元NHK登坂淳一アナ、貴重な“男性目線の不妊治療”をつづる 「周りの視線への不安感」と婦人科訪問のハードル告白(1/2 ページ)
男性側からの発信は貴重。
元NHKで現在はフリーアナウンサーの登坂淳一さんが4月22日にブログを更新。夫婦で1年以上の不妊治療を経て第1子を授かった登坂アナが“男性目線の不妊治療”をつづっています。
登坂アナは4月8日、妻の第1子妊娠および2021年春ころに出産予定であることをYouTubeチャンネル「登坂淳一の活字三昧」で発表。「自分の人生で子どもが持てるかどうか 持ちたいなと思ったことは若いころありましたけど、そういう機会に恵まれて本当にありがたいなって思ってます」と喜びを語った他、妻とともに約1年3カ月ほど不妊治療を受け、2度の流産を経て子どもを授かったことを明かしていました(関連記事)。
登坂アナはこの日、父親になることを機会に開設したオフィシャルブログ「白髪のパパ」に「男性目線の不妊治療」と題したエントリを投稿。不妊治療前はレディースクリニックに足を運ぶこと自体に「男性からすると入るのに勇気が要ります。僕もそうでした」とハードルを感じていたことを明かし、「最初にレディースクリニックへ行った時の緊張感。検査と周りの視線への不安感。僕は白髪で目立つので帽子を被ったりして、何だか自意識過剰になっていました」と初訪問時を心境をこと細かにつづっています。
クリニック内で血液や精子の検査結果を待つ間は、「窓際にあるスツールに腰掛け、目の前の建物や車の往来を機械的に視線を動かしながら眺めていました。結果を待っている時間がとても長く、この緊張は今まで感じたことがないものでした」と大きな不安との戦いだったとのこと。担当医師からは開口一番、「お疲れ様! 緊張したでしょう」と心境を察するように労いの言葉をかけてもらったそうで、「ここなら抵抗感なく臨めそうだと判断して夫婦で不妊治療に取り組み始めました」と“不妊治療を決めた日”のことを振り返っています。
今後も同ブログでは、1年以上続いた不妊治療を“男性目線”でつづっていくとした登坂アナ。読者からは、「奥様も登坂さんも不妊治療もお疲れ様でした でも登坂さんがこうして発信する事によって少しでも他のパパさんも行きやすくなりますよね」「登坂さんのこの記事によって、少しでも男性の意識に変化が現れ、女性の気持ちを理解し、治療は二人で行うもの…という世の中になってほしいです」など登坂アナの発信にポジティブな効果を期待するコメントが寄せられました。
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