コンセント、誤ってUSBポートに挿し「火花」 安全面の不安をメーカーに聞いてみた(1/2 ページ)
SNS上では「デザインの機能的敗北」「こりゃ間違える」といった声が。
電源タップに付いているUSBポートに誤ってコンセントを挿してしまい、「火花が散った」との投稿がSNS上で注目を集めています。
当該の電源タップではUSBポートが2つ付いており、その間隔がコンセントのプラグとほぼ同じだったことから、うっかり間違えてしまった様子。この投稿に対しSNS上では「デザインの機能的敗北」「こりゃ間違える」といった声が相次ぎました。
安全面に問題がなかったかメーカーの朝日電器に取材しました。
メーカーは「火花確認できず」
電源タップはミヨシが2020年8月から販売している「OAT-US4P20/WH」。裏面には朝日電器の商標が印字されており、同社が販売する「WLS-402USB(W)」と同型の製品でもあります。
朝日電器に問い合わせたところ、取材で初めてこの事例を知ったとのことで、「火花が出た状況が不明確ではありますが、今回ご連絡頂いたことを受け弊社でも試してみたところ、火花は確認できませんでした」と回答。
試行の詳細については「短絡(※)状態になると出力がなくなるようになっており、可能性のある接触状態を試してみましたが、どれも火花が出ることは無く、短絡状態を解消すると正常に出力することを確認致しました」としました。
(※編注:ショート)
SNS上では同様のUSBポートを搭載した他社製品の報告も。危険性を指摘する声や、これらの製品を回収すべきとの声も相次ぎましたが、少なくとも今回の製品については、安全面に配慮した機能が付いている、というのが公式見解でした。
とはいえ投稿者はノートPCを充電するため何げなくコンセントを差し込んだところ、火花が散ったと証言しています。用途以外の使い方をすると思わぬ不具合があるかもしれないので、十分注意したいところ。朝日電器は今後の対応について、「必要に応じて対応して参りたいと思います」としています。
【追記】(11月26日)
「火花が散った」と報告をした投稿者があらためて火花が出る様子を撮影し、Twitter上で公開しています。
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本題は「コンセントじゃなくてアダプターをどうにかしてほしい」ということ。
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