死のうとしたときに頭に浮かんだのはかつての親友 離れていてもずっと友達な2人の漫画が感動を呼ぶ(1/2 ページ)
会えなくなっても友達は友達。
離れてしまってもかけがえない友達な2人の漫画に、読者から「最高の友達」など感動を呼んでいます。
主人公の青年には、高校時代にクラスも部活もずっと同じだった友達・宮田がいました。宮田は合言葉のように「2人でサボればこわくないっしょ」と青年を道連れにして、2人で顧問に叱られていました。
大学が東京と大阪で離れてもしばらくは連絡を取り合っていましたが、社会人になってからはそれも減り、次第にゼロに。仕事は順調、結婚して子どももできた宮田に対し、青年は山積みの仕事に埋もれ、次第に追い詰められていきました。
「あの頃が一番楽しかったな……」。絶望から自ら命を絶とうとしていた時、頭に浮かんだのはかつての親友。宮田に会いたい気持ちがあふれて、首にかけようとした縄から手を外し、携帯電話に持ち替えました。
息を切らして青年の部屋に飛び込んできた宮田。かつての親友からにSOSに、文字通り大阪から駆けつけてくれたのでした。会社をサボってきた彼は、驚く青年に一緒に仕事をサボって遊ぼうと言います。そして「2人でサボればこわくないっしょ」と、あの頃のように笑うのでした。
しばらく連絡を取っていなかったにも関わらず、かつての友人の危機にはなりふり構わず駆けつけてくれた漫画に、読者からは多くの感動の声が。「泣きたくなった」「最高の友達じゃねえか」「自分にもこんな人いるのかな? っていたらいいなって思う」など、宮田の行動への賞賛が続いています。
作者は漫画家の江戸川治(@edoosam)さん。「3分間の生き返り」をテーマにした漫画『インスタントライフ』の最終巻第3巻が発売中です。
作品提供:江戸川治(@edoosam)さん
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