洗濯の鬼となり、ドン・キホーテの「色褪せ知らずの黒」「白さ続く白」シリーズを洗濯する
宮崎県に「鬼の洗濯板」という場所があります。
白い衣服というものがある。白いシャツを1枚は持っているという人は少なくないし、白いトレーナーや白いズボンなどを持っている人もいるだろう。白という色は清潔感があるし、他の色の衣服にも合わせやすい。
しかし白い衣服は、汚れが目立つという欠点もある。新品を買っても少し汚れるだけで目立ってしまうし、洗濯してもその汚れが落ちないこともある。
そんなことを思っていたら、ドン・キホーテから「白さ続く白」というシリーズのスキニーパンツが発売されていた。汚れが落ちやすい特殊加工を素材に施しているので、汚れがついても洗濯すればすぐ落ちるというのだ。
そこで私は、白に厳しい“洗濯の鬼”となり、それが本当か検証したいと思う。
洗濯の鬼「白鬼」登場
古い仁侠映画などを観ていると、白い服を着て登場した人が撃たれ、服が赤く染まる……というシーンがよくある。何が言いたいかというと、白い服には赤い色がよく映えるのだ。よくも悪くも、白い色の中では白以外がよく目立つのである。
ズボンのもも部分に醤油をたらしてしまうとか、食事をしていたらよくあることだ。しかしそれが白いズボンだと、とにかく汚れが目立つ。洗濯して汚れが薄くなっても、うっすら残っているのが目立ってしまうことなんかもある。汚れてしまうこと自体は仕方ないことだけれど、洗濯でも落ちない汚れというのは白い衣服にとっては致命的だ。だから私はこれまで、白い衣服を着るのをためらっていた。
そこに登場したのが、ドン・キホーテのオリジナルブランド「情熱価格」から発売されている「白さ続く白 スキニーパンツ」である。“汚れにくく”するのではなく、素材の親水性を高めて“汚れを落としやすく”している製品なのだそうだ。これこそが私が求めるものだった。たとえ汚れても洗濯すれば真っ白に戻る。もしそれが本当ならば、洗濯の鬼となった私も微笑みを浮かべることだろう。
そしてこちらは、同じく「情熱価格」の「色褪せ知らずの黒」シリーズ。「色褪せ知らずの黒」シリーズのズボンは、スキニーパンツとストレートパンツの2種類ある。このシリーズは、特殊な染料により洗濯しても黒が色褪せにくいものになっているという。なんと80回洗濯しても色褪せしないというのだ。
黒い服は、繰り返し洗濯するうちに色褪せて、くたっとした感じが出てしまうことがある。常に漆黒である方がかっこいい。本当に色褪せしないのか、洗濯の鬼ならばこれも試さないわけにはいかないだろう。
「白さ続く白」シリーズを全身にまとい、私は洗濯の鬼・白鬼(びゃっき)となった。このシリーズからは、スキニーパンツだけではなく、スウェットパーカーや長袖Tシャツなども出ているのだ。ここまで全身白い服となると、汚してしまわないようにしよう、汚れがつきやすい場所には行かないようにしよう、などと考えてしまうのが普通だろう。でもこれは「白さ続く白」シリーズだから、行動が制限されない。汚れても洗濯すれば大丈夫だから。私は自由となったのだ。
なぜ鬼なのか、という疑問も浮かぶだろう。それは私が“洗濯の鬼”とならなければならないからだ。本当に「白さ続く白」なのか、「色褪せ知らずの黒」なのか。心と顔を鬼にして、それを確かめなければならない。検証の地に向かおうではないか。
「色褪せ知らずの黒」を洗濯する
私は、検証のためにわざとズボンを汚すことは好まない。自然に生活する中で、どれほど汚れがつくのか検証したいという思いもある。そこでまずはこの服装で行動し、汚れた白いズボンを作り上げてから、洗濯したいと思う。
では、この格好で何をするのか? 洗濯である。「色褪せ知らずの黒」シリーズを思いきり洗濯するのだ。
白鬼の私が飛行機に乗ってやってきたのは宮崎県。ここに「鬼の洗濯板」という場所があり、洗濯の鬼となって洗濯するならここしかないと思っていた。だって、鬼の洗濯板だから。
砂岩と泥岩の地層が縞模様になっている。これは地層の硬さの違いによるものだ。硬い砂岩層が突き出し、柔らかい泥岩層が窪んでいるのだ。洗濯板のように凹凸が並んでいるから、昔からこの場所は「鬼の洗濯板」と呼ばれている。
この場所で「色褪せ知らずの黒」シリーズを、本当の洗濯板を使って洗濯する。洗濯の鬼であるから、色褪せろという心意気で強く、それは強く洗濯板に押しつけて上下させた。
とにかく洗濯
もちろん、この一回の洗濯で色褪せないのは当然と思っている。なのでとにかく洗濯をすることを選択した。なぜなら白鬼だから。白さ続くことにこだわり、黒さが続くことに喜びを感じる鬼だから。
洗濯しまくった。心を鬼にして強くゴシゴシと洗濯板で「色褪せ知らずの黒」シリーズをこすりまくった。全ては本当に色褪せしないのかを知るためだ。洗濯の鬼はそこが気になるのだ。見た目は白鬼だけど、黒にもうるさいのだ。
洗濯岩に戻って
そのような感じで、ゴシゴシと洗濯してまわった。鬼の洗濯岩での洗濯はその仕上げのような位置づけだ。洗濯の鬼・白鬼の本山が鬼の洗濯板なのだ。ここまでして色褪せなければ、「色褪せ知らずの黒」は本物と言ってもいいだろう。
また黒い衣服は、白っぽいほこりが目立つという悩みもあるけれど、「色褪せ知らずの黒」シリーズにはほこりがつきにくいという特徴もある。それも今回の検証で実感できた。普通に洗濯機で洗濯しても、洗濯板で洗濯しても、買った時のような仕上がりで、こいつはすごいぞ、と鬼感動したのだ。
そもそも、80回洗濯しても色褪せないという結果が公式に出ている。それを改めて実感したのだ。色褪せる感じは全くしなかった。洗濯の鬼である私を満足させる、まさに「色褪せ知らずの黒」だった。
「白さ続く白」はどう?
