ニュース
» 2021年12月01日 17時30分 公開

働く女性は「よくばり」? 広島県の女性応援冊子に批判殺到→県知事「名称それ自体に問題はない」(1/2 ページ)

Twitterで厳しい声が上がった『働く女性応援よくばりハンドブック』。

[ねとらぼ]

 広島県の公式Twitterアカウントが投稿した『働く女性応援よくばりハンドブック』が物議を醸しています。小冊子の内容を説明するツイートに対し、「女性が仕事と家庭の両立を希望することは“よくばり”なのか?」と批判が集まりました。

 『働く女性応援よくばりハンドブック』は、主にワーキングママ向けの情報を50ページにわたり掲載している小冊子。広島県は「働く女性、働くことを考えている女性、育児中の女性、仕事と家庭の両立を希望する女性…すべての女性を応援する小冊子です」と説明しています。

 最も批判の的となったのは、ネガティブな単語を冠した書名です。子どもを育てながら働く女性を“よくばり”と表現するタイトルに疑問の声が噴出しました。これに対し、広島県知事の湯崎英彦氏(※)は、11月30日に開かれた「広島県知事会見 (質疑:新型コロナウイルスの感染状況等)」で回答しています。

※湯崎の「崎」の右側は「大」が「立」

 湯崎県知事によると、かねて広島県では「欲張りなライフスタイルの実現」をスローガンに掲げており、性別を問わず県民全員が「仕事と暮らし」両方の希望をかなえられる社会を実現するために、あえてキャッチーな表現を使用してきたといいます。『働く女性応援よくばりハンドブック』もそうした文脈から誕生したネーミングであることから、「(ハンドブックの名称)それ自体に何か問題があるわけではない」と考えを述べました。

『働く女性応援よくばりハンドブック』26ページより

 一方で、批判はハンドブックの内容にも及んでいます。

 例えば「ワーキングママの心構え」は、仕事と子育ての両立について「ある程度の決意と心構えが必要になります」と述べ、想定される周囲の反応に対するアドバイスを記したページです。

 具体例には「夜泣きがうるさくても我慢してるし、多少は手伝っているんだから、(家事や育児への参加は)勘弁してほしいな…」とぼやく夫の姿も。それに対するアドバイスは「ちょっと大げさに感謝すると、パパもやる気を出してくれます」というもので、“家事や育児はあくまで女性の役割”とも捉えられる内容でした。

 このようなページにTwitterでは厳しい批判が続出。「“決意と心構え”が必要な状況は行政の問題であり、女性に求めるべき内容ではない」「この冊子を作った人の認識ではパパは戦友ではなく感謝し配慮すべき立場なのか?」といった声が上がりました。

 SNSを通じて問題点が浮き彫りにされた『働く女性応援よくばりハンドブック』ですが、役立つ情報がまとめられたページも存在します。大量の批判を真摯に受け止めた“欲張り”な改訂が行われれば、正しく応援のための一冊となるかもしれません。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2201/20/news011.jpg 飼い主の指をしゃぶりたい保護子猫、大声で激おこ→「満足です……Zzz」 別猫のようなビフォーアフターがかわいい
  2. /nl/articles/2201/20/news094.jpg 「今日もぐんぐんグルトは買えませんでした」 “雪に埋もれた自販機”を1カ月間観測し続けた道民に注目集まる
  3. /nl/articles/1902/28/news005.jpg 「お前やってることは法律に引っかかってんだよ!」 コインハイブ事件、神奈川県警がすごむ取り調べ音声を入手
  4. /nl/articles/2201/20/news012.jpg 守りたい小さな背中の保護子猫が、5カ月後…… ずんぐりむっくりに成長したビフォーアフターに感動
  5. /nl/articles/2201/20/news010.jpg 「猫はコタツで丸くなるんですか?」「いいえ、雪道を猛ダッシュします」 兄姉犬と元気に散歩する猫がかわいい
  6. /nl/articles/2201/19/news025.jpg 「ペレットはお付けしますか?」 ハンバーグの注文でよく分からず「食後で」頼んでしまう4コマがシュール
  7. /nl/articles/2201/20/news154.jpg 「2人ともスタイルが流石!」「現役可愛い」 高島礼子&とよた真帆、デパ地下で遭遇した“50代美女”ショットに反響
  8. /nl/articles/2201/19/news024.jpg 昔出会った不思議な小学生、10数年前ぶりに家を訪れ「ゾクリッ」 実話怪談漫画の結末が不気味
  9. /nl/articles/2201/20/news079.jpg 3日ぶりに再会した子猫とハスキー、愛が爆発し…… 熱烈歓迎がとまらない子猫と諦めて受け入れるワンコが尊い
  10. /nl/articles/2201/20/news026.jpg 【漫画】「男の子の双子です」と言うと……「お家ボロボロにされるわよぉ」 アドバイスに戦慄するママに体験談集まる

