保護子猫が“ミニミニ猫うどん職人”に 丹精込める子猫に「かわいすぎてうどんの注文忘れそう!」とメロメロ(1/2 ページ)
見とれて注文忘れそう……。
職人さんがうどんをこねるように、足踏みする赤ちゃん猫。Twitterに投稿されたそのいとおしい姿から目が離せません。
白猫の「珀慧(はくえ)」くんはこの日、フワフワのクッションを一心に踏みしめていました。クッションの柔らかさがお母さんのおなかと似ているのでしょうか。推定生後3週間の小さな体で一生懸命に前足を動かします。
細い前足ですが、力強さはまるでうどん職人さん。生地の状態を確かめるように真剣な表情で力を込めます。肉球を開いた前足でリズミカルにコネコネ。動画の最後では、出来上がり具合を確かめているのか、天を仰いで考えるようなしぐさもみせました。モッチモチの麺が打ちあがりそうですね!
このタイミングで珀慧くんに寄って来たのが、茶白の「橙磨(とうま)」くん。“うどん”の出来栄えが気になるのか、足元を確認するように絡みつきます。払いのけようとする珀慧くんと割って入ろうとする橙磨くんのあいらしい攻防も繰り広げられました。
投稿には、「小さいおててを全力でグーパーしてて愛おしい」「ドヤ顔最高」「これは一流になりそう」「ママを探しているようで少し切ない。かますママがいるからね」といったコメントが寄せられています。
珀慧くんと橙磨くんは、利発で長男気質の白茶「楓确(ふうご)」くんを加えた3兄弟。兄弟はこの1週間ほど前に、飼い主さんに保護されたばかりだったそうです。実は珀慧くん、脳神経障害の疑いがあり当初は、首が反ってしまい腹ばいになることさえできなかったといいます。それでも、兄弟たちに負けじと立ち、転んでは起き上がりを繰り返した珀慧くん。
※楓ごくんの「ご」はにんべんに吾
昼夜問わず3時間おきの授乳など、飼い主さんの献身的なお世話もあり獣医師さんが驚くほどの成長をみせています。
なお、3兄弟が保護されたのは2021年4月下旬とのこと。飼い主さんのTwitter(@nekokamasu)やYouTubeチャンネル「ねこかます nekokamasu」、ライブドアブログ「ねこかます」では、この頃撮った画像や動画をもとに成長の軌跡を振り返っています。ワチャワチャと兄弟がじゃれあったり、団子状態になったりとあいらしい姿を目にすることができます。
ちなみに、保護預かりや里親募集をしていた飼い主さんは、7匹の猫たちとも暮らしています(現在活動はほぼ休止中とのこと)。心優しい次男坊キジトラ「時雉(ときじ)」くんも、珀慧くんと同じうどん職人さんとしての才能を発揮。
猫の家族は、子猫育成のプロ白猫「麿白(まろしろ)」くん、猫並みはずれた鈍さを誇る白猫「暁璘(しゃおりん)」くん、美少年三毛「翡文(ひふみ)」くん、永遠の“子猫”茶トラ「参瑚(さんご)」くん、元武闘派ボスの茶トラ「チャー坊」くんと「釿汰(きんた)」くんと、とっても個性豊かです。
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