胃がんステージ4のバレー日本五輪代表・藤井直伸、リーグ戦4位の自軍祝福 病を克服し「必ず元気にコートに帰ります!」(1/2 ページ)

2月末にがんを告白した際にも復帰を宣言。

» 2022年04月04日 18時35分 公開
[斉藤賢弘ねとらぼ]

 東京オリンピックバレーボール男子代表の藤井直伸選手が4月4日にInstagramを更新。ステージ4の胃がんを克服し、コートに必ず復帰してみせると宣言しています。

胃がんがステージ4のバレー日本五輪代表・藤井直伸が掲載したチームメイトの写真 藤井選手が掲載したチームの集合ショット(画像は藤井直伸Instagramから)

 藤井選手は2月27日にInstagramを通じ、自身が胃がんを患っていると告白。2021年の年末から続く目の不調で検査入院したところ、病気が判明したといい、目の症状は脳に転移したがんの影響で発生していたのではないかと説明。

 「転移は複数ある可能性がある」と治療の難しさにも言及しつつ、家族やキャプテンを務めているVリーグDIVISION1「東レアローズ」のチームメイトたちの温かい支えを受けているとも明かし、「みんなの莫大なエネルギーを力に変えて、必ず元気になります!!」と力強く語っていました。

 チームを運営する「東レ」側も同日に公式サイトを通じ、藤井選手の胃がんを公表した上で、自身が率いるチームには帯同せず治療にあたるとした他、「本人の強い希望もあり主将は交替しない予定です」「チームとしては、藤井主将が少しでも安心して治療に専念できるよう毎試合での勝利を目指します」とコメント。主将不在となったチームは「2021/2022 V.LEAGUE DIVISION 1 MEN」で激闘の末に25勝11敗の成績を収め、10位中4位につけていました。

 藤井さんは、自身の背番号「21」のゼッケンを掲げたチームの集合写真をInstagramに投稿。困難を乗り越えて全36試合を戦い抜いた選手たちを「このチームでキャプテンをやらせていただいたことを誇りに思います」とたたえ、パナソニックパンサーズとウルフドッグス名古屋がファイナル進出をかけた3日の試合を「本当に面白かったですし、チームは違えどやはりバレーボールの面白さ、熱さに元気を貰いました」と回想。

 白熱の試合ぶりに刺激を受けたとみえ、「またそういう熱い闘いを自分自身がしたいと思ったので、必ず元気にコートに帰ります!!」とファンに向かって再度誓っていました。

胃がんがステージ4のバレー日本五輪代表・藤井直伸 藤井直伸選手(画像は藤井直伸Instagramから)
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」