いろいろな場所を回って「色褪せ知らずの黒」を洗濯したのは、「白さ続く白」を汚すためでもあった。海や山、あちこちで洗濯すれば、自然に汚れると思っていたのだ。その結果、普通に過ごすくらいでは、白い衣服でも意外に汚れないものだと気づいた。
「白さ続く白 スキニーパンツ」は汚れが落ちやすいから、気軽に着ることができる。だけどそもそも、白い衣服というものを着ていても、普通に過ごしている分にはそこまで汚れないんだと知った。汚すことを恐れて、これまで白い衣服はあまり選んでこなかったのだけれど、そもそも論として、そこまで几帳面にならなくてもいいのだ。汚れを恐れることはない。それも発見だった。
宮崎県や鹿児島県では、郷土食として「鶏刺し」や「鶏のたたき」がある。地元のスーパーに行けば普通に売っている。私は鹿児島に住んでいたこともあり、これが大好きなのだ。東京で食べることは滅多にないので、この辺りに寄ることがあれば必ず食べるようにしている。
鶏刺し用の少し甘めのタレもあるのだけれど、私は醤油で食べるのが好きだ。色褪せ知らずの黒が本物だった祝杯と、白い服はそもそもそんなに汚れないと知った喜びを記念して食べたいと思う。これ、めちゃくちゃおいしいのよ。
ここまで「白さ続く白 スキニーパンツ」の能力を全く必要とせずに白さを保っていたのに、最後にやってしまった。おいしいと喜んでいたら醤油を盛大にこぼした。白さ続く白スキニーパンツに醤油のシミ。「白さ続く白 スウェットパーカー」にも醤油のシミがついてしまった。
醤油のシミなんて関係ないのだ、たぶん。「白さ続く白」シリーズを着ているのだから。洗濯すれば落ちちゃうのだ、たぶん。汚れが落ちやすい加工がしてあるのだ。今までは白い服に醤油をこぼしたら終わりだったけれど、醤油はシミになりやすいけれど、「白さ続く白」シリーズなら問題ないのだ、たぶん。
浮かれてしまった。盛大にコケた。寒い。とても寒い。「白さ続く白」はすぐれものだけれど、油断してはならない。冬の海でコケるから。急いで体を拭き、「白さ続く白」シリーズのスウェットパンツと長袖Tシャツに着替えて、コインランドリーに向かった。
黒さが続くとわかって、もう鬼である必要はないと鬼のお面を外していたけれど、状況が変わった。洗濯の鬼として、醤油のシミが落ちるのか、再び白鬼になる必要があった。落ちるとは聞いているけれど、本当に落ちてくれるのか。検証する時が来てしまったのだ。
洗濯が終わり再び着てみると、買った時と同じ白さに戻っていた。醤油のシミなんて一つもない。スキニーパンツもスウェットパーカーも真っ白。白鬼もこれには笑顔がこぼれる。だって真っ白なんだもん。
こんなにも落ちると思っていなかった。白を着ていても意外と汚れないし、汚れたとしても、たとえば今回の醤油のシミ程度ならば、「白さ続く白」シリーズならあっさり落ちちゃう。汚れを恐れずに、白い衣服をもっと気軽に着てもいいのかもしれない。
白も黒も、続く幸せ!
衣服の汚れや色褪せなどは、避けがたいものだと思っていた。それがこの「白さ続く白」「色褪せ知らずの黒」シリーズではかなり改善されている。そしてここまでの本文では一切触れてこなかったけれど、着心地もいい。洗濯の鬼である私も、お面の下で笑顔になった。鬼などではない、微笑み天女になったと言ってもいい。それほどに安心感のあるシリーズだった。
(編集部注:本記事では、許可を得て「鬼の洗濯岩」での撮影を行っています。外での洗濯では洗剤を使用せず、持ち込んだ水を使用して洗濯桶の中で洗濯し、水はすべて持ち帰っています。)
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