなる4月10日、11日の当日入場料は一般3000円、学生(小中高校生)1500円。オンラインのVirtual Mall鑑賞チケットは1日分1500円(鑑賞可能時間は各日0時〜23時59分)です。

AUTOMOBILE COUNCIL オートモビルカウンシル 787B 32GT-R 2000GT オンライン版の「AUTOMOBILE COUNCIL 2021 Virtual Mall」も販売


おすすめ記事

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. /nl/articles/2412/03/news082.jpg 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. /nl/articles/2412/03/news111.jpg 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  5. /nl/articles/2412/02/news009.jpg 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  6. /nl/articles/2412/05/news006.jpg 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
  7. /nl/articles/2412/03/news148.jpg 武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
  8. /nl/articles/2412/03/news092.jpg 大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
  9. /nl/articles/2412/03/news055.jpg ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
  10. /nl/articles/2412/03/news034.jpg 古着屋で“インパクト大”なブランケットをリメイクすると…… 劇的な仕上がりに386万再生「これはいいね、欲しい!」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」