道端の「黒い袋」を持ち帰った呪い……? 毎晩恐ろしい夢を見るようになった人の体験談漫画(1/2 ページ)
おしょうさんが把握していた理由が一番怖いかも。
誰かが本当に体験した「実話怪談」からは、誰かを怖がらせるために作られた創作怪談とは一味違う、実体験だからこその「すごみ」のようなものが感じられるもの。今回ご紹介する作品も、そんな実話怪談。ある男性が中学生のときに体験したお話です。
作者はしろやぎ秋吾(@siroyagishugo)さん。本作品のような「誰かが体験した、本当にあった怖い話の漫画」を多数収録した単行本『フォロワーさんの本当にあった怖い話(双葉社)』を、10月に刊行したばかりです。
ある日のこと、男性は学校の帰り道に“黒い袋”が落ちているのを見つけます。男性はそれを拾うと部屋へ持ち帰り、ベッドの下の引き出しにしまい込んだそうです。
その日の夜、男性は金縛りに遭い、いつしか夢を見始めたといいます。夢の中で男性は、川の上を走る電車に乗っており、乗り合わせているのはおじいさんが1人だけ。
いつしか電車は駅に到着し、男性は下車しようとするのですが、おじいさんはその腕をガッチリとつかみます。そしておじいさんは何かをつぶやき……それと同時に男性は目を覚ますのでした。
次の日の夜、男性は同じ夢を見ていました。電車から慌てて逃げ出そうとする男性でしたが、やはり腕をガッチリと捕まれ、おじいさんは何かを訴えており……そこで目を覚まします。
ここで男性は、おじいさんが「かえせ」と言っているのでは、と気が付きます。さらには黒い袋がしまってある、ベッドの下の引き出しが少しだけ開いているではありませんか。
黒い袋と夢が関係しているのでは……そう思った男性は、近所のお寺のおしょうさんに相談します。黒い袋に心当たりがある、というおしょうさんは、次の日にそれを供養しようと提案するのでした。そして男性はその日の夜も、また金縛りに遭うのですが……。
男性が持ち帰ってしまった「黒い袋」とは一体なんなのか。そしておしょうさんの「心当たり」とは。夢の中で男性は、「かえせ」と迫るおじいさんに、どのような対応を取るのか。気になる展開と想定外の結末は、漫画を読み進めてお確かめください。
作品提供:しろやぎ秋吾(@siroyagishugo/しろやぎの漫画おおめブログ)さん
記事:たけしな竜美(@t23_tksn)
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狙われていた本人が全く気付いていなかったというのがまた恐ろしい。
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