胃がんステージ4のバレー日本五輪代表・藤井直伸、リーグ戦4位の自軍祝福 病を克服し「必ず元気にコートに帰ります!」(1/2 ページ)
2月末にがんを告白した際にも復帰を宣言。
東京オリンピックバレーボール男子代表の藤井直伸選手が4月4日にInstagramを更新。ステージ4の胃がんを克服し、コートに必ず復帰してみせると宣言しています。
藤井選手は2月27日にInstagramを通じ、自身が胃がんを患っていると告白。2021年の年末から続く目の不調で検査入院したところ、病気が判明したといい、目の症状は脳に転移したがんの影響で発生していたのではないかと説明。
「転移は複数ある可能性がある」と治療の難しさにも言及しつつ、家族やキャプテンを務めているVリーグDIVISION1「東レアローズ」のチームメイトたちの温かい支えを受けているとも明かし、「みんなの莫大なエネルギーを力に変えて、必ず元気になります!!」と力強く語っていました。
チームを運営する「東レ」側も同日に公式サイトを通じ、藤井選手の胃がんを公表した上で、自身が率いるチームには帯同せず治療にあたるとした他、「本人の強い希望もあり主将は交替しない予定です」「チームとしては、藤井主将が少しでも安心して治療に専念できるよう毎試合での勝利を目指します」とコメント。主将不在となったチームは「2021/2022 V.LEAGUE DIVISION 1 MEN」で激闘の末に25勝11敗の成績を収め、10位中4位につけていました。
藤井さんは、自身の背番号「21」のゼッケンを掲げたチームの集合写真をInstagramに投稿。困難を乗り越えて全36試合を戦い抜いた選手たちを「このチームでキャプテンをやらせていただいたことを誇りに思います」とたたえ、パナソニックパンサーズとウルフドッグス名古屋がファイナル進出をかけた3日の試合を「本当に面白かったですし、チームは違えどやはりバレーボールの面白さ、熱さに元気を貰いました」と回想。
白熱の試合ぶりに刺激を受けたとみえ、「またそういう熱い闘いを自分自身がしたいと思ったので、必ず元気にコートに帰ります!!」とファンに向かって再度誓っていました。
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2012年に子宮頸がんのため子宮全摘手術を受けていました。
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