途中でバスを乗り換え！　引退間近の二階建て「エアロキング」と昭和の路線バス車両に乗れる延命支援ツアー開催（1/2 ページ）

面白そうなツアーだ……！

[大泉勝彦，ねとらぼ]

　日本旅行は、「エアロキングプレミアムドリームで行く備北バス富士重工6E型貸切乗車・延命支援の旅」ツアーを2022年6月6日と10日に実施します。

2022年6月に引退するという西日本ジェイアールバスのエアロキング（ツアー当日は同型の別車両で運行）（画像提供：西日本ジェイアールバス）

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　ツアーは大阪発着の日帰り行程です。西日本ジェイアールバスが保有する国産二階建てバス「三菱ふそうエアロキング」のプレミアムドリーム車（BKG-MU66JS、2010年式）と、備北バス（岡山県）が保有する1987年式の路線バス車両「2511号車」（日産ディーゼルP-RM81G＋富士重工製6E架装車）に貸切乗車します。

備北バス（岡山県）が保有する1987年式の「2511号車」（画像提供：備北バス）

ツアーの行程表。道の駅山陽道やかげ宿でバスを乗り換える

　西日本ジェイアールバスのエアロキングは、東京～京阪神間を運行する高速夜行バス「プレミアムドリーム号」に充当される車両で、2022年6月中の引退を予定しています。2階はシート幅52センチの3列シートで、1階には3席しかないシート幅60センチ、リクライニング角度約156度の「プレミアムシート」を備えるのが特長です。

エアロキングの車内。2階は3列の「スーパーシート」、1階には1台に3席しかない「プレミアムシート」を設ける（画像提供：西日本ジェイアールバス）

　備北バス本社車庫へ向かう途中には2511号車の走行写真の撮影時間を設け、備北バス本社車庫ではもう一台の6E型「2350号車」やボンネットバスも含めた撮影会を実施します。なお、備北バスでは昭和時代に製造された路線バス車両の延命工事を計画しており、ツアー参加者には現地で修繕費用として1人1000円以上の寄付を募ります。

今では珍しいボンネットバス「1132号車」も車庫で撮影できる（画像提供：備北バス）

　旅行代金は、プレミアムシート（1階）利用で1万8000円、スーパーシート（2階）利用で1万5000円（大人・小人同額）。最少催行人数は各出発日20人。申し込みは日本旅行大阪法人営業統括部のWebサイトで受け付けています。