「情報を追えば追うほど胃もたれする」 スーパー戦隊シリーズ新作「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」、情報量が多すぎる

どこから手をつければいいんだ。

» 2021年12月22日 10時57分 公開
[のとほのかねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 スーパー戦隊シリーズの第46作目「暴太郎戦隊(あばたろうせんたい)ドンブラザーズ」が発表され、2022年3月6日からテレビ朝日でスタート。誰もが知っているであろう昔話の桃太郎をモチーフとしたツッコミどころの多……ユニークな新しいヒーローに、早くもネットでは話題となっています。

暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドンブラーズ 桃太郎 スーパー戦隊  井上敏樹

 同作の新レッドは、頭にちょんまげを結った“ドンモモタロウ”。桃の形のカプセルに乗せられて飛来した、という過去を持ち、織田信長をほうふつさせる勢いのあるキャラクターとのこと。昔話の桃太郎同様に“お供”と一緒に強大な敵に立ち向かっていく姿が描かれます。

 そんなドンモモタロウととももに敵に立ち向かう“お供”は、猿、犬、雉をイメージしたサルブラザー(ブルー)、イヌブラザー(ブラック)、キジブラザー(ピンク)、さらに、鬼をイメージしたオニシスター(イエロー)もいます。

 特徴的なのはそれぞれの個性的な体形で、ドンモモタロウはちょんまげを結っている他、“ツノ”が生えたオニシスター、筋骨隆々で“マッチョ”なサルブラザー、全長100センチの“3頭身”なイヌブラザー、全長220センチの“長身”なキジブラザーといったスーパー戦隊シリーズ史上、類をみない凸凹シルエットとなっています。

 ドンモモタロウらがヒーローになる変身銃は「ドンブラスター」。「ゼンカイジャー」に登場する「センタイギア」も読み込めるだけでなく、ドンモモタロウが駆るスーパーバイク「エイヤラドン」は、「ゼンカイジャー」のゼンカイジュランと合体して巨大ロボになるなど「ゼンカイジャー」との絡みもありそうな予感。なお、2022年1月9日放送の「機界戦隊ゼンカイジャー」第42カイに、ドンモモタロウがサプライズで先行登場するとのことです。

暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドンブラーズ 桃太郎 スーパー戦隊  井上敏樹 この構図どこかで……

 また、同作を手掛けるスタッフ陣も明らかに。脚本を務めるのは、「仮面ライダーアギト」(2001〜2002年)、をはじめ「仮面ライダー555」(2003〜2004年)、「仮面ライダーキバ」といった平成仮面ライダーシリーズのメインライターとして知られる井上敏樹さん。スーパー戦隊シリーズでメインライターを務めるのは、特撮ヒーロー作品に当時大ブームを巻き起こしていたトレンディードラマの要素をプラスした設定の「鳥人戦隊ジェットマン」(1991〜1992年)以来、30年ぶりです。

 監督は、「機界戦隊ゼンカイジャー」も手掛ける田崎竜太さん(※崎=たつさき)。キャスト陣や全貌(ぜんぼう)は、2月上旬に開催予定の制作発表会見で明らかとなります。

 この発表にネットでは、「情報量が多過ぎる」「情報を追えば追うほど胃もたれする」など、ユニークなモチーフや設定、メンバーの身長差やスタッフ陣など、ツッコミどころの多い情報に混乱する声が続出。さらに、「オニシスター どこかで…」「いっそ序盤辺りだけでもいいからずっと『ムー!』って言ってて欲しい」「タイトル下の波ってそういうことかと深呼吸」とオニシスターに反応する声や、「うぉぉぉぉっ!!!! 井上敏樹さんが戦隊に帰って来たぁぁぁっ!!!」「脚本が井上敏樹さん。しかもプロデューサーは白倉さん。令和の東映特撮にとんでもないパンチぶちかましてくれそうでワクワク」など期待する声も多数寄せられています。

 なお、現在放送中の「機界戦隊ゼンカイジャー」のように、“ジャー”がつかない作品は「特命戦隊ゴーバスターズ」(2012〜2013年)以来10年ぶり。革新的な作品を目指すという意気込みが込められているとのことです。

スタッフ

【プロデューサー】井上千尋(テレビ朝日)

白倉伸一郎(東映)

武部直美(東映)

矢田晃一(東映エージエンシー)

深田明宏(東映エージエンシー)

【原 作】八手三郎

【脚 本】井上敏樹

【監 督】田粼竜太

【アクション監督】福沢博文

【特撮監督】佛田 洋(特撮研究所)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  2. 「地獄絵図」「えぐすぎやろ……」 静岡・焼津市の地下歩道が冠水 “信じられない光景”にネットあぜん
  3. 「なんで欲しいと思ったんですか?」 酔った勢いで購入 → 後日届いた“まさかの商品”に反響 「理性あったら買わないw」
  4. 友人にメダカと睡蓮をあげる→3年後に見に行くと…… 想像を超える“楽園”に「こんなに……!?」「めちゃくちゃ綺麗」
  5. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほどの変貌が379万表示「そこだけボッ!ってw」 半年後の現在について聞いた
  6. 「24時間テレビ」ラストスパートでのやす子へのわいせつ行為に非難 「胸触りにいってる」「気持ちが悪い」
  7. 「これ600円なの?」 大谷翔平が長く愛用しているデコピンの“おやつ入れ”、始球式で注目「おそろだった」「真美子さんが選んだのかな」
  8. 明石家さんま、69歳バースデー迎え長男から幸せ呼ぶ“輝かしいプレゼント” 同席した元妻・大竹しのぶは「最高の笑顔でした」
  9. 300円で購入した格安熱帯魚を、1年じっくり育てたら……宝石に化けた「価格に見合わない」激変に「ダイヤ感出て綺麗」「ラメがすごい」
  10. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」