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» 2022年06月01日 06時15分 公開
火炎放射器でもノーダメージ! 小説家と出版社が共同で“焚書できない本”を制作 アメリカ(1/2 ページ)
火炎放射器でも、燃やせません。
[関口雄太,ねとらぼ]
小説家と出版社が手を組み、図書館から特定の書籍が排斥されている現状に抗議する意味を込めて“焚書”できない耐火性の書籍を作りました。その名も、「TheUnburnableBook」(燃えない本)。
取り組みを行ったのは、著作『侍女の物語』などで知られるカナダの小説家マーガレット・アトウッドさんと、米出版社ペンギン・ランダムハウス。公開された動画では、アトウッドさんが巨大な火炎放射器を抱え、「TheUnburnableBook」に炎を吹きかけるも……燃える気配は全くナシ。焚書が不可能な仕上がりなのは間違いなさそうです。
アトウッドさんは、「まさか自分で自著を燃やそうとすることになるとは想像もしませんでした。しかも、失敗することになるとは」とコメントしています。
本書が作られたのは、米国内の学校の図書館で起きているとされる特定の内容を扱う書籍の排斥に抗議するため。海外報道によると、人種やLGBTQに関する本が学校の図書館から姿を消しているとのこと。
米著者団体ペン・アメリカの発表によると、図書館から排除対象となった作品リストの4割近くは、主要な登場人物が有色人種、2割ほどが人種や人種差別を取り扱ったものなのだそうです。いずれも生徒の保護者などが蔵書に対して異議申し立てを行ったことを受けての行動と見られています。
なお本書は、競売会社サザビーズによるオークションにかけられており、5月31日10時時点の最高入札価格は9万ドル(約1150万円)。競売の終了は6月7日を予定しており、収益は全てペン・アメリカの表現の自由を支援する活動に寄付するとしています。
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