新幹線のホームに“バターサンド特化”のとがった自動販売機があると話題に 販売元「思った以上の反響」と回答(1/2 ページ)
新幹線の楽しみがまた1つ増えました。
JR新大阪駅の新幹線ホームで“バターサンド特化”のとがった自動販売機が目撃され話題になっています。最近では飲み物以外にもさまざまなものが売られている自販機ですが、バターサンドオンリーとは珍しい……。一体どういう経緯で設置することになったのか、販売元に取材しました。
この珍しい自販機を目撃したのは、Twitterユーザーのうりおかさん。出張で新大阪駅を訪れた際に見つけたとして、写真をツイートしました。バターサンドについては、「車内で食べるには難易度高かったけどめっちゃおいしかったのでまた買う」とコメントしています。
Twitterでは「車内販売のコーヒーと食べたい」「もっといろんな駅で売ってほしい」と興味を示す投稿が多く寄せられました。また、「大阪に行く日がいつ来るのやら……」「新幹線に乗る予定がない」など、入手の難しさを嘆く声も上がっています。
自販機で売られているのは、兵庫県西宮を中心に展開する老舗和菓子屋・高山堂の「米粉のバターサンド」。公式サイトによると、米粉と玄米粉を使ったサブレでバタークリームを挟んだ、和菓子屋らしいバターサンドとのことです。自販機はJR新大阪駅25、26番線の11号車前に設置されており、「米粉のバターサンド」を1つ320円で買うことができます。
バターサンドの自販機を新幹線のホームに設置するにいたった背景について、高山堂に聞いたところ、東海キヨスクからの依頼で決まったとのことでした。その際、メニューは車内でおやつにできるようにと考え、ばら売り中心に。また、自販機は駅のホームのほか、西宮本店、武庫之荘店、箕面店の高山堂の3つの路面店舗の前に設置されているといいます。
売れ行きについて尋ねると「思った以上の反響と売れ行きで驚いております」との回答が。最後にひとことコメントをいただきました。
高山堂:話題にしていただき、うれしく思います。新幹線のホームでは「米粉のバターサンド」のみの取り扱いですが、弊店前の自販機では従来の和菓子も取り扱っており、今まで和菓子に触れる機会が少なかった方に気軽にお求めいただいています。
なお、高山堂ではオンラインショップでの販売も行っています。遠方に住んでいて新大阪駅や店舗にはなかなか行けないという場合も、オンラインで「米粉のバターサンド」を購入することが可能です。
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