インドの電車内で子どもがギャン泣き　→　周囲の乗客たちの親切さに「感謝と同時にびっくり」した話（1/2 ページ）

周りへの気遣いと、周りからの思いやり。

[大里ミチル，ねとらぼ]

　心がほっこりする日常の一場面を切り取ったツイートを、イラストともにご紹介する企画「すてきな実話」。今回はインドで子育てしているという、Hiromiさん（@hiromiiiii7）のお話です。

みんなが助けてくれてる……！（イラスト：野田せいぞ）

お母さん、大丈夫だから

インドで4時間近く子供と電車乗らなきゃいけないことがあって、わりと早い段階でギャン泣きが始まってしまい、ただただ抱っこして耐えるしかなかった時、他の乗客の方々が何人も私たちの所へ訪れて、お菓子をくれたり、自分の私物で遊んで良いよとカバンを全開にして見せてくれたり、

「君を助けたい」と熱心に話しかけてくれたり、本当にたくさんの人が当然のように声をかけてくれた。感謝と同時に正直びっくりしてしまった。延々と響きわたる他人のギャン泣きに一切不快を感じない人はいないと思うけど、そこにどんな態度をとるかは自分次第だなと。

（Hiromiさんのツイート）

　日本でも見られる「電車内で子どもが大泣きしてしまう」という不安な状況を、異国の地で体験したというHiromiさん。インドでは子どもにお菓子をくれたり、「遊んでいいよ」と私物を見せてくれたりと声を掛けてくれる乗客が多く、「感謝と同時に正直びっくりしてしまった」とか。

　このツイートにネット上では「まわりがお母さんの負担を軽くできないか考えることこそマナー」「ここまでは出来ないにしても、子供の声に目くじらたてるような人間で居たくない」といった反応が寄せられています。また、Hiromiさん自身もこの出来事について「延々と響き渡る他人のギャン泣きに一切不快を感じない人はいないと思うけれど、そこにどんな態度を取るかは自分次第だなと思いました」とコメントしています。