先週の総合アクセスTOP10

  1. 勝手に「サービス終了ゲーム総選挙」をやったら6700票も集まってしまったので結果を発表します 2位の「ディバインゲート」を抑えて1位に輝いたのは……
  2. ママとの散歩中、田んぼにポチャンした柴犬さんが帰宅後…… パパに一生懸命アクシデントを報告する姿がいとおしい
  3. “26歳年の差婚”の菊池瑠々、第4子妊娠を発表「もう、とにかくうれしいです!」 年上の夫も満面の笑み
  4. 桐谷美玲、隠し撮りに「絶対ヤバい顔」 “ほぼ半目”な不意打ち写真に「100点満点に可愛い」と全力フォローの声
  5. 村田充、3匹目の愛犬の存在明かす 神田沙也加さんから引き取ったブルーザーとは「数日で仲良くなりまして」
  6. 三浦孝太、母・りさ子誕生日に“家族4ショット”でお祝い キングカズも笑顔の写真に「家族が1番!」
  7. バレー日本代表の清水邦広の再婚に盟友・福澤達哉さん「相手は私ではございません」 元妻は中島美嘉
  8. 「駅の待合室をバケモンが占領している」→“謎の生き物”の正体について大分県立美術館に話を聞いた
  9. 滝沢カレン、倖田來未の“バックダンサー”になりすまし 感極まって「人一人洗えるくらい泣きました」
  10. 宮崎駿愛用の「電動消しゴム」が故障 → サクラクレパス公式が倉庫の奥から発掘 Twitterが繋いだ温かな展開が話題に

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「どん兵衛」新CMに星野源が復活も衝撃の新展開 “どんぎつね”吉岡里帆の正体明かされ「完全なホラー案件」「狂気を感じる」
  2. ハラミちゃん、“公称145センチ”も本当の身長にゴチメンバー驚き 「デカイっていわれるのが嫌になっちゃって……」
  3. 西川史子、退院を報告 「生きていて良かったと思っていない」と告白も、力強い現在の心境明かす「私は医師です」
  4. 「もうアヒル口」「美人確定ですね!」 板野友美、生後2カ月娘の“顔出しショット”にみんなメロメロ
  5. 「気ぃ狂いそう」 木下優樹菜、生配信中止で“涙のおわび動画” やらかしたスタッフに「生きてたらミスぐらいする」
  6. 東大王・鈴木光、“お別れの笑顔”で司法試験合格を報告「本当にありがとうございました」 SNS閉鎖に涙のエール続々
  7. 「こんな普通に現れるの?!」「バレそうで心配」 倖田來未、駅のホームに“普通に並ぶ”姿にファン驚き
  8. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」「どストレートに餅で笑った」と称賛集まる
  9. 第1子妊娠のすみれ、母・松原千明と2年ぶりに涙の再会 「やっとママに会えました」と感動的な親子ショット公開
  10. 渡辺裕之、66歳バースデーで息子と2ショット 合同誕生日会に「すごいお料理とケーキ」「イケメン息子さん」