「雀魂×かぐや様は告らせたい」コラボに藤原書記がいないのは“書記”が中国でNGだから? 運営元のYostarに聞いた(1/2 ページ)
Yostarの回答は……。
麻雀ゲーム「雀魂-じゃんたま-」(公式サイト)と、アニメ「かぐや様は告らせたい」のコラボイベントで、なぜか登場キャラクターに“藤原書記”こと藤原千花がいないことが話題になっています。ネット上では「“書記”が中国でNGだからではないか」との声もあがっていますが、運営元のYostarになぜなのか直接聞いてみました。
事前発表によると、今回のイベントで登場が決定しているのは、四宮かぐや、白銀御行、早坂愛、白銀圭の4人。しかし、主人公ポジションの2人(副会長の四宮かぐや、生徒会長の白金御行)は当然参戦するとして、生徒会書記であり、作中では2人に次ぐ“準主役”ポジションである藤原千花がいないのは確かにやや不自然です。ちなみにアニメ公式サイトのキャラクター紹介でも、藤原書記はかぐや、御行に次いで3番目に紹介されています。
そんな状況を受け、ネット上では「藤原千花がいないのは“書記”が中国でNGだからではないか」との臆測が飛び交うことに。「雀魂」を日本で運営するYostarは中国系の企業であり、中国共産党のトップである“総書記”をイメージさせる“書記”は確かにデリケートな単語……のようにも思えます(このあたりの肌感覚については、AUTOMATONが社内の中国出身スタッフに聞いています)。
とはいえ「“書記”が中国でNGだからでは」というのはあくまでプレイヤーの臆測にすぎません。実際のところはどうなのか、運営元であるYostar広報に聞いたところ、次のような回答がありました。
Yostarのコメント
こういったご意見はSNSなどを通じ存じており、「藤原千花」さんが非常に人気なキャラクターであることをもちろん弊社も開発会社側も認識しております。
コラボ雀士に関してはゲーム内シナリオやプランニングを通じて都度キャラクター選定や実装人数などを決定させていただいており、具体的な選定方法についての回答は差し控えさせていただけますと幸いです。
今回の場合ですと、一度に実装できる人数には限りがあったため、熟慮の上で運営と開発側の強い要望(性癖?)により今回の4人を選定、版元様にもご許可をいただいた上で実装させていただいた、とのことです。(Yostar広報)
Yostarによると、具体的な選定方法については伏せたいとしつつも、コラボ雀士の選定にあたっては「ゲーム内シナリオやプランニングを通じて」総合的に決定しているとのこと。加えて一度に実装できる人数なども考慮しつつ、さらに運営と開発側の要望(性癖?)により今回の4人を決定したとしています。
一般論として、こうしたコラボ企画ではさまざまな事情を考慮したうえで登場キャラクターを決めるのが通例。残念ながら肝心なところについては伏せられてしまいましたが、もちろん単なる「運営・開発側の性癖で」という理由も十分にあるでしょう。性癖なら仕方がないな!
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