漫画「私が体育を嫌いになった日」に共感の声 マラソンで遅れて走っていたら教師から「応援してやれ!」と言われ地獄絵図に(1/2 ページ)
一生懸命走っているのにさらし者になるつらさ……。
マラソンで周回遅れになりながらも頑張って走っていたら……。学校の「体育」を嫌いになった日を描いた漫画がTwitterで反響を呼んでいます。作者は漫画家の藤田里奈(@foorina)さん。
こちらは藤田さんが小学生の頃のエピソード。その日の体育はマラソンで、足が遅かったため最後の一人になってしまい、クラスの子たちに気付かれる前になんとか終わらせようと必死に走っていました。
すると、大きな声で「ざわざわするな!」と、すでに終わった子たちを注意する体育教師の声が聞こえてきます。そして続けて「まだ藤田が走ってるだろ! 先にゴールしたなら応援してやるんだ!」と、藤田さんにとっては耳を疑うような言葉が……。
自動的に全員の注目を集めることになった藤田さん。聞こえてくる応援のなかには笑い声もありました。それを受けた本人がどんな気持ちになったのかは言うまでもないでしょう……これは嫌いになるのも無理はない。
藤田さんはツイートで、体を動かすこと自体は嫌いではなく、「ダンスもします!下手なだけ!」と付け加えています。また「先生はよかれと思ってね!それもわかってるんだけどね!」と、当時の体育教師に悪気はなかったこともわかっているとしています。
このツイートに対しては7600件のいいねが集まり、マラソン以外の体育の授業でも同様のつらい目に遭ったという声が寄せられています。中には「私は跳び箱で囲まれました。『みんな飛べたら次の段行く』。もう何十年もたちましたが晒し者にされたことを忘れられない」「私も体育嫌いで常にビリッけつで『真面目に走れ!!』って教師に怒鳴られてたけど死ぬほど真面目でしたよ!」なんてエピソードも。
一部では「応援されることで頑張れる」という声もあるので一概には言えませんが、「注目が向かないように配慮して欲しい」「ほっといてほしい」との声が多いようです。中には「運動が嫌いという人の原因はだいたいコレ」という意見も。
藤田さんは他にも日常で起きたハプニングや“あるある”を漫画にしてTwitter/ブログで公開中。コミックスでは、学園ギャグ4コマ漫画『明日がんばる』(全2巻)や、海外旅行エッセイの『はとにっき』シリーズを手掛けています。
作品提供:藤田里奈(@foorina)さん
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