富山駅の粋な対応に「素敵やん」「温かい気持ちに」　新幹線の忘れ物に添えられたチケット風メッセージカード（1/2 ページ）

地元テレビ局も注目。

[谷町邦子，ねとらぼ]

　新幹線で忘れ物をしてしまったというTwitterユーザーの元に届いた、ほっこりする「粋なメッセージカード」が注目を集めています。

　投稿者はGIraFFE（@Natt82009413）さん。某日、新幹線を利用したときにうっかり愛用のタンブラーを車内に置き忘れてしまいました。

　確認してみるとタンブラーは富山駅に届けられていたそうですが、関東在住のために「タンブラーのために富山まで行くのはなぁ」とためらったそうです。

　そこでGiraFFEさんは富山駅から着払いで郵送を依頼。後日、無事に手元に届いたタンブラーを確認すると、そこには1枚のメッセージカードが添えられていたそうです。

ユーモアで気持ちを軽く、明るくなりますね

　メッセージカードは「お届け特急券」「富山駅→お客様」と書かれています。「お届け済み　また、こられ（また来てください）」と記されたスタンプも押され、本物のチケットのような遊び心があふれるデザインです。

こちらには心温まるメッセージが

　裏面には「不安な気持ちになられたことと思われますが、無事お客様へお渡しできて、私たちもうれしく思います」など、落とし物の主を気遣う言葉が書かれています。

JR富山駅

　GIraFFEさんはメッセージカードの写真とともに、「粋なメッセージカードもついてて感動　富山駅のみなさん素敵です！」と喜びの気持ちを投稿。「次は目的地としてうかがいます！」と、いつか富山を訪れたいという気持ちが高まったようです。

　この投稿は拡散され、富山県の日テレ系テレビ局「KNB（北日本放送）」のニュース番組でも取り上げられました。

　投稿を見た人からは「富山駅の駅員さん、素敵やん」「温かい気持ちになりますね」など、心づかいに感動の声が多く寄せられていました。また、「行きたくなるやん！富山！」と、富山県に興味を持った人も。地元に住む人からは「地元民としては何か嬉しい」などの声もありました。

　ちなみに、小倉駅（北九州市）から忘れ物を郵送してもらい、そのときにメッセージカードを受け取ったという人からのコメントもありました。メッセージカードにも駅ごとの個性があるようです。